京都新聞ツーリスト・インフォメーション・センター関連記事
「観光客8000万人」実現へ 京都府が外国人観光客誘致策(平成16年2月16日)
京都府は、2010年の目標に掲げる「観光客8000万人」の達成に向け、経済成長の著しい東アジアを中心とした外国人観光客を獲得するため、観光案内所の設置や個人旅行のコース提案などの誘致策に乗り出す。2004年度当初予算案に総額7000万円の関連経費を盛り込んだ。
02年の府内の観光客数は約6500万人。約5400万人だった1995年以降、増加傾向だが、「このペースでは10年の8000万人達成は難しい状況」(府観光・商業課)という。
このため、国が本年度から取り組んでいる「ビジット・ジャパン・キャンペーン」を「追い風」ととらえ、日本に向けられている中国や韓国など海外の関心を一気に京都に集める狙いで、観光客誘致に取り組む。
04年度当初予算案で、京都駅ビル(京都市下京区)9階の府国際センター内に、「外国人観光インフォメーションセンター」を新設し、専門職員2人を常駐させる経費1500万円を計上した。塩小路通を挟んで向かいの京都タワービル内で40年近く、外国人客向けの観光案内を続けてきた「ツーリスト・インフォメーション・センター」が3月末で閉鎖されるため、それに代わる拠点とする。
このほか、独立行政法人「国際観光振興機構」などと連携し、京都を中心とした個人旅行の新たなコース提案や、京都の伝統産業を肌で感じることができる体験工房なども検討。携帯電話を使えば、外国語の観光ガイドが入手できるサービスを具体化するための調査研究費も盛り込んだ。
府観光・商業課によると、02年に京都で宿泊した外国人観光客は49万人。米国の13万人をトップに、台湾7万3000人、韓国5万2000人、中国3万人。特に、中国については、00年に一部の大都市からの日本への団体観光ビザが解禁されたこともあって急増しているという。
外国人旅行者に観光情報など提供 京都駅ビル9階に案内所新設(平成16年3月30日)
京都府は、外国人旅行者に京都の観光情報などを提供する「京都ツーリストインフォメーション」を、京都市下京区の京都駅ビル9階に新設した。府観光連盟が4月1日から業務をスタートさせる。
職員2人が常駐し、京都市を含む府内の観光案内にあたり、低価格で宿泊できるビジネスホテルや旅館などの予約業務も行う。業務時間は午前10時-午後6時で、毎月第2、第4火曜は休み。
京都駅前で40年近く外国人客に親しまれてきたJNTO(独立行政法人国際観光振興機構)の観光案内所が今年1月末に閉鎖したのを受け、府と京都市が連携して同駅ビル内で案内を行うことにした。同ビル2階にある市観光案内所を訪れた外国人客を9階に誘導するなどして対応する。
府によると、2002年に京都で宿泊した外国人観光客は49万人。米国の13万人をトップに台湾7万3000人、韓国5万2000人、中国3万人など。中国は2000年に1部の大都市からの日本への団体観光ビザが解禁された影響で急増しているという。
府観光・商業課は「きめ細かいサービスを進める。国の外国人客誘致策『ビジット・ジャパン・キャンペーン』と連動させ、外国人観光客を獲得し、京都への訪問率アップを目指したい」としている。
