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平成19年6月7日

平成19年度6月補正予算等について

 平成19年度の補正予算でございます。まだ当初予算の議決をしていただいてからあまり時間がたっておりませんので、6月というのは補正予算を出すかどうかいつも迷うところなのですけれども、幾つか早期に講じておかなければならないものがありますため、よく絞って予算を編成することにいたしました。

 主な内容ですけれども、一つは「きょうと子育て応援パスポート」です。これにつきましては、ずっと協賛をお願いしておりましたところ、非常に多くの店舗が快く引き受けてくださいまして、準備が整ってまいりましたので、夏の実施に向けて今回予算を編成することにいたしました。

 鴨川の環境保全対策につきましては、あとで説明いたしますけれども、6月の議会に京都府の鴨川条例を提出していきたいと思っておりますので、それに要する費用を今回同時に提案しております。

 それから、「京都ジョブパーク」は4月から始めたばかりで、1日当たり大体100名ほど求職のために来られる方を見込んでいたのですけれども、平均150名という良い意味で予想を上回る形になりまして、その関係で体制強化のために予算を提出しております。

 あとは、災害等への緊急対応でございます。

 まず、「きょうと子育て応援パスポート」ですけれども、社会全体で子育て家庭を応援していこうではないか、支えていこうではないかということで、協賛店舗数は内諾を含めまして約2,000店舗を超えようとしております。「子育てパスポート」を始めている県は何県かあるのですけれども、スタート時に2,000を数える協賛店舗が集まった例はおそらく全国でも初めてではないかということで、この間の皆さんのご協力に対しまして心からお礼を申し上げたいと思っております。

 対象者は18歳未満の子どもがいる家庭、妊婦の方でございまして、この7月下旬から開始をしようと思っております。店舗数が多いというだけではなくて、利便性につきましてもたいへん多様なサービスを提供できる環境が整いつつあります。京都ならではの特色としましては、パープルサンガの当日券を安くしてもらえる、それからガソリンが値引きになる、また、銭湯におきましても「風呂の日」には大人1人につき小学生以下の子どもが3人無料で入れるなど、生活に本当に密着した形のサービスが提供できると思っております。京都府立施設につきましても、親子同伴で来場の場合にこのカードを見せていただきますと、府立植物園等で保護者の利用料金が無料になるという制度になっております。

 これから7月下旬に向けてカードを発行してまいります。申請方式ではなくて、学校等を通じましてカードを配布していこうと思っております。このあたりも京都府の特徴になろうかと思っておりますので、よろしくお願いいたします。また、できましたら協賛店舗は本当に多ければ多いほど子育てを応援する京都の雰囲気づくりができると思っておりますので、どうか大勢の方々から「私もこうやって子育て家庭を応援しよう」というようなお申し出をいただければたいへん幸せであります。

 それから、鴨川の環境保全対策につきましては、あとで条例を説明いたしますけれども、条例の中で自転車等の放置禁止などを打ち出しておりますので、放置自転車対策等について今回予算を計上することにしております。

 また、「ジョブパーク」は、先ほど申しましたように昨年のジョブカフェの2倍くらいの利用者がございまして、しかも春季はたいへん多い。その中には、障害のある方やメンタル面を相談する方もございまして、幅広いカウンセリングが必要だということで、今回、適正なサービスの質と量を確保するために補正予算を組むことにいたしました。5月7日などは269名ということで、利用者の方にとっては少々収容限度を超えてしまいましたので、ご迷惑をかけたことをおわび申し上げたいと思います。この補正予算を成立させていただきまして、1人ひとりに本当に親身なカウンセリングと応対ができる「ジョブパーク」として強化をしてまいりたいと思いますので、どうかよろしくお願い申し上げたいと思っております。

 あとは災害等の緊急対策です。今年1月に高波がありまして、京丹後市の間人地域で防潮堤が壊れたということがありますので、その復旧事業を打つことと、もう一つは、高病原性鳥インフルエンザの最終処理につきまして、いよいよ焼却処分ができる見通しが立ちましたので、その費用を計上しております。半分は国の予算を使います。事業費は大体3億円弱ぐらいになると推定しておりまして、これで最終的な処理が終わると思っております。予定よりはかなり早く取り組みができたのではないかと思います。これを含めまして一般会計は6億円台と、たいへん絞った形の予算になると思います。

 次に、提案の主な条例でございますけれども、一つは京都府子育て支援条例でございます。先ほど申しました「子育てパスポート」も、実はこの条例の一環です。少子高齢化の時代になって、子育ての負担感と申しますか、子育て家庭が孤立していく中で、子育て家庭に非常に重い荷物が背負わされているのではないかという感じが今社会にあると思っております。それだけに、家庭という、子どもさんを育てていく場を社会全体でみんなで応援して温かく見守っていこうということを条例化して施策として講じていこうと思っております。

 主な内容といたしましては、子育て家庭を支援する環境づくり、子育てに取り組む地域づくり、子育て支援に関する意識づくりの3本柱を立てまして、それに対して具体的な施策を講じていくということになっております。このフリップには例えば家庭支援総合センター(仮称)の整備と書いてございますけれども、条例の中では家庭を支援していく拠点づくりをするというように、施策を具体的に3本の柱に割り振るという形になっております。

 子育ての支援を展開するために、3つの柱で総合的な施策をしっかりと示していく条例というのは、私は全国で初めてだと思っています。これほど体系的で、具体的な施策をしっかりと乗せていく形の条例は初めてだと思っておりますし、先ほど申しました「子育て応援パスポート」事業もその一環として7月下旬から実施をしていきたいと思っております。

 もう一つは京都府鴨川条例でございまして、これも懸案の条例でございます。まさに鴨川の環境を守るという観点から、良好な河川環境を保全するための施策、鴨川環境保全区域を指定して許可制にしていく。それから、今ちょうど時季になっておりますけれども、納涼床の審査基準や景観配慮要請もしてまいりたい。京都市の景観条例とも合わせていく形になると思います。

 そして、快適な利用を確保するための規制。打ち上げ花火や落書きやバーベキュー、こうしたものにつきましては禁止をしまして、バーベキューはこの場所は禁止区域ですと指定する形になると思います。それから、放置自転車の移動、保管、処分。さらに、鴨川をみんなでよくしていこうという「鴨川府民会議」の設置や、「鴨川四季の日」の設立等から成っております。

 特徴といたしましては、清流と景観を保全する、快適な利用を確保するための総合的な規制によって河川環境を守る条例は全国で初めてだと思っております。それから、河川環境について意見交換を行うための府民会議の開催を条例で規定しているのも、市単位では既にあるのですけれども、都道府県では初めてになると思っております。鴨川というのは京都府民にとってかけがえのない財産でありますので、京都府といたしましてもこの鴨川の環境を守り、府民の憩いの場としてこれから末永く鴨川の保全維持ができるように頑張っていきたいということで提案させていただくものであります。

平成19年度6月補正予算等について(PDFファイル 331KB)

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中期ビジョン・経営改革プラン・マニフェストの進捗状況について

 中期ビジョン・経営改革プラン・マニフェストの進捗状況について発表させていただきます。この進捗状況につきましては内部で把握してお知らせするものでございまして、中期ビジョンの主な施策が232、経営改革プランの主な取り組みが29で、合計261あるのですけれども、現在達成が41、推進中が186、着手が26、未着手が8という形になっておりまして、全体で97パーセントの施策取り組みが着手または達成済みとなっております。中期ビジョンの期間から申しますと、達成が4で割ると本当は25パーセントということになるのでしょうけれど、最初から始めていきますので、当初は16パーセント程度かと思っております。

 同時に、マニフェストの方も、次のページに書いてございますような進捗状況になっております。私の場合はほかの知事さんのマニフェストとは少し違っております。何が違うかと申しますと、現職の知事がマニフェストを作ったということでありまして、1期目の現職中に中期ビジョンを作成いたしました。私自身がマニフェストを作る時には、この中期ビジョンともう一つの経営改革プランを踏まえて、具体的な施策の肉付けや数値目標を出していきました。一方、ほかの知事さんがたいへん困られていることとしては、それまでの都道府県の計画ビジョンと自分が作ったマニフェストが競合する例がほとんどなのです。そうなった時にどちらを優先するのか、どのように調整するのかということがたいへん問題になりますし、その中でもう一度組み直しをされる方もいらっしゃいます。

 ところが、私の場合には、施策の体系、中身等についての中期ビジョンを自分で作り、それをもとにマニフェストの具体的な施策を貼りつける形にしておりましたので、基本的にマニフェストの方がアクションプラン的な形になっているわけです。具体的な施策や数値目標を入れた形のものですので、先ほどの中期ビジョン・経営改革プランの達成状況とほとんど同じになっております。

 マニフェストに書いた方は、中期ビジョン関連の主な施策が195、経営改革プラン関連の具体的取り組みは29でありますけれども、224で若干少な目になっておりますし、中身はしっかりと具体的な数を書きましたので、そういった面からしますと達成が32、推進中が163、着手が21、未着手が8で、96パーセントの施策取り組みの着手または達成済みとなっております。

 では、主にどのようものが達成済みかと申しますと、例えば全小学校、全中学校での地域活動体験などの実施につきましては、610校すべてが達成しましたし、全中学校にスクールカウンセラーの配置というのも終わっております。それから、子ども・地域安全見守り隊の全小学校区での結成も1年目で完成いたしました。また、府立医大に対する府域のがん診療拠点病院指定、地産地消の売り上げ20億円などといったものも達成しておりますし、先ほど申しました「京都ジョブパーク」の設置なども既に達成済みになっております。それから、KESの取得も順調にマニフェストの数字を達成しております。

 あとは条例関係ですね。中小企業応援条例ですとか食の安心・安全推進条例などといった条例関係も、景観条例を含めまして達成済みになっております。そうした点が達成しているところでございます。

 評価の問題なのですけれども、よく外部評価で達成状況をABCという形で位置付けるところもあるのですけれども、私の場合には今のところ、未着手が8つほどはあるのですけれども、基本的には達成できない状況に陥っているものはありません。すべて達成に向けて今努力をしておりますので、そうした面ではABCという評価はしておりません。達成と推進中と未着手ということになります。いずれもう少し時間がたちましたら、その状況によって変化が出てまいりますので、その時は外部評価という形にしていきたいと思っておりますけれども、まずは進捗状況の発表ということで行っているところであります。

 以上が、中期ビジョン・経営改革プラン・マニフェストの進捗状況でありまして、これからさらに加速して達成状況をどんどん増やしていきたいと思っております。

中期ビジョン・経営改革プラン・マニフェストの進歩状況について(PDFファイル 193KB)

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子どもを性行為の対象とするコミックの有害指定等について

 子どもを性行為の対象とするコミックの有害指定等についてでございます。私も担当課が持ってきたものをちらっと眺めたのですけれども、よくこんな漫画があるなというくらいひどいものが今はんらんをしております。皆さんもご存じでしょうけれど、13歳未満の子どもとの性行為というのはそもそも犯罪です。こういった犯罪行為を描くというのは、社会現象としてやはり不快を通り越している。そういう状況に今こういう漫画は来ているのではないかと私は思います。

 今までは4都県で4冊ぐらいの指定だったのですけれども、今回はそのようなものとは違い、この有害コミックに限定をして徹底的に見ていくということで、13冊一挙に指定をしていく。おそらく全国でも初めてだと思うのですけれども、正直言って本当にとんでもない内容でありますので、これからも有害図書指定というのは積極的にやっていきたいと思っております。公報の登載予定日は6月26日または29日です。こうしたものがこのまま、コンビニ等で全く区分されずに普通のコミックと一緒に売られているという現状を解消するために今回指定をするものであります。

子どもを性行為の対象とするコミックの有害指定等について

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北部産業技術支援センター・綾部の開設について

 来週の月曜日に「北部産業技術支援センター・綾部」の開所式を行います。機器の整備等を行ってまいりましたけれども、ようやく事業がスタートできることになりました。この間、地元を始め大勢の方にご協力いただいたことに対しまして心からお礼を申し上げたいと思っております。11日の午前10時半から開所式を行います。これによりまして、北部のものづくり中小企業に対する技術相談、機器の貸し付け、さらには人材のレベルアップ等、きめ細やかな体制を組むことができると思っております。

北部産業技術支援センター・綾部の開設について

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地域力再生プロジェクト事業のスタートについて

 先程地域力再生プロジェクトの看板かけを行ってまいりましたけれども、いよいよ6月11日からプロジェクト事業がスタートしてまいります。

 主な事業といたしましては、京都府地域力再生プロジェクト支援事業の交付金の募集が始まります。交付の予算枠は3億円でございます。地域で今頑張っていらっしゃる大勢の方々から、「我々はこんなに頑張っているんだから、行政もこのあたりは支援をして支えてくれ、それが本当に京都府づくりのためになる」という観点で、ぜひとも応募をお待ちしているところであります。

 同時に、「京のチカラ・明日のチカラ コンクール」ということで、こうした地域力再生について府民の皆様から幅広い提案をいただこうと思っております。優秀な提案につきましてはまさに京都府が実行していく、または市町村とともに協力をして実行していく、夢おこしをやっていきたいと思っております。

 あと、ロゴマークとキャッチフレーズを募集していますので、よろしくお願いを申し上げます。詳しくは京都府のホームページをごらんいただきたいと思います。

地域力再生プロジェクト事業のスタートについて

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主な質疑

記者 :
 補正予算について、「子育て応援パスポート」と「鴨川条例」、それから災害関連で「防潮堤」と「鳥インフルエンザ」の事業費はそれぞれいくらぐらいか。

知事 :
 正直言いましてそんなに大きな額ではないのです。「子育てパスポート」は印刷費などですから、大した額ではありません。大きいのはやはり鳥インフルエンザ関係で、これは3億円弱ですから、半分ぐらいを占めています。あと防潮堤の工事、これは幾らくらいでしたかね。

職員 :
 3億円です。

知事 :
 そうですね。ですから、残りは放置自転車対策の費用ですとか、あとはジョブパークでコンサルティングを増やしたりしてまいりますので、そういった費用でございます。

記者 :
 鴨川条例についてまだ内容がよく分からないが、放置自転車については柵を作るのか。

知事 :
 そうではなくて、放置自転車置き場を仮設しようと思っているのです。条例を作った時には、放置自転車は河川内から撤去し、全面的に禁止します。しかし、放置自転車をその場で処分することはできません。一応取りに来てくださいと言わなければいけませんので、放置自転車の置き場を作っておかなければいけない。実はまだ正式な置き場が決まっていないので、当面は鴨川に隣接しているところに、管理用に少しの間置かせてもらおうと思っております。その時に、それこそ景観のために保全条例を作ったのに、放置自転車で景観破壊をすると困りますから、目隠し用の柵を作ったりする必要があると考えております。そして、時間が来て取りに来られなければそれは処分をさせていただくことになります。将来的には、今きちんとした放置自転車置き場を探しておりますので、その時に少し費用がかかるかもしれません。

記者 :
 今も公園に放置自転車を一定保管しているような場所があるが、同じところか。

知事 :
 一応そこに置こうと思っています、とりあえずは。

記者 :
 そこに、少し目隠しをするということか。

知事 :
 今のところはですね。数が増えてまいりますとそこでは収容し切れませんので、今ほかの候補地を探しているところです。

記者 :
 バーベキューなどはそもそも禁止されていたと思うが、一部で認めるということになるのか。

知事 :
 場所的にはどうでしたかね。

職員 :
 条例で禁止区域を指定することになっています。

知事 :
 のべつ幕なしにやられては、ご近所の方も、また鴨川を楽しんでいらっしゃる方も困りますので、禁止するということです。

記者 :
 鳥インフルエンザの最終処理が、予定より早く取り組めたとのことだが、発生から既に3年以上たっており、地元からすると遅れているという方が素直な感情かと思うがどうか。

知事 :
 いえ、それは違います。鶏を埋めた場合、家畜伝染病予防法で地中に埋めておかなければならない期間が3年と定められていますが、それから行うのでは取り組みが遅くなるため、我々は予め地中の検査をし、埋めた鶏の状態が大丈夫と確認できたので、早く処理できることになったのです。

記者 :
 どの程度早まったのか。

小石原副知事 :
 できたら20年の3月までには何とかしたいという思いがありましたので、それに比べたら三か月か半年か、期間とすればそれくらいのところになります。

知事 :
 とにかく早期処理を打ち出して、いろいろ準備ができましたので、その点からするとかなり早く取り組みができたと思います。地域の人の、早く処理してくれという気持ちはよくわかるので、農林水産省とも十分相談をして、早目に実行したということです。

記者 :
 今年中には終わるということか。

知事 :
 焼却処分をする鶏の量の問題などがありますので、今年度いっぱいかかるかもしれませんけれども、焼却処分を始めることはできます。

記者 :
 焼却場所はどこかということと、今回で最終決着になることについての感想をお聞きしたい。

知事 :
 焼却場所については、風評被害や地元の方の了承という問題がありますので、非公表ということにさせていただきたいと思っております。(感想としては)やはり3年かかったということですよね。それと、非常に大きな費用がかかりました。今回も半分は国の予算ですがもう少し国全体でしっかりとした対策があればよかったという気持ちがあります。しかし、一つの区切りはついたという感じはしております。

 ただ、鳥インフルエンザにつきましては、東南アジアを中心に猛威を振るっているのが現状ですから、私たちは区切りがついたということで安心するのではなくて、これを機会にさらに警戒体制を強め、安心・安全確保のために全力を尽くしていくというのが、行政としてはあるべき姿だと思っています。

記者 :
 鳥インフルエンザの焼却処分については、6月補正予算が可決されるとすぐ執行できると思うが、いつ頃に着手する予定か。

知事 :
 もちろん議会の議決を経なければなりませんが、大体の地元調整も含めて見通しは立っておりますので、議決されましたらすぐに動けると思っております。

記者 :
 7月になるということか。

知事 :
 そうですね。実際には8月、9月くらいになってくるのではないかと思います。

記者 :
 焼却施設はもう決まっているのか。

知事 :
 そうです。

記者 :
 それは知事の方からは公表しないということか。

知事 :
 はい。しません。

記者 :
 それは1カ所か。

知事 :
 それも含めて、これについてはやはり地元の感情がありますので、せっかく引き受けていただいた地元については一切コメントを差し控えさせていただきます。

記者 :
 市町村名など、そのあたりは。

知事 :
 それも含めて。公表しないからといって、別に社会的、行政的に問題が起きるというわけではありませんので。やはりこの問題は地元の関係もありますし、地元の皆さんにもそういう条件で引き受けていただきましたので、それについては公表は差し控えたいと思います。

記者 :
 民間の廃棄物焼却施設か。

知事 :
 そういう話は、一切差し控えます。

記者 :
 京都府内か。

知事 :
 コメントを差し控えます。

記者 :
 処分する中身は何トンとか何立方メートルとか、どのくらいのものか。

知事 :
 それはあとで、事務的に確認してください。

記者 :
 これは府の予算だけで3億円か。

知事 :
 いえ、国庫を入れて3億円です。

記者 :
 早ければ7月中にも処理が始まり、今年中には終わるということか。

知事 :
 7月は少し早すぎるかもしれませんね。7月に可決して、それから準備をしていくので、今年の夏過ぎ頃から始まって、今年度中には終わるというくらいの日程ではないでしょうか。

記者 :
 処理を始めることができた理由は何か。

知事 :
 それは鶏体を調べて、大丈夫、安全だと、十分焼却処分に耐えられる状況になっているということを確認したということです。

記者 :
 安全だという判断基準は何か。

知事 :
 もちろんウイルスはありませんし、焼却処分にあたっての状況も十分にできているということです。安全性については専門家の皆さんに確認いただいております。

記者 :
 3億円というのは、純粋な焼却代金なのか、もしくは受け入れてくれた地元に対する迷惑代のようなものは含まれていないのか。

知事 :
 そのようなものはありません。迷惑代などはありません。

記者 :
 焼却するための純粋のコストか。

知事 :
 そうです。そこまで協力していただいているのだから、我々もきちんと約束は守るということです。

記者 :
 鴨川条例の中の「鴨川府民会議」と「鴨川四季の日」について、内容を教えてほしい。

知事 :
 鴨川につきましてはまだいろいろと相談をしていかなければならない問題があるのです。例えばホームレスの問題ですとか、河川環境についてどういうことをやっていくのかということがあります。そうした問題についてはできるだけ大勢の人に相談をしていただこうということで、「府民会議」を設置して、その中には京都市さんにも入っていただきますので、府市協調によって解決をしていこうと思っております。いわば進化する条例という形で、この「府民会議」という仕組みを入れていこうと思っております。

記者 :
 具体的な時期などはまだこれからか。

知事 :
 まず、議決をいただいてからになります。

記者 :
 議決を受けた場合、条例自体の施行はいつ頃の予定か。

知事 :
 条例自体はすぐに施行する部分と、禁止行為などにつきましては周知期間がありますので、その部分と両方になります。今のところはどのくらいの予定にしていましたかね。

職員 :
 来年の4月1日が規制の部分です。

記者 :
 「鴨川府民会議」も来年になるのか。

知事 :
 いや、府民会議自体は規制の部分ではありませんから、制定をしましたらできるだけ早く設立していきたいと思っています。

記者 :
 「府民会議」の施行は公布日になるのか。

知事 :
 公布日ですね。

記者 :
 「四季の日」についてはどうか。

職員 :
 「四季の日」も公布日施行になります。

知事 :
 それで、いつになりますか。

職員 :
 これは知事が別に定めるということになっていますので、これから決定します。

知事 :
 これにつきましても、「府民会議」の議論を経て定めていきたいと私は思います。

記者 :
 「四季の日」とは、どういうものか。

知事 :
 鴨川の記念日のようなものかな。「四季の日」ですから、もしかすると春、夏、秋、冬ということになるかもしれません。今鴨川は、春の桜のシーズンには鴨川茶店、8月の初めには鴨川納涼をやっておりますので、そうしたものとも連動して、府民の皆様の活動をうまくバックアップできるような形で「四季の日」が制定できたらよいと思っています。

記者 :
 「府民会議」の構成メンバーのイメージというのはあるのか。

知事 :
 鴨川は今、いろいろな方々が守ってくれています。鴨川を保全する会や美化活動をしてくれている方々、野鳥を守ってくれている方々など。そういう方々に幅広く集まっていただきまして会議をしていきたいと思っています。

記者 :
 コムスンの不正行為について、知事の見解をお聞きしたい。

知事 :
 私ども京都というのは、こういう介護保険、福祉関係の事務所に対する立ち入りや取り消しは、実は非常に初期の頃から厳しくやっていたところでありまして、今までコムスン関係への立ち入り検査等は徹底してやってきております。今のところ私どもの検査の中で大きなものは出てはいないのですけれども、この会社自身の体質と申しますか、会社自身の問題として今回厚生労働省から通知があったわけでございますから、その通知の内容を十分に吟味して、やはり介護を受けられる府民の皆様第一に対応していきたいと思っております。

記者 :
 今、子会社にその事業を譲渡して、何とか指定の申請を継続したいという話も出てきているが、仮に、そういうところから申請があった場合それを認めるのか。

知事 :
 まず、なぜ今回こういう通知が厚生労働省から発せられたか。コムスン自身の体質、コムスンが今までやってきたことが到底許容できるものではないという判断で、技術的助言という形で通知を出されたわけです。子会社に行こうが行くまいが、その問題点が解決されているのか、我々はこの点をやはり厳しく見て判断していくことになるでしょう。単に名義だけ変わるのではだめでしょう。

記者 :
 現状のまま事業を継ぐだけでは、そういう申請等があった場合は受け入れないという判断か。

知事 :
 ですから、その内容がどういう形で改善がなされているのかということについては、厚生労働省等とも十分検討しなければいけないと思っています。と申しますのは、京都府内におけるコムスンの事業所で大きな問題があったということではなくて、全国的にコムスンの体質の問題、いろいろな不正や不正逃れの各種の問題があったということですから、そうしたものが統一的にどういう形で改善をされていくのかということは、厚生労働省とも十分に協議をして、その中で私どもも判断をしていきたいと思っています。

記者 :
 今までより審査を厳しくするというようなスタンスか。

知事 :
 今までも京都は結構厳しかったのです。ただ、今申しましたように、そういう全国規模の中での親会社の体質ですと、いずれ京都の中でも問題が起きる可能性は十分にあるわけですから、そのことを念頭に置いて厳しく対応していかなければいけないと思っています。

記者 :
 今回のように子会社に事業内容を譲渡するというコムスンのやり方については、どう思うか。

知事 :
 まずはやはりコムスン自身が、事業のあり方について問題点を自己検証のうえ反省をして、改善点をしっかりと出すべきでしょうね。その反省も改善も、それに対する対応としてはこうだという形で出てくるならばともかく、いきなり出てくるというのは少し事の本質が違うと私は思います。

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