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平成29年9月1日知事記者会見

平成29年度9月補正予算案の概要について

 最初に、29年度の9月補正予算案について概要を発表いたします。予算編成の基本方針は、今年の当初予算で掲げました共生社会の実現について、さらにきめ細かく施策を充実していくことや文化庁移転場所決定などの予算編成後の状況の変化を踏まえ、文化政策の追加、そしてまた、安心安全確保のために様々な施策を追加しているという状況でございます。

 共生社会実現の支援事業ですが、まず、医療的ケア児保育支援事業につきまして、保育所側の受け入れ体制がまだまだ十分でない中で、看護師や加配保育士の配置、たん吸引など研修受講支援について補助を行おうということで、在宅療養児が増えている現状を踏まえて、保育所の受け入れ体制整備を行います。

 障害者スポーツ特別支援事業については、丹波自然運動公園に車いす駅伝の専用練習コースの設計や障害者スポーツフォーラム(仮称)の開催などを考えております。

 また、雇用支援として、介護離職が非常に大きな問題になっていることを踏まえ、介護離職した人の再就職支援をしっかりやっていこうということで、ジョブパークに相談窓口を設置するとともに、福祉職場につなげるための実地研修の実施や初任者研修の支援など、介護離職者を中心とした再就職・雇用の安定につなげていきたいと思います。

 女性と保育士への就業支援に関しては、こちらも実地研修や座学等の実施を通じて就業につなげていきたいと思います。若者への就業支援については、6月補正で承認いただいた東京など府外からの受け入れ事業に加えて、府内でも北部と京都市内とでは距離があるので、府内在住の方のインターンシップに対しても宿泊費支援等により雇用支援を行うものです。

 地域支援ではコミュニティ支援のためのマルチ交通事業です。過疎地域では輸送も見守りも宅配も不便な状況ですので、マルチな交通をできる限り実現していきます。2カ所を選んでまず実施していきたいと思っております。将来的にはこうしたマルチ交通事業が地域にとって無くてはならないものになると私は思っておりますが、コミュニティコンビニという形で拠点を作り、さらにそことのアクセス手段をしっかりと作り上げていこうというものです。他に、地域医療・コミュニティ施設整備支援事業も計上しております。

 文化新創造事業としては、まず食文化創造事業として、府立大学の和食文化学科(仮称)の設置に向けたPRも兼ねて「和食の文化祭典」事業を実施していくとか、宇治茶ブランド新展開事業として宇治茶をドリンクメニューとして提供する店舗を増やしていきます。お茶を注文するとウーロン茶が出てきますが、京都としては宇治茶を出して欲しいのでそこを強化する。この他新しいメニューの公募、宇治茶の機能性や成分の研究を行っていくことで宇治茶のブランドについて補強策をきめ細かに講じていきたいというものです。

 地域文化創造事業としては「芸術村づくり推進事業」です。来年度は文化庁も地域文化創生本部を通じてこういったものの予算要求をしておりますので、その前さばき段階のものをやっていこうという事業です。

 また、来年は明治150年を迎えますので、京都の明治150年を振り返って、琵琶湖疏水ですとか京都大学の誘致ですとか京都博覧会ですとか、京都府が明治において今の京都を作るために努力してきたものを思いながら、未来につなげようという事業をやっていこうと思っております。

 文化庁については、京都府警察本部本館の施設設計に係る基本計画の策定を今回予算計上しております。

 安心安全の緊急強化事業としていくつか細かいものが出てきております。ストーカー事案に特化した相談支援センターを平日の午前9時から午後7時にかけて設置し、女性警察官を配置して相談しやすい環境を整備するもので、おそらく全国初になると思います。それから、簡易宿所許可を取得しようとする者に対し、適正な施設を増やすために、消防設備の整備等についての補助を行う。水害避難行動マニュアル作成とか、保安林の危険木解消のための間伐対策事業ですとか、今年は放流用アユの稚魚が不漁だったということもあるので、天然アユの遡上環境整備のほか、府庁の3号館は耐震が非常に厳しい状況ですのでスケジュール等の整備に向けた計画策定ですとか、地域医療介護総合確保基金の積み立てですとか、さらには、防災対策工事等の早期着手のための債務負担行為設定を行う。こうしたものを積み上げていくということで、内容としてはだいたい5億円台となり、債務負担行為は約25億あるということであります。以上が9月補正予算案の概要であります。

平成29年度9月補正予算案の概要について(PDF:544KB)

「京の森林文化を守り育てる支援事業」の募集開始について

 二番目は、京の森林文化を守り育てる支援事業の公募についてです。これは、伝統行事や伝統産業に用いられる植物の保全事業ですとか、森林の維持管理や危険木の除去に対して補助をしようというものでありまして、森林文化関係の団体などから幅広く応募を待っているところです。当初予算で計上しておりましたが、「豊かな森を育てる府民税」を使った事業として公募するものです。社寺の森、文化・伝説の森、伝統行事資源、伝統産業資源、名木・古木の保全事業などを募集しますので、幅広く応募していただければと思います。

「京の森林文化を守り育てる支援事業」の募集開始について(PDF:1,339KB)

きょうと子育て応援パスポートアプリ「まもっぷ」登録者5万人突破!!                「まもっぷ五万人ごまんぞくキャンペーン」実施について

 三番目は、子育て支援パスポートアプリ「まもっぷ」の登録者が5万人を突破しましたのでお知らせをしたいと思います。「まもっぷ」登録者5万人目記念授与式・普及啓発を9月18日(月・祝日)にイオンモール京都五条で行います。また、まもっぷのポイント2倍キャンペーンやプレゼントキャンペーンも行って、子育てを支えていこうというイベントを開催しようと思っております。 

きょうと子育て応援パスポートアプリ「まもっぷ」登録者5万人突破!!「まもっぷ五万人ごまんぞくキャンペーン」実施について(PDF:317KB)

#ochahakuでシェアしよう!お茶の京都博「インスタグラムキャンペーン」について

 四番目は、お茶の京都博でインスタグラムのキャンペーンです。お茶の京都博が佳境に入ってきておりまして、秋にはメインイベント等もありますので、「お茶のある暮らし」をテーマに、インスタグラムのコンテストを行おうと思っておりますので、是非とも応募していただければと思っております。

#ochahakuでシェアしよう!お茶の京都博「インスタグラムキャンペーン」について(PDF:294KB)

主な質疑応答

記者

 「ストーカー相談支援センター」について。全国初の事業を手掛ける思いと推進される意味は。予算規模と、場所の想定について。

知事

 ストーカーの問題は、非常に深刻な事案に発展する傾向が多く出ておりますし、様々な細かな事案も増えてきている。そうした時にそれぞれの警察署での対応も必要ですが、やはり専門に話を聞いてもらえる、特に女性の場合、女性の警察官に話を聞いてもらえるようなところを今回作っていく。そしてそこから各警察署につないでいく。入り口をできる限り入りやすくするために設置することにしました。予算は300万円程度、場所についてはこれからですが、警察本部別館にある東側の建物を想定しております。

記者

 コミュニティ支援のマルチ交通事業とは具体的に何か。バスが人を運ぶのと同時に生活に必要なものを運ぶなど組み合わせるということか。

知事

 例えばタクシーもそうですが、デマンド型・乗り合い型でやっていき買い物の注文を受けたときに、人と一緒に商品も届けるようなこともやってはどうかと。その中で高齢者の方の見守りをやってはどうかとか、過疎地域で高齢者に接していただくときに色々できるのではないか。今後、宅配会社とも相談して、場合によってはその周囲の問題も含めて、人手不足の状況の中、マルチにやっていくことによって、単なる宅配ではなくて、そこに見守りや注文を受ける御用聞き、こうしたものもできるのではないか。タクシーは運送関係ができるので、宅配の車も、配食サービスも、タクシーも走るというのでなくて、人手も車も不足している中で、うまくやっていく試みをしていきたいと思っております。

記者

 予算規模と、2カ所あるということで、想定があるとすればどこになるのか。

知事

 南部と中部の2カ所を考えております。予算規模は500万円ほどです。

記者

 文化庁関連の概算要求について。本年度、地域文化創生本部関連でいえば、本年度の執行額が約26億円に対して来年度予算の概算要求は65億円だとしている中で、概算要求の額と内容に対する知事の評価や要望は。残念ながら若干、尻すぼみな感じがあるが。

知事

 文化行政をもっと幅広く展開すべきではないかということで、維持・保存プラス活用に舵を切ろうじゃないかという動きを我々も応援しておりましたところ、文化振興基本法が改正されました。特に京都の場合は、前から、文化庁が来てくれることが一番力になると思っておりましたので、積極的な予算要求をしていくことについては応援をしていけたらと思っております。今年4月に地域文化創生本部ができたばかりで、これから特に芸術家関係の育成や障害者アートに力を入れていただける概算要求になっておりますので、私どももそうした分野について補正予算を計上しておりますが、しっかりと連携していけたらと思っておりますし、応援もしていけたらと思っております。

記者

 文化庁移転について費用負担の話がどの程度進んでいるか。もう一点は、7月上旬の「未来懇」で1~2カ月を目途に国の方に何らかの形で提出したいとお話されていたが現状は。

知事

 費用の割り振りの問題は正直言って、7月の文化庁移転協議会以降、進んでおりません。今回基本計画も策定しますので具体的に金額も出て参ります。それをもって、国と話をしていこうというと思っております。額を確定するのが先だと思います。

 未来懇については、何らかの形で要望をしたいと思っておりまして、準備を進めているところですが、今上陛下については退位が具体的にどうなるかという問題も関わっておりますので、まだそこはこれからだと思っております。我々としては、ゆっくりと状況を見極めながら進めていきたいと思っております。

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お問い合わせ

知事直轄組織広報課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

電話番号:075-414-4071

ファックス:075-414-4075

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