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※新型コロナウイルス感染症対策を万全にした状態で取材・撮影を行いました
さまざまな「壁」を越えて人と人とがつながり、お互いを尊重し合いながら、共に安心していきいきと暮らせるあたたかな社会へ。障害のある方も、ない方も、分け隔てなく楽しめるスポーツから、共生社会の実現に向けた可能性を探ります。
障害のある方の声
障害があることで人とつながることに難しさを感じていたけれど、スポーツを通じてハードルを越えられました
障害のない方の声
定年退職後、長年の趣味を生かした社会貢献がしたくて、障害者スポーツのボランティアを始めました
障害のある方の声
「障害者スポーツのつどい」に参加するうち、教える楽しさに目覚め、ボランティアスタッフとして活動するようになりました
障害のある方の声
レクリエーションとして始めたスポーツ、今ではパラアスリートを目指して本格的なトレーニングを続けています
障害のない方の声
さまざまな立場や職種のボランティア仲間と交流できるのも楽しみの一つ。回を重ねるごとに絆が深まります
●コメントは「障害者スポーツのつどい」の参加者の方々から寄せられた声です
障害のある方々がスポーツを楽しむ場として昭和47年に始まりました。コロナ禍で一部休止中※ですが、再開に向け、一緒にスポーツを楽しみたいボランティアスタッフを随時募集しています。
※会場ごとに実施の判断を行っているため、詳しくは下記お問い合わせ先にご確認ください
[お問い合わせ]
一般社団法人 京都障害者スポーツ振興会
場所 島津アリーナ京都(北区)ほか府内各地
TEL:075-712-7010 FAX:075-712-7015
メール:kyoto@spo-shin.net
再開に向けた準備の様子などを動画で配信中(外部リンク)
元車いすバスケットボール日本代表
阪根 泰子さん
足が動かなくても車いすでコートを駆け巡り、障害の重い人も軽い人もない人も、等しく活躍できるようルールが工夫されている。車いすバスケットボールは楽しさを理由に参加する人も多い競技なんです。
現役引退後は体験会などで子どもたちに話をする機会も増えたのですが、最初は戸惑いが伝わってきます。でも、車いすバスケを体験してもらいながら交流するうち、障害のある方への壁が消え、キラキラ目を輝かせて打ち解けてくれる瞬間があるんです。そうした子どもたちの経験が、例えば「スロープの入口に自転車の後輪が残る停め方はしないでおこう」など、気付き、行動できるような「心のバリアフリー」につながることを期待しています。
車いすバスケットボール女子日本代表としてアテネ2004パラリンピック競技大会に出場。「同じ車いすなのにバスケしている人たちは楽しそうでずるい!」との思いから競技を始め、世界で活躍するまでに。
障害者スポーツのつどい委員会委員長
辻井 武さん
私が障害者スポーツに出合ったのは19歳の頃。経験のある種目を「教えてあげよう」なんて生意気な気持ちでボランティアに参加したのですが、車いすバスケでは皆さんの技術の高さに圧倒され、ワンバウンドキャッチボールでは障害の重い方の巧みなコントロールに驚き、皆さんと一緒にスポーツをする楽しさに目が開かれる思いがしました。教えるどころか、教わることの方が多く、以来約45年、ボランティアとして参加し続けています。
障害者スポーツは、障害のある方だけのものではないんです。ご家族の方も、障害のない方も、運動が得意な方も苦手な方も、若者も高齢者も、あらゆる壁を越えて共に楽しみ、つながることができる可能性を持ったスポーツです。
京都府人権啓発キャラクター「じんくん」
障害者の権利侵害に関することや合理的配慮に関することなど、障害者の方や事業者などからの相談を受け付け。
日時 平日8:30から17:15
TEL:075-414-4609(相談専用) FAX:075-414-4597
メール:kyousei-soudan@pref.kyoto.lg.jp
人権に関する相談窓口などをご案内しています。
作詞家の鮎川めぐみさん、作曲家の千住明さんによる「お互い支え合うことの大切さ」をイメージした楽曲です。
身近な場所で指定の種目に挑戦し、その様子を撮影した動画を投稿することで参加・交流するオンライン上の運動会を開催しています。詳細はWebへ。
受付 9月30日(木曜日)までにWebへ動画を投稿してください
対象 府内に在住、在勤、在学している障害のある方
日時 動画閲覧
10月31日(日曜日)まで
※閲覧はどなたでも可能です
[お問い合わせ]
人権啓発推進室
TEL:075-414-4271 FAX:075-414-4268
お問い合わせ