第5回京都府営水道ビジョン検討部会開催結果
1 開催日時
平成29年9月5日(火曜日)15時00分~16時30分
2 場所
京都ガーデンパレス「祇園」
3 出席者
委員
西垣部会長、池淵委員、太田委員、小林委員、佐藤陽子委員、田中委員、田野委員、山田委員
事務局
環境部長、公営企業管理監ほか
4 開催結果の概要
- 京都府営水道ビジョン(改訂版)中間案について、意見交換。
- 今回で府営水道ビジョン検討部会としての議論を終了。
部会で出された意見を受けて、西垣部会長と相談の上、京都府が必要な修正を行い、今秋開催予定の京都府営水道事業経営審議会に報告することを了承。
5 「京都府営水道ビジョン(改訂版)」中間案についての主な意見
(1)本編
全般
- 連携の重要性など今回充実させた項目について、施策としての書き込みはあるが、その達成状況を図る指標がないため、目標値を設定しておくのが望ましい。
府営水道の適正規模(12ページ)
- 府営水道と受水市町双方の予備力について、どの時点でどれだけ備えておくのか、災害時・平常時ともに、数値化しながら、今後しっかりと議論を行っていただきたい。
費用負担のあり方(59ページ)
- 具体的に議論を進めるため、現在算入していない経費も原価算入して試算すべき。数値を示して、初めて議論になる。
府営水道と受水市町全体のアセットマネジメント(60ページ)
- 後期取組において、府営水道と受水市町全体のアセットマネジメントを進めていくことが重要な課題の一つと考える。取組をより推進していくためにも、数値化し示していくことが望ましい。
- アセットマネジメントと言っても、人により受け止め方(アセットのメンテナンスなのか、組織プロセスも含むのか)が異なるため、定義付けをしておく必要あり。
経営基盤強化に向けた経営形態の検討(60ページ)
- 人材が減少しているなか、技術的なことだけでなく、事務に関することも実務者レベルで情報共有していくことは有用。アドバイスする立場の人を設け、全体で人材を共有していくことも、今後検討してはどうか。
- 経営基盤を強化していくために、広域化の検討を進めることが有効と感じた。今後検討が進むことを期待したい。
未来を見据えて(68ページ)
- 定性的な課題に対して今後どのように実現させていくのかを結びとして追記してはどうか。
(2)資料編
水循環マップ(132ページ)
- 上下水の水循環が描かれたよい資料であるが、使用した水がどこへ流れるのか認識してもらうために、排水処理状況部分の充実を図られたい。
用語の説明(161ページ)
- 今回追記した項目について、漏れがないよう再度確認をされたい。
(3)概要版
- 本文の趣旨が省略され、伝わりにくくなっている箇所があるため、記載に工夫をされてはどうか。また、重要な用語については、概要版にも説明を追記された方がよい。
6 添付ファイル
京都府営水道ビジョン(改訂版)中間案
ファイルサイズが巨大なため、分割して掲載します。
本編
資料編
概要版