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平成29年4月13日知事記者会見

ビジットジャパン地方連携事業 関西広域連合トッププロモーション~オーストラリア・ニュージーランドでのプロモーション事業実施について~

 最初に、オーストラリアとニュージーランドプロモーション事業についてご報告をしたいと思います。今年の関西広域連合トッププロモーションですが、ワールドマスターズゲームズがニュージーランドで21日に開会します。2021年に京都で行う開会式の直近となるので、関西から多くの知事が視察することになりました。今まで、関西広域連合のトッププロモーションは中国、韓国、香港、台湾、マレーシア、タイといったアジアでやってきましたが、オーストラリアはやっておりませんでした。オーストラリアからの観光客も増えていますが、行き先は北海道方面が多いということです。そこで視察と合わせオーストラリアにおいてトッププロモーションをやろうかと思っております。

 同時に、関西全体で行くので少し動きにくいところがあるのですが、クイーンズランド州にも参ります。私は公約で「府立海外高校」の設立を挙げておりまして、積極的に高校生を留学をさせていますが、一番受け入れていただいているのがクイーンズランド州です。実は、昨年の秋に首相が京都に来られ、教育委員会と教育に関する趣意書という協力協定を結んだのですが、その時に私は、所用で首相と会えなかったので、「来年、行ったら会っていただけますか」と聞きましたら喜んでということでした。イースターの頃なので休みなのですが、お待ちしておりますということでしたので、クイーンズランド州のあるブリスベン、そしてシドニーでプロモーションを行い、そこからニュージーランドに飛ぶということになりました。

 日程的には16日に関空発で、17日にブリスベンに着きます。18日にクイーンズランド州政府との会談ですとかクイーンズランド日本商工会議所との意見交換会を経て、19日はシドニーに飛んで交流レセプションやプロモーション。20日にシドニーからオークランドに行きまして、国際マスターズゲームズ協会との食事会を経てワールドマスターズゲームズオークランド大会の視察という風になっておりまして、オークランド市長との対談も予定されております。22日に、オークランド発ですが、その日の朝に鈴木スポーツ庁長官が10キロマラソンを走るのではないかという話もあります。主な参加者は、オーストラリアは私と三日月大造滋賀県知事、大阪、奈良、徳島の副知事、神戸市の副市長が参ります。オークランドの方は井戸敏三兵庫県知事、仁坂吉伸和歌山県知事、平井伸治鳥取県知事5人が集まりまして、京都市から村上副市長も行くようであります。国土交通省の近畿運輸局長ですとか関西エアポートの社長さんですとかJATA(日本旅行業協会)の関西支部長も参加することになりました。

 ビジットジャパン地方連携事業 関西広域連合トッププロモーション~オーストラリア・ニュージーランドでのプロモーション事業実施について~(PDF:217KB)

京都観光産業正規雇用拡大支援プロジェクトオフィスの設置について

 二番目は「京都観光産業正規雇用拡大支援プロジェクトオフィス」の設置についてです。ジョブパークの方で観光産業の人材育成そして正規雇用化について、人材支援の業務経験のあるコーディネーター15人と事業推進員2人を配置して、しっかりと行動していきたいと思っております。

 京都観光産業正規雇用拡大支援プロジェクトオフィスの設置について(PDF:272KB)

主な質疑応答

記者

 プロジェクトオフィスについての狙いと、正規雇用拡大の問題に対して、設置によりどのような効果を期待するか。

知事

 観光産業は人材の点では2つ難問を抱えています。一つは、急速なマーケット拡大に伴う人材不足です。これは京都市内だけでなく、人手不足が顕著だった北部は余計に厳しい状況があるというように、人材の問題が大きく出てきています。もう一つは、観光産業は季節により変動値が大きかったせいもあり、非正規雇用が多いのです。ただ、今、京都の場合は通年で賑わいをみせているわけですから、こうしたときに人材確保という観点からすれば正規雇用化を進めていかなければならない。ですから今回の場合は、人材確保と正規雇用化をしっかりと行っていきたいと思っております。

 そのために専任スタッフによる正規雇用求人のコンサルティングですとか、人材確保をどのようにやっていくかというセミナーを行う。それから、若手に対しては短期のインターンシップですとか、海外の人材を受け入れて雇用訓練型による就労スキルの向上、さらには、UIJターンですとか、合同の企業説明会、3年以下の若手社員に対しては定着支援セミナーを行うなどです。観光産業を集中的に訪問することによって、意識改革を促していこうということが一番のメインになろうかなと思っておりまして、人材コーディネーターがホテルや観光関係企業を徹底的に回るように努めていきたいと思っております。

記者

 オフィスの設置は今日か。

知事

 4月1日からということですね。今年の2月から準備に入っています。

記者

 観光に関しては宿泊税について京都市で議論が進んでおり、昨年末の全国知事会でも、一定の目的税に関する議論、地方税の財源について議論されていくという発言があった。改めて知事会長として宿泊税についてどのように議論していくのか。

知事

 財源はどこかで探していかないといけません。特に観光に関しては、観光関係のプロモーションも含めて支出が増えてきたと思っております。そのような新たな行政需要に対応するための財源として、全国知事会において、富山の石井知事を中心とした研究会で観光税を含めた新しい税源などの検討をしてもらっております。

 東京都や大阪府では既に法定外目的税として宿泊税が課税されております。自動車取得税は京都などで戦後導入され、そしてそれが全国の税になったという歴史もありますので、法定外普通税か法定外目的税なのかは別にして、そうしたものができないか、検討してもらっているところであります。

 似たような観点では40近くの都道府県が森林環境税等を導入しています。それに対して国の方でも森林環境税(仮称)の創設に向けた動きがでてきておりまして、その時には、私ども都道府県でやっている税との調整が必要になりますが、そういったことを含めて検討されているところですので、新しい財源を時代に応じた形で探しているということで知事会としても積極的に検討を進めているところであります。

記者

 つまり、宿泊税を都道府県単位でなくて法定税化していくということですか。

知事

 そこは状況を見て検討していかなければならないと思っていて、どこまでの一般的な新しい地方税として構成するか、それとも違う形でやるのかということを含めて検討しているところです。

記者

 ジョブパークの関連で、正規雇用化を進めていくというのは、企業の訪問を通じて非正規から正規雇用への意識転換を進めるということか。

知事

 実は、予算も組んであるのです。国のプロジェクトということもあってインセンティブがあるので、徹底して企業を回り「こういう形でやると、こういう特典や支援があるので、この際正規雇用化を進めていきましょう」ということを進めていきたいと思っております。

記者

 非正規雇用の問題は、京都市内でも深刻な課題だが、京都市との連携あるいは接点は、今回の取り組みで持つのか。

知事

 ジョブパークは共同運営という形になっておりますので、その点では京都市と共同して行っていくということになります。ただ、予算の執行の仕方、今言ったように国の予算も入ってくるので、国・府・市を通じてこの問題をしっかりと取り組んでいかなければいけないと思っております。観光にターゲットを当てて、正規雇用化するためのプロジェクトが国から採択をされているので、京都府が補助金の執行を行います。

記者

 府の予算も入っているのか。

知事

 府の予算も継ぎ足してやっております。ただ、例えば国(労働局)の支援制度のメニューがありますから、そういったものも使うといったことになります。

記者

 天皇陛下の退位が具体的な日程になっているが、皇室行事の一部を京都でやってもらえないかということを京都から要望する「双京構想」に関連して、今後、御退位や御即位に関して儀式等があると思うが、京都サイドから何か要望するなど考えていることはあるか。

知事

 行政がどこまでやるのかという話もあるかと思います。双京構想を作り上げたメンバーでそうした問題について検討してみないといけないと思います。そして、皇室にゆかりの深い方もたくさんいらっしゃいますので、そうした方の意見を聞いて動いてもらうとか、意見を教えていただくとか、何らかのことはしたいなと思っております。

 御存じのように、今上天皇の即位の礼が平安以来、初めて京都を離れて行われました。そうしたものが、どういう形や理由で行われたか。例えば、高御座(たかみくら)があのときはヘリで輸送されました。今も高御座は京都にあるわけでありますが、動きがどうなるのか。今日の新聞を見ると退位の式典もあるということでしたので、そうしたことを関係の皆さんと情報を共有しながら京都としてどういう形で感謝の意を表し、また、陛下の即位を祝うことができるのかということを考えていきたいと思います。

記者

 現時点で具体的な動きはないか。

知事

 表ではなにもしておりません。

記者

 つまり、即位や退位の式典や行事についてできる限り京都で行いたいということか。

知事

 いや、そこまで言ってはなくて、京都は、皇室にゆかりの深い地で、いつも陛下は京都においでいただく度に「父祖の地」と仰っていただいておりますし、何度もおいでいただいています。御所があるのはまさに東京と京都だけです。私どもはまさに遷都ではなく奠都(てんと)だと言っておりますので、そうした面からも京都としてどのような気持ちを表すことができるのかということをみんなで相談をしていかなければならない話だと思っております。

記者

 スケジュールはいつごろ決まるのか。

知事

 政府の動きをしっかりと見ていかなければいけないと思います。我々がここで先だって何かやるというものではないかと思います。

記者

 府立医大の入学式で知事も挨拶をされたが、一部のポストは空いておりますが新しい態勢で、新年度が始まりました。改めて知事として期待されることは。

知事

 この前、学長が挨拶に来られましたので、府立医大は府民にとって安心の砦でありますので、一刻たりとも停滞するとか遅れることは許されないと思っており、しっかりと運営をやっていただきたいということを申し上げました。ただ、京都府としては、医療法上の検査機関、設置者としての立場がありますので医療法的にいいますと、民間病院も含めてしっかりとした医療の確保のために委員会を作って検討しておりますので、是正も含めて行動していかなければいけない。設置者としては、信頼について非常に不信感をもたれている現状がありますから、公立大学法人の委員会も作っていただいておりますので、そこと連携をして事実関係を明らかにしてその中で是正措置を図っていくことになろうかと思います。まだ捜査中で、かなり書類等も警察にいったままになっておりまして調査自体は難しい部分もあるのですけれども、しっかりと状況を見極めながら対応していきたいと思います。

記者

 春の異動でもコンプライアンス面を中心として行われたと思うが、法人の自立を前提としながらも、知事としては、大学のコンプライアンスにどんな課題を抱えているという認識か。

知事

 やはり、不透明な部分があってはいけません。コンプライアンスの面でいきますと、暴力団関係者とのつきあいの問題がありました。こうした問題に対して対応の仕方というものはしっかりと作り上げていかないとならないと思っておりますし、民間病院との関係も取りざたされている部分があります。これは今後、捜査の問題もありますので、我々としても公立大学法人との委員会等などで連絡を取らないといけないと思っております。

 こうした問題についてできる限り府民の皆様から見て、透明なかたちでつくり上げていく必要性を感じているところであります。公立大学法人として独立した権限を持っているわけでありますので、そこと連携をしながらになろうかなと思っているところであります。設置者という立場以上に、府立医科大学は京都府にとって非常に重要な機関だと思っておりますので、傍観するということは無いと思います。

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知事直轄組織広報課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

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