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特集 きょうとこどもの城づくり

希望の京都を、つくる

すべてのこどもたちが、生まれ育った環境に左右されることなく将来に夢や希望を持って成長していけるように。
府では、こどもたちが、自分の家のように安心して過ごせる場所を作り、育ちや学びをサポートする総合的な支援メニューを「きょうとこどもの城づくり事業」として創設しました。
この事業を活用して、今、府内各地で取り組みが広がっています。

PROJECT1 こども食堂

多様性を大切に いろんな子が交流できる場に

 毎月第3土曜の昼、保津ヶ丘文化センター(亀岡市)で開かれる『かめまる子ども食堂』は、現役ママである関本里絵さんらが中心になって始まった取り組みです。「うちには障がいを持つ双子の息子がいます。彼らが地域の小学校で自然に打ち解けていく姿を見て、自分たちも多様な子たちが触れ合える場を作りたいと思ったのが、活動を始めたきっかけでした」(関本さん談)。誰もが気軽に参加できるよう事前申し込みは不要で、地元を中心にさまざまな個性を持つこどもたちが毎回20~30人集まります。ボランティアの皆さんが作ったカレーライスをみんなで味わった後は、駆けっこやボール遊びなどを自由に楽しみます。
 平成28年の開設から3年、共感の輪は広がり、ボランティアには大人たちだけでなく地元の中学生たちも参加。地域の有志からは、食材として野菜やお米が毎回どっさり寄せられます。
 「多様性をテーマに続けてきて、地域の理解、こどもの可能性、つながりが深まったのが何よりうれしい。もっといろんな人が来やすい場にしていきたいです」(同)

かめまる子ども食堂 代表 関本里絵さん
かめまる子ども食堂
代表 関本里絵さん

  かめまる子ども食堂では、毎月、地域の有志から届いた食材をアレンジ
かめまる子ども食堂では、毎月、地域の有志から届いた食材をアレンジ

シニアから大学生、子どもたちへ「おいしいね」で世代をつなぐ

 毎月第4水曜の夕方、京田辺市中部住民センターで開催される『スマイルダイニング』は、地元シニア世代中心のボランティアチームが運営するこども食堂。一昨年、代表の佐野良一さんが、地域のこどもたちが直面する"孤食"の現状を知り、「放ってはおけない」と発起したのが活動の始まりでした。運営に関わるメンバーの大半は70歳以上。日頃ボランティア活動に熱心な仲間に声を掛け、準備期間約1年、平成29年の開設にこぎ着けたといいます。
 「皆さん、こどもから元気をもらえるといって快くお手伝いいただいています」(佐野さん談)
 参加は基本的に事前申込制で、こどもは無料で利用可能。夕食の調理をこどもが手伝う"お手伝い教室"、夕食会、地元の大学生ボランティアらによる学習指導の3部構成で、宿題などのフォローも行います。
 「私らも年なので毎月の運営は大変。でもこどもたちが『おいしかった!』と言ってくれるだけで全てが報われる。各学区に一つずつ、こうしたこども食堂ができるといいなと思っています」(同)

チームせせらgoo(グー)スマイルダイニング 代表 佐野良一さん
チームせせらgoo(グー)
スマイルダイニング
代表 佐野良一さん

参加のこどもたちも、盛り付けなどの手伝いで大活躍します
参加のこどもたちも、盛り付けなどの手伝いで大活躍します

スマイルダイニングの食事風景。ボランティアと共にみんなで味わいます
スマイルダイニングの食事風景。
ボランティアと共にみんなで味わいます

近隣農家の野菜をはじめ、各団体から提供された食材で作ったメニュー
近隣農家の野菜をはじめ、
各団体から提供された食材で作ったメニュー

食後には、ケーキで誕生月のお祝いも
食後には、ケーキで誕生月のお祝いも

連絡帳でこどもたちの様子や気になることを父兄と共有
連絡帳でこどもたちの様子や気になることを父兄と共有

PROJECT2 こどもの居場所

居場所がある安心感の中で未来への夢を描けるように

 長岡京市の交流拠点『みんなのお家』で開催されている英語塾『アイリス』は、ひとり親家庭のこどもたちのための居場所の一つです。「地域のひとり親家庭のお母さんから『学童保育が4年生で終わるから、5年生以降が心配』という声を聞いて、働く親の帰りを待つ子たちの居場所を作ろうと思ったんです」と語るのは、長岡京市三つ和母子会の佐竹幸子さん。以後、周囲に会場やボランティアの協力を募り、1つ目の居場所『バンブーガーデン』を開きました。試行錯誤しつつも軌道に乗り、人脈にも恵まれて、今年4月に2つ目となる『アイリス』をスタート。
 「1つ目の居場所では、夕食の提供と宿題の促しなどをしますが、ここでは英語に親しんでもらうのが中心です。『楽しい』と言って両方に通ってくれている子もいますよ」(佐竹さん談)
 運営者の佐竹さん自身、ひとり親で子育てをしてきた経験者。「同じ苦労を知る者として、悩みや相談を聞いています。こどもと親、両方がほっこりできる居場所でありたいですね」(同)

京都府母子寡婦福祉連合会 長岡京市三つ和母子会 会長 佐竹幸子さん
京都府母子寡婦福祉連合会
長岡京市三つ和母子会
会長 佐竹幸子さん

ネイティブスピーカーの先生が、ゲームなどを取り入れて楽しく英語をレッスン
ネイティブスピーカーの先生が、
ゲームなどを取り入れて楽しく英語をレッスン

家に帰るまでの空腹を満たすため、おにぎりを作って小腹対策家に帰るまでの空腹を満たすため、おにぎりを作って小腹対策
小さい子のために、パズルや絵本なども常備
小さい子のために、パズルや絵本なども常備

会場は、風情ある古民家を活用した交流拠点『みんなのお家』
会場は、風情ある古民家を活用した交流拠点『みんなのお家』

きょうとこどもの城づくり事業

こどもたちの未来を守るため、平成29年度から始めた「きょうとこどもの城づくり事業」。次の6つの支援メニューについて開設費や運営費の助成を行い、今後もさらなる充実を目指しています。
※平成30年3月末現在

きょうとこどもの城

1 こども食堂

無償または低価格で食事を提供し、居場所やその他の福祉施策につなぐ入り口となる「こども食堂」を支援します。

37カ所

[お問い合わせ]
家庭支援課
TEL:075-414-4584 FAX:075-414-4586

2 こどもの居場所

ひとり親家庭のこどもと保護者が気軽に集える居場所で、こどもの生活習慣の確立と学習習慣の定着に向け、支援します。

26カ所

[お問い合わせ]
家庭支援課
TEL:075-414-4584 FAX:075-414-4586

3 地域未来塾

学習が遅れがちな中学生などを対象に、地域住民が協力して学習補助を行う「地域未来塾」の開設を支援します。

40カ所

[お問い合わせ]
社会教育課
TEL:075-414-5884 FAX:075-414-5888

4 シェアハウス

児童養護施設などに入所していた人たちが、退所後に自立に向けた共同生活を営む住まいを設置し、支援します。

1カ所

[お問い合わせ]
家庭支援課
TEL:075-414-4582 FAX:075-414-4586

5 フリースクール

不登校のこどもたちの社会的自立を支援するため、学校と連携して教育活動を行う府認定のスクールです。

6校

[お問い合わせ]
学校教育課
TEL:075-414-5831 FAX:075-414-5837

6 未来づくりサポーター

学習支援をはじめ、文化・スポーツ・自然など非日常の体験活動、食育活動などを通じて、こどもたちの成長をサポートする大学生らのボランティア活動を支援します。

8団体

[お問い合わせ]
家庭支援課
TEL:075-414-4584 FAX:075-414-4586

INFORMATION

こども食堂の開設・運営を応援します!

月1回以上、こども食堂を実施する団体に対して補助金を交付します。交付要件や応募方法などについては下記へお問い合わせください。

対象 法人だけでなく任意団体も応募できます
受付 7月2日(月曜日)~31日(火曜日)

[お問い合わせ]
家庭支援課
TEL:075-414-4584 FAX:075-414-4586
メール:kateishien@pref.kyoto.lg.jp

きょうとフードセンターへ食材の支援をお願いします!

食材提供者と、こども食堂やこどもの居場所など食材受給者とのマッチングを行う「きょうとフードセンター」を平成30年3月に開設しました。幅広い食材の支援をお願いします。

[お問い合わせ]
社会福祉法人 京都府社会福祉協議会
中京区竹屋町通烏丸東入清水町375 ハートピア京都5F
TEL:075-252-6299(平日9時~17時) FAX:075-252-6310
メール:f-yuinet@kyoshakyo.or.jp

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お問い合わせ

知事直轄組織広報課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4075

koho@pref.kyoto.lg.jp

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