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クローズアップ京都府

現場訪問
障害者スポーツの振興と生涯現役をテーマに「行き活きトーク」

※新型コロナウイルス感染症対策を万全にした状態で開催しました

 サン・アビリティーズ城陽および文化パルク城陽にて、東京2020パラリンピックの出場選手の壮行会が開催されました。選手たちは地元城陽市民や府民の期待に応えられるよう、全力でチャレンジすると抱負を語りました。その後、パラ・パワーリフティング選手4人、次代の地元若手選手、チームを支えるスポーツドクターとトークを実施。競技の魅力や障害者スポーツの裾野の拡大について意見交換しました。
 また、京都経済センターでは、京都府生涯現役クリエイティブセンターのオープニングに合わせてトークを行いました。多彩なキャリアを持って活躍されている方やリカレント教育に携わる方と学び直しや幅広い人材育成をテーマに意見を交わしました。

仰向けの状態から上半身の力だけで持ち上げたバーベルの重さを競います


Photo by 西岡浩記

参加者の声

  • 障害者スポーツを広げるには、気楽にできる機会をつくることが必要
  • 東京2020パラリンピックはパワリフをはじめ、さまざまな障害者スポーツを多くの方に知ってもらう最大のチャンス
  • 先輩に続いて2024年のパリパラリンピックに出場できるよう頑張っています
  • パワリフの魅力の一つは、年齢に関係なく挑戦でき、記録も出せるところ
  • 女性アスリートにとって、同性のスタッフ・医療関係者が競技団体にいると相談しやすく安心して競技が続けられる
  • 障害のある方のスポーツはリハビリや生活の目標という点からもとても大切

トークを終えて…

障害の有無にかかわらずスポーツによって人生が豊かになることを再認識しました。東京2020パラリンピックを機に、障害者スポーツの裾野がますます広がっていくことを期待し、われわれも引き続き応援してまいります。

トークの動画はYoutubeで公開しています(外部リンク)

参加者の声

  • 頑張っている自分に変化が起きて、新しい夢や目標ができるので、まず、第一歩を踏み出すことが大事
  • 出産や子育てで仕事を離れている女性が活躍するためにも、リカレント教育は必要とされている
  • 学び直しで、違うジャンルへの挑戦は次につながるはず
  • 生涯現役クリエイティブセンターでは、ぜひ地域で「農業に携わってみようかな」と思う人を育成してほしい

トークを終えて…

「人生100年時代」への対応は、社会全体から見れば人材活用ですが、お一人おひとりにとっても社会と関わることは重要です。学び直しはいつからでも誰にでもできるので、まずはセンターに相談していただきたいです。

京都府生涯現役クリエイティブセンターホームページへ(外部リンク)

[お問い合わせ]
広報課
TEL:075-414-4071 FAX:075-414-4075

西脇知事と行き活きトーク(概要)

 知事コラム
雲涯蒼天(un gai sou ten)Governor's voice


書:西脇 隆俊

 この時期になると、鮎の友釣りを思い出します。由良川、宇治川、賀茂川…と幼い頃からよく釣り好きの父のお供に行ったものですが、友釣りは「まだ早い」と言われて、ただ見ているだけ。小学校高学年になってやっと"実技"を教わり、その難しさと、釣れたときの喜びにすっかり魅了されてしまいました。
 囮(おとり)の鮎に縄張り意識の強い鮎が向かってきて「いかり針」に引っかかる。すると2匹は一斉に下流に向かって泳ぎ出す。大きくしなる竿(さお)。慌てて引き上げようとすると、針に返しがないため簡単にばらけてしまう。そうならないよう川の中を歩いて徐々に岸に寄せ、機を見計らってタモですくう。この瞬間がたまりません。
 キリリと冷たい川の水、木陰にそよぐ心地よい風。そして釣果の鮎を喜んでくれた祖父の笑顔。ひぐらしの声を聞くたび、そんな情景や感覚がよみがえります。残暑の季節、皆さんはどんなことを思い出されますか?

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