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※新型コロナウイルスの影響により、変更・延期・中止となる場合があります。開催の際は各会場で感染症対策を実施しています。
パトリック・タベルナ「Bois le Roi, France,2008」2008(Copyright)Patrick Taberna, GalerieCAMERA OBSCURA
中村一美「BrokenHermitage 69 (Mt. Ogura)」2020, Blum & Poe
ファビアン・クネヒト「still from "Genitiv"」2017, alexander levy
菅木志雄「超向」2018(Copyright)Kishio Suga, photo by Kenji Takahashi, Tomio Koyama Gallery
ラファエル・ローゼンダール「Into Time 14 06 01」 2014(Copyright)Rafaël R ozendaal,Takuro Someya Contemporary Art
潘逸舟「海で考える人」 2016, ANOMALY
文化庁の全面的な移転を控える京都府では、総合計画「京都夢実現プラン」の主要施策の一つとして、文化創造を掲げています。
府内には芸術系の大学が多く存在する一方、若手作家が活躍する市場に課題がありました。これまで「ARTISTS’FAIR KYOTO」や「新鋭選抜展」などを通して支援を行ってきましたが、さらなる市場の形成へつなげるべく、「Art Collaboration Kyoto」を開催します。これは単なるアートフェアではなく、世界のアートシーンの最前線で活躍する美術関係者同士が質の高い現代美術の企画展示と販売を通して情報を発信し合う機会になります。府民の皆さまには新たな作品鑑賞と購入の機会として楽しんでいただきながら、京都を文化首都として盛り上げてまいりましょう。
京都府知事 西脇隆俊
文化庁 京都移転 ロゴマーク
ロゴマークの活用についてはこちらから(外部リンク)
新行政棟・文化庁移転施設完成イメージ
108人(2018年)160人(2023年)
2,515万円(2018年)3億3,000万円(2023年)
57.8%(2018年)70.0%(2023年)
コラボレーションをテーマに、現代アートに特化した日本最大級のアートフェアが京都に誕生。
国内外から53のギャラリーが集結し、世界水準のアートを京都から発信します。
日本と海外のギャラリーがひとつのブースをコラボして作品を展示・販売する新たな試みを行います。来場者にとっては世界から集まる作品を見ることができ、作家には世界進出のチャンスが期待されます。
FINCH ARTS 櫻岡 聡 氏
私がコラボするのは韓国のギャラリーで、両国の同世代作家たちの個性の違いを楽しめるよう企画しています。来場者には本来海外でしか見られない作品と出合え、作家には海外進出の好機になり、ギャラリーには国際的なネットワークを広げる機会にも。大いに期待しています。
西 太志「旅の果て」2020, FINCH ARTS(京都)
ジョン・フィス「Injured Painting」2020, SPACE Four One Three(韓国)
メインプログラムの一つ「キョウトミーティング」では京都ゆかりの作家の作品を展示。また、展示ブースの外壁やフリースペース、茶室などで展開する特別プログラム「Beyond Kyoto」も。京都から広がる現代美術を体感できます。
金氏徹平 × 森千裕
「TV Accidents (Light of Water)」
府内6エリアで、各地域の歴史や風土を題材に、文化財などを活用して開催。「想像力という<資本>」をテーマに、アート作品を通じて地域の魅力を発信します。
関連情報は4広域振興局の気になる地域HOT情報へ
伝統工芸や若手作家の展示など、ACKと連動して京都のアートシーンを盛り上げるプログラムを、出町桝形商店街(上京区)や泉涌寺(東山区)、九条湯(南区)など京都市内6会場で展開。
「九条湯」では生徒や学生が出品するアートマーケットを開催
会場内を3D撮影してVR映像をWeb上で公開します。会場内を巡るような感覚でオンラインで鑑賞できるほか、京都を拠点に活動する期待の若手作家3組によるオンライン特別展「Kyoto Next 」も開催。
協力:ARCHI HATCH
日時 11月5日(金曜日)から7日(日曜日)12時から19時(最終日のみ17時まで)
メイン会場 国立京都国際会館イベントホール(左京区)※他にも関連プログラムあり
チケット 一般3,000円、
大学・高校生1,500円(要学生証)、中学生以下無料(要学生証)
※入場人数制限あり/事前予約制
ACK入場チケットの購入はこちら(外部リンク)
国立京都国際会館提供
「アートを買う」ことは、単なる消費ではなく、自分の目を養い、価値観を磨く機会にもなります。買いたいアートに出合うには、作品を評価し、流通させる役割を担うギャラリーの存在が大きい。アートフェアにはさまざまなギャラリーが出展しますが、行政主導で始まったスイスのバーゼルでのフェアは、今や世界最大規模に成長しています。ACKを開催する京都も、その文化的背景から将来性がとても高いと考えています。
Art Collaboration Kyoto プログラムディレクター
金島 隆弘 氏
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