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平成30年4月27日知事記者会見

 おはようございます。5点と多いのですが、順次ご説明をいたします。よろしくお願いいたします。

 危機管理体制の充実・強化について

   1点目が危機管理体制の充実・強化についてです。これからの話もあるのですが、私の思いということで事務方にも相談しまして、4点あります。
まず1つ目は、平時からの備えということで、災害からの安全な京都づくり条例の一層の推進です。洪水の浸水想定区域の公表ですが、想定される最大規模の降雨による浸水想定を府管理河川377全部について順次進めており、できたところから公表をしていきます。出水期も近いので、準備ができたものは、なるべく早く公表してまいりたいと思います。
それから、もう1つは府内の4地域、宇治市、八幡市、亀岡市、久御山町に特定地域防災協議会を設置しておりまして、そこで、防災対策の方針、ハード・ソフトを含む事業計画、避難についてのタイムラインを地域ごとに作成したいと思います。

  2点目は、災害時の応急対応業務の標準化についてです。応急対応なので臨機応変にやらないといけないところもあるのですが、慌てた時こそマニュアルが必要ですので、府が行う応急対応業務のマニュアル化を進めたい。併せて、定期的に職員訓練を実施して、応急対応業務の習熟度を上げていきたいと思います。ただ、応急対応業務もかなりたくさんありますので、重点的にやるものを選別するのですが、いずれにしても検討委員会を設けてマニュアル化を進めたいと思います。同じく、市町村も応急対応業務がありますので、その標準化を推進したいと思います。
例えば、地震においてよく現場で問題になる、住家の被害認定や罹災証明の発行業務については、市町村が共通のシステムを導入していますが、その他の応急対応業務についてもなるべく標準化をするための支援をします。訓練や研修を共同で行うことで、市町村相互の応援体制ができるようにしたいと思います。

  緊急時の体制強化ということで、3つ目として、今もいざというときに職員を緊急参集させるチームがあるのですが、あらかじめ緊急参集チームを災害種別に応じて編成し、災害発生の蓋然性が高まった段階から初動対応の準備を行います。
蓋然性ということなので、一番念頭にあるのは、予報のある豪雨や早い段階から接近情報が出される台風などです。今も多分、それぞれの方の判断で、今晩がピークだなと思えば当然残られていると思うのですが、そういう方がこういう状況になったときは備えるということをまとめる。災害ですから空振りになるのがありがたいのですが、事前に初動の準備をする体制を確立したいと思っております。

  4点目の緊急時の情報収集体制の強化については、携帯やタブレット、災害用の会議室に行けば大きなマルチディスプレイもあるのですが、特にトップ同士を早く結び付ける。例えば、国土交通省でも気象庁から降雨情報を流すことをやっていますけれど、ホットラインの整備を行うこと。また、特に、ヘリについては夜間・昼間、気象状況によっては、運用が難しいのですが、ヘリの運用手段は色々とあり、ヘリで見るのが一番早いということもあるので、災害発生時のヘリの運用計画を予め策定しておきたいということです。いずれも今これをということではありませんが、私の思いとしては危機管理体制を準備するための方針、分野を整理していきます。1番目は以上です。

 

危機管理体制の充実・強化について(PDF:64KB)

 

平成30年度由良川水系の総合水防演習の開催について

  2つ目は、平成30年度由良川水系の総合水防演習の開催です。毎年、国土交通省と近畿地方整備局管内の府県で出水期前にやっていることですが、最近、相次いで水害が発生している福知山市ということで、由良川水系でやるのは24年ぶりということです。どこでやっても演習ですから重要なのですが、そういう意味では、京都にとっては有効な演習になるのではと思います。1000人規模の参加を見込んでおりますので、取材のご協力をお願いして、府民への問題意識や水防意識の高揚にもつなげていただければと思います。時間・場所は資料のとおりです。演習については水防、救出・救護、避難、住民の方の土嚢づくり等の体験をしていただくことになります。積極的な広報をお願いいたします。

 

平成30年度由良川水系の総合水防演習の開催について(PDF:552KB)

 

京都舞鶴港 舞鶴国際ふ頭の機能強化事業の完成について~コンテナ船とバルク船の同時荷役が可能に~

  3番目は同じ日の5月12日(土)ですが、これまでも取り組んでおりました京都舞鶴港の国際ふ頭の機能強化事業が完成します。完成式典を行いますので、取材をよろしくお願いしたいと思います。京都府と近畿地方整備局が共同でやっておりました岸壁とふ頭用地等機能強化、これは、ガントリークレーンが3月末に完成しておりまして、例えばコンテナ船とバルク船が同時に、並行して着けることができるようになったとか、大型クルーズ船の対応も可能になります。近畿地方整備局は平成25年度から、京都府は平成26年度から事業をしておりました。式典は12日(土)の15時~16時に行う予定です。

 

京都舞鶴港 舞鶴国際ふ頭の機能強化事業の完成について~コンテナ船とバルク船の同時荷役が可能に~(PDF:167KB)

 

府立大学和食文化学科(仮称)の設置について

  4つ目が、府立大学の和食文化学科(仮称)の設置についてです。平成25年のユネスコ無形文化遺産の登録を契機に各大学において、和食についての高等教育機関が設立されていますが、府立大学でも和食文化学科(仮称)の設置届を文部科学省に提出しました、というお知らせです。和食について様々な観点がありますが、「和食科学」や「食人類学」、「食経営学」、「和食文芸」、「和食史学」といった特徴的な科目群を30人の定員で、平成31年の4月に開学予定なので、今年の11月から募集をしないといけません。

  色々な高等教育機関で分担して和食を広めることになっていますが、和食文化に焦点を当てた学科の設置届出を出しています。従来から調整をしておりますし、公立大学ということもあって、手続きがそのまま進む前提ではありますが、今日は、提出をしたということを発表させていただきました。

 

府立大学和食文化学科(仮称)の設置について(PDF:250KB)

 

「ふちょう夏のエコ・アクション」の実施について

  5つ目は、例年のことですが、ふちょう夏のエコ・アクションの実施ということで5月1日(火)~10月31日(水)まで、昨年度と同じ期間に関西広域連合の「関西夏のエコスタイル」の行動と合わせて、軽装勤務や適温冷房などのエコ・アクションを今年も実施します。取り組み内容は、ノー上着や半袖、ポロシャツなどの軽装と28度の適温冷房や省エネ行動ということで頑張って参りたいと思います。私からは以上です。

 

「ふちょう夏のエコ・アクション」の実施について(PDF:468KB)

 

 

主な質疑応答 

記者

 危機管理体制について、全体として取り組みが進んでいるもの、既存の枠組みがあるものについて、より明確にするという趣旨でよいのか。

知事

  最初の想定最大規模降雨による洪水浸水想定は、今までも順次やっておりましたので、それを加速するものです。二番目のマニュアルについては、おそらく今まで言っていなかったものだと思います。災害対応は、それなりに京都府は積み重ねもありますし、全国的にも今、災害が多くなっているので、当然今までの成果の上に成り立っているのは間違いないのですが、業務内容をマニュアル化しておいて、特にこのタイミングではこの仕事、皆さんの仕事はこれだというのをある程度定型的に示しておく。その上で、上のレベルの人が臨機応変な業務をやる。災害時には、みんなが慌ててバタバタしているのが良くない。マニュアルだけに頼るのもよくないが、こういう仕事はこういうマニュアルで、というのがあった方がよいと思ったので、今回標準化をお願いしたのは新しいかなと思います。

  大きな災害では、なかなか連絡が付かないというのはあるので、ホットラインについてはしっかりやっていかないといけない。また、ヘリについては色々ありますが、私の経験からヘリで情報把握するのが一番早い。京都府庁の場合は、どのヘリからどんな画像が送られてくるのかを聞きましたが、予め、どういった時間帯であればどこのヘリを使うといったことなどについて、計画を策定しておく必要がある。ただ、関係機関が多く調整が必要なので時間をいただきたいと思います。その辺は今までに無いところだと思います。

記者

  いつくらいまでにどれを進めるのか。

 

知事

  最初の想定最大規模降雨による洪水浸水想定については、出水期までにある程度重要だと思っているものについては、5月には公表したいと思っています。二番目のマニュアル化については、専門家も含めた検討委員会を作り、重点的に必要なものについて今年度中にマニュアル化を完成したいと思います。ヘリの問題は年度前半に計画を作りたいと思います。早い方がいいと思いますが、京都府だけで決められるものはあまり無いのです。現場でやってもらうのは市町村ですし、ヘリを持っているところとの話にもなりますので。

 

記者

 庁内の緊急参集チームやトップの連絡網については比較的スムーズか。

 

知事

  連絡網については他の機関との話となるのですが、緊急参集チームについては庁内の話ですから一番すぐにできる。ホットラインも別段何かを新たに整備するわけではないので、どのようにやりとりしましょうかと国や市町村と調整すれば進められます。計画を作るのではなくて、こういうときにはこうやりましょうという調整なので、急ぎたいと思います。災害はいつ起こるのかわからないので。

 

記者

 聞き取られた結果だと思うが、ここに書かれたもの以外も対策があるか。

 

知事

  とりあえず、危機管理体制は着手するよう指示をしたということです。これについては、できる限り目処が立ったり完成したりしたら発表していきたいと思います。特に、危機管理については、着手してもらわないと計画もマニュアル化も進まないと思ったので、今日発表させていただきました。

 

記者

  マニュアルについては、業務継続計画があり、例えば大地震の対応やインフルエンザの対応指針があるがこういったものとは違うのか。

 

職員

  業務継続計画は、緊急時に通常業務をできるだけ停止して、応急対策業務と重要継続業務に人員を振り向けるものです。そこに応急対策業務を示しているのですが、誰がどういった形でそれらの業務を進めるのか、手順が決められていないので、それをマニュアル化していこうというものです。

 

記者

 マニュアル化については重点的なものを選別していくという話か。

 

知事

  マニュアル化は全てやりたいのですが、物によっては短期間に深められるかわからないので、業務の中で重要なものは早めにマニュアル化したいと思っています。

 

記者

 重点的なものとしてどんなものを想定しているか。

 

知事

  人命救助をはじめ、避難所への避難、備蓄食料の提供をどうするか、市町村への支援などかなりあります。一番思うのは、災害対応している市町村に素早く府の職員が行って、連絡を取り合うとか。大きな災害だと担当者はなかなか電話に出られないですよね。物が足りないような時や、府だけでなく国や警察と調整する必要もありますね。その時に京都府が何をするのかを決める。応急なので、災害発生時の対応です。

 

記者

  舞鶴港の関係で。南北首脳会談が行われたが、舞鶴港はかつて北朝鮮との取引も多かった。去年は朝鮮半島の情勢が緊迫して、クルーズ船も減ったこともあったと思う。北朝鮮情勢について、京都府としては今後どのように進んでほしいのか。

 

知事

  舞鶴港と絡められると答えやすいか答えにくいのかわからないですが、基本的には国際情勢が安定することは日本にとってプラスだと思います。それは全体的にということです。その上で、朝鮮半島の情勢が緊迫化しない、より融和的になるということは、全体的な国際平和の観点からもいいですし、経済交流の意味でプラスに働くと思います。ただ、舞鶴港との関連を言うと、元々、北朝鮮・韓国だけでなく、中国やロシアを含めた日本海側の拠点港ですし、京都にとって玄関口なので、プラスに働くということはそうですが、それだけではない。もっと大きな視点で舞鶴港の機能強化は必要です。

  足下で貨物の取扱いが増えていますし、クルーズについても波があると言っても、基本的には拡大傾向にありますので、受け入れ体制をハード・ソフトで作っておくということです。朝鮮半島情勢がどうなるかわかりませんが、全体的な平和につながることは機能強化にとってもプラスになると考えます。

 

記者

 前回の会見でもあった、山田前知事のポストの話があったが、その後検討はあったのか。

 

知事

 参与という形でお願いしたいと思っています。区切りのいいところで、5月1日(月)付けで考えています。

 

記者

 どういった時に、どういったアドバイスを求めたいか。

 

知事

  参与は非常勤の役職ですが、随時だと思います。どういった時にというよりも、16年間、府政を運営されたことと、私自身が山田府政の継承・発展を揚げて知事選挙に臨んだということもありますので、山田前知事がされた仕事、特に計画段階のもので、山田さんがどういう風に実現されようとしていたのか。聞くことは山ほどあります。山田さんは京都とのつながりを持って、京都のために活動すると仰っているので、今までの山田府政のアドバイスも求めますし、4月16日以降に新たな知識を得られたり、新たな経験もされていますので、経験者として、なおかつ京都で活動されている今、事情が変わっているがどう思いますかと評価を聞きたいと思っています。聞く項目は、山ほどありますが随時と考えていただければ思います。

 

記者

 ポストを付けた方がいいと。

 

知事

  組織としては、位置付けがある方が活動しやすいだろうし、こちらもどういう立場の人にアドバイスを求めているのか位置付けがカチッとある方が、私としてもアドバイスを受けやすいです。

 

記者

  山田前知事は退任される時に、西脇知事に「何も気にすることをなくやっていいよ」という言葉を贈りたいと話していた。16年府政に携わった山田さんが参与になることで、西脇知事がやりづらくなることはないか。

 

知事

  全く無いです。私の方がアドバイスを求める立場ですから。もちろん、気付かれたことについて、積極的にアドバイスをいただけるかもしれませんが、もともと気にすることはないと言われていますので、それについては、ご心配いらないと思います。

 

 

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