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「分かりやすく、使いやすい公共交通ネットワーク実現会議」第11回実現会議開催結果

1 開催日時

平成22年5月21日(金曜日)午後3時30分から午後4時45分

2 開催場所

宮津商工会議所 大会議室(宮津市鶴賀2054-1)

3 会議の概要

(1)「改善実行計画」実施状況報告等

<資料>

資料1 「分かりやすく、使いやすい公共交通ネットワーク実現会議」の概要(PDF:141KB)

資料2 第二次 丹後地域観光振興プラン(PDF:191KB)

資料3 TanGo春号2010.3~4( PDFファイル ,2MB)(PDF:2,821KB)

資料4 地元ガイドおすすめ!!京都中丹みどころマップ

資料5 「NAVITIME」でバス情報を出すには(PDF:1,013KB)

資料6 【フリーきっぷ】説明資料

資料7 丹後まほろばぐるり旅

資料8 定期観光バス1日コース運行「丹後王国 浪漫す号」

資料9 バスと遊覧船で行く舞鶴観光めぐり!!

資料10(1) 平成22年度 地域公共交通活性化・再生総合事業 計画事業一覧(PDF:90KB)

資料10(2) 平成21年度 地域公共交通活性化・再生総合事業費補助金実績(PDF:72KB)

(2)協議における主な意見等

 <今井座長あいさつ>
・ 厳しい環境の中、KTRの輸送人員では概ね200万人を確保され、京丹後での200円バスも先日100万人を突破。皆さんの努力の賜物であり感謝。
・ 6月には高速道路の無料化実験が開始。この地域にも大きな影響が予想されるが、すべての要素が共存していかねばならない。
・ 今回は観光の中での公共交通機関ということを中心に協議願う。

<有馬京都府観光政策監(オブザーバー)>
・ 観光資源と観光客を結ぶ役として、人の存在が大事。府でも「京都観光未来塾」という講座を観光連盟と共同で開催しているところ。
・ 観光客にとっては、住んでいる人以上に、路線や料金体系など分かりやすさが大事。行きたいところに行きやすい路線。その意味で、低料金で使いやすい企画切符が望まれる。
・ また、交通機関そのものの魅力づくりも大切。京都亀岡ではトロッコ列車、丹後地域では悠遊号やアテンダントさんなどの取組がそれにあたる。そして、情報提供の仕方。現地での分かりやすい路線案内がリピーター獲得につながる。

<坂上京都嵯峨芸術大学>
・ 「観光客はわがまま」。目的地までの交通手段により「もう一度乗りたい」「もうこりごり」と思うかで、地域に対する思いが変わることも多い。
・ 丹後検定の合格者を地元の語り部として育成する取組をしており、こうした方々をぜひ活用いただきたい。地域を案内する人が大変重要であり、地域の魅力と公共交通をつなぐ一助になるのでは。
・ 乗り放題フリー切符の効果は大きい。観光客がホテル・旅館の検索をするときにフリー切符の案内を見てもらえるなど事前に存在が認知される発信の仕方も大切。

<辻本北近畿タンゴ鉄道社長>
・ KTRのフリー切符は、京都や大阪で販売されないため、昨年12月から「列車お届けサービス」という、事前に申し込みをしてもらえば京都や大阪からの直通特急内で車掌がお客さんに切符を届けるサービスを開始。

<川村JTB福知山支店長>
・ 旅行会社としても、地元の常識を理解して発信していく役割をしっかり持たないといけない。どこの食堂が美味しいといった基本的な情報を観光客は重要視されている。
・ 丹後広域観光キャンペーン協議会からの依頼で、連泊を推進する事業に取り組んでいる。地元の方と一緒になって考えているが、丹後で2泊、つまり朝を2回迎えるだけの素材の掘り起こしが難しいところ。

<田中豊岡市都市整備部長(代理)>
・ 豊岡市で言えば、地元のボランティアを育成して、地元の方からコウノトリのことを語り継いでいけるような取組が重要と考えている。

<近藤じゃらんリサーチセンター(代理)>
・ 「連泊」については、私どもの調査では国内旅行者で平均1.6泊という結果。2泊のハードルは高い。一定の期間に2回訪れていただくようなキャンペーンも効果的かと思う。旅行者が旅に求めるものとして、「温泉」「宿」に次いで「食」があがっており、現地のおいしいものを楽しみたい観光客が多い。

<太田与謝野町長>
・ 野田川駅からのレンタサイクル利用なども公共交通のひとつととらえ、そういった利用の仕方、楽しみ方を発信できればと思う。

<井上宮津市長>
・ 鉄道は「乗りたい」「乗りに行きたい」と思われるような交通機関としてPRが必要。バスは行き先などの魅力とセットにしたPRの仕方も効果的だと考えている。

<中江京丹後宿おかみさんの会>
・ 駅舎の階段の上り下りの改善やカード決済など、お客さん目線で少しずつ使い勝手が良くなってほしい。また、観光客にとっては、始めて会う人でその土地の印象が決まってくるので、まず公共交通機関で当たり前の対応をしっかりしていただければと思う。

<宮崎丹後広域キャンペーン協議会副会長>
・ 天橋立観光協会では、「着地型観光」を今年の最重点課題と考えており、JTBの協力のもと天橋立にガイドを配置している。しっかり宣伝していきたい。

<坂上京都嵯峨芸術大学教授>
・ 1施設で連泊するのは難しくても、域内の複数地で連泊することなら可能かと思うし、地域の資源を活かす意味でも有効。そういう商品を開発してほしい。「人」による付加価値、丹後の素晴らしい「食」を活かして、公共交通機関を絡めていけばまだまだ可能性がある。

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