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特集3 行き活きトーク特別編 地域の声を聞く in長岡京


今回は、乙訓エリアの皆さんと「行き活きトーク」。住む・働く・訪れるという3つの側面から、さらなる地域の魅力アップに向けて意見を交わしました。

※感染対策を講じた上で開催しました

住んで良し、働いて良し、訪れて良し in長岡京
乙訓の笑顔あふれるまちづくり

行き行きトークに参加された方々と西脇知事

写真右から
森本東部地区 まちづくり協議会 会長
向日市社会福祉協議会 会長
清水 陽一さん

neoseed代表
勝龍寺「ほてい市」主催
KAMICOさん

アサヒビール
大山崎山荘美術館 館長
田中 晃さん

株式会社村田製作所 総務部
総務1課 チームリーダー
前川 陽子さん

皆さんが乙訓について「住んで良し」と思う点をお聞かせください。

清水さん
人と人とのつながりが地域に根付いていますよね。特に高齢者が社会に出ていくことが大事だと思うので、集まれる場所をより増やしたいです。

KAMICOさん
お寺の境内でマルシェを開く活動をしています。家にこもりがちなお年寄りから、仕事で転入された方、子どもたちまで、幅広い世代が一つの家族のように交流できる地域になれたらと。

前川さん
私も転入してきましたが、近くに育児支援センターが多く、育休中の相談や交流は助かりました。子どもが0歳の時、小学校の授業に赤ちゃんボランティアで参加し、企業としての社会貢献のヒントももらえた気がします。

田中さん
ご来館の方々やスタッフと接していると、お母さん方が元気ではつらつとしているのを感じます。その背景にあるのが、「子育てにやさしいまちづくり」と、今の話を聞いて納得できました。

清水さん
防災の面では、頻発していた水害が「いろは呑龍(どんりゅう)トンネル」の一部供用でかなり減り、安心感も向上しました。区画整理事業なども進み、まちの躍動を感じているところです。

呑龍ポンプ場の様子
いろは呑龍トンネル北幹線の供用により、平成25年台風第18号では試算上、約800戸の浸水被害が解消。今年度、南幹線と呑龍ポンプ場(写真)を供用し、安心・安全がさらに高まります

皆さんが乙訓で「働いて良し」と感じておられる点について教えてください。

清水さん
介護・福祉事業に携わる方々の話を聞いていると「この仕事が好きだ」「生きがいだ」という方が多く、その思いを大切に活動したいと思います。

前川さん
地域貢献活動の一環として、弊社では体験型プログラミングなどの出前授業を行っています。その活動を通じて得るものが、先生役を務める社員自身の成長にもつながっています。

田中さん
当館でも出前授業で所蔵作品を小学生に見てもらい、感じたことを発表してもらう取り組みをしています。地域の子どもたちの創造性を高める一助になればと願っています。

KAMICOさん
人が働く原点は「家族の時間を豊かにするため」ではないでしょうか。育休の取り方なども、企業が柔軟に対応する仕組みが社会全体でできれば。

前川さん
男性育休なども、制度と同時に取得しやすい雰囲気づくりが必要。安心して働ける環境があってこそ、仕事で良いパフォーマンスが発揮できるという考えで弊社は取り組んでいます。

乙訓がもっと「訪れて良し」と思われるようなご意見やアイデアをお願いします。

田中さん
魅力ある企画展や、聴竹居(ちょちくきょ)など付近の文化財とコラボした企画で誘客につなげ、地域を元気にするお手伝いをしてまいりたいと思っています。

KAMICOさん
例えば天王山のハイキングをする方は、勝龍寺城、勝龍寺、恵解山(いげのや)古墳…と巡られます。乙訓に点在する自然や文化財などを結んで、より魅力を体感できるよう発信したいですね。

知事の振り返り

乙訓のポテンシャルを活かすために

皆さまが乙訓地域を愛し、それぞれの立場で熱心にまちづくりに取り組んでおられることがよく分かりました。皆さまの取り組みやアイデアを集約し、市町とも連携して、効果を上げていきたいですね。豊かな自然と歴史文化、さらに交通の便にも恵まれた乙訓の高い潜在力を活かすため、本日のご意見を踏まえ地域のさらなる活性化につなげてまいります。

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広報課
TEL:075-414-4071 FAX:075-414-4075

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