めぐる季節の点描(149)
江戸時代から続く歴史の名残を感じる古道
普甲峠の石畳道(宮津市)



宮津市街から府道9号線を南へ6キロ。美しい田園風景が過ぎると、普甲峠に着きます。普甲峠は丹後天橋立大江山国定公園の中でも、雄大な自然が魅力の大江山連山の北端。宮津と福知山を結ぶ宮津街道が通っており、今も随所に石畳の道が残っています。
この街道は、江戸時代に宮津藩主が開いた道で、藩主の参勤交代また西国三十三所巡礼道などとして、多くの人々が行き交いました。文化庁の「歴史の道百選」に選定されています。山の中ということもあり、聞こえてくるのは虫や鳥たちの声と風に揺らめく木々の音。周囲を高い木に囲まれた峠道で、所々、急な坂道もありますが、心地よい自然の音楽に耳を傾けながら歩くことができます。ざっと橋という小さな橋を渡り、しばらくやや急な坂道を行くと大江山スキー場に到着。ここが峠の頂上付近で、天気が良ければ日本海を望むことができます。そして、府道9号線を越えて再び宮津街道に入ると下り坂になります。
江戸時代の面影を残す古道を歩き、古人の旅に思いをはせてみてはいかがでしょう。

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[問い合わせ先]
宮津市教育委員会
TEL 0772-22-2121
北近畿タンゴ鉄道「宮津駅」から丹後海陸交通バス「岩戸」下車、徒歩10分
