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※新型コロナウイルス感染症対策を万全にした状態で開催しました
綾部市を訪れ、地域のものづくりを支援する北部産業創造センターで、ものづくり企業の社長3名、舞鶴工業高等専門学校の校長、学生とトーク。「地域資源を活用した新産業創出、産学公連携」をテーマに、同センターを核とした機器の活用、人材育成、企業などの交流を通じた新産業創出の可能性を探りました。
また、舞鶴市では、旅客ターミナル「京都舞鶴港 うみとびら」を見学後、舞鶴21において「物流拠点としての京都舞鶴港」についてトーク。同港の利用事業者の皆さんと同港の利点やニーズなどを語り合いました。
材料強度のシミュレーションを体験
3Dプリンターで多層球が成形される様子を見学
人づくりという点では、北部産業創造センターでの交流から連携が生み出されていることに可能性を感じるとともに、女性の技術者育成の重要性も大切だと考えています。今後も、地域の魅力の総合力を高め、地域の活性化につなげるように努力します。
製品の高度化に伴い、それを支える物流システムの構築が必要ですね。また、倉庫作業の効率化は脱炭素に向けたヒントも多いです。京都舞鶴港の潜在力を引き出せるよう尽力します。
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書:西脇 隆俊
私が小学校高学年のとき、「秋の味覚を楽しもう」ということで、担任の先生がご実家のある旧丹波町へクラスの子たちを招いてくださったことがありました。色づき始めた山に分け入って栗拾いや松茸狩りを体験した後、先生のご実家で地元の特産である栗や松茸、柿などをご馳走(ちそう)になりました。贅沢なことに、すき焼きに松茸が入っていたのですが、何しろ子どもだったので当時は"丹波松茸"の値打ちが分からず…。
このとき牛肉はおいしくいただいたものの、もったいないことに松茸については十分に味わったのかさえ定かでないのです。それでも、先生が「どうだ、うまいだろう」と誇らしげに郷土の自慢を振る舞ってくださる様子は記憶に残っていて、今も思い出すたびに懐かしさと心残りが胸に去来します。
秋の「森の京都」は大自然がもたらす美味の宝庫。焼き松茸と落ち鮎で一献といきたいものですね。
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