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第2回自転車安全利用促進計画検討委員会の開催結果

開催日時

令和2年8月26日(水曜日) 午後2時から午後3時30分まで

開催場所

京都府公館第5会議室

出席者

1 検討委員
・小川圭一委員長(立命館大学理工学部環境都市工学科教授)
・内山伊知郎副委員長(同志社大学心理学部教授)
・小林文彦委員((一財)京都府交通安全協会専務理事)
・佐藤英子委員(京都府交通安全女性の会会長)
・三上かず子委員(自転車安全利用推進員)
・棟森幸子委員(上京地域交通安全活動推進委員協議会会長)
・奥田朱美委員(主婦)
・塚田裕和委員((株)GSユアサ総務部担当部長)
・村上一郎委員(京都府自転車軽自動車商協同組合理事長)
・市川榮作委員(京都府立高等学校PTA連合会事務局長)
・梶山真樹委員(京都市建設局自転車政策推進室自転車企画課長)


2 事務局
・京都府府民環境部副部長
・京都府府民環境部安心・安全まちづくり推進課長
・京都府建設交通部道路管理課長
・京都府警察本部交通部交通企画課交通戦略室長
・その他関係課員

議題

「新しい生活様式」の実践を踏まえた効果的な安全教育・広報啓発等について

▹ 安全教育

▹ 広報啓発活動

▹ 事故への備え・被害軽減

▹ 指導取締り

▹ 通行環境の整備

意見

安全教育

・ 交通ルール・マナーの向上を図る上で、「なぜそのルールがあるのか」ということを理解させる
ことが必要である。自分だけの視点ではなく相手の視点を捉えることで、周囲との調和がうまくい
くことを理解してもらえれば交通ルールの意義が明確になる。
・ ドライバーの視点を教えるために、子供を運転席に座らせて死角を実際に確認させるという手
法があるが、自転車運転においても歩行者や自動車からの視点を教えることが効果的ではないか。

・ 実際の事故を生々しく伝えることや、この事故により何千万円の賠償があったと伝えることが、
子供達にも響くように思う。
・ スケアードストレート方式の交通安全教室を録画した映像を見せることも効果的である。
・ メーカーと販売店が協力して、電動アシスト自転車の交通安全講習や広報啓発活動をやってい
きたい。
・ 電動アシスト自転車を販売する際に、販売店として指導・説明責任があり、普通の自転車より
も時間をかけて丁寧に説明をしているが、さらに強化していきたい。
・ 電動アシスト自転車の交通安全教育は、学生・主婦層・高齢者等の年齢や生活スタイル別で行
えば効果的であると思である。
・ 日本で就労している外国人に対しても交通安全教育は重要であり、事業主から外国人就労者に
教育できるように、事業主への教育も必要

 

広報啓発

・ SNS や動画配信を単に配信するたけでは閲覧件数は延びない。見てもらうための工夫が必要である。
・ 大人数で、目立つように啓発活動をすることで通行人も興味を示し、啓発の効果が高まる。
・ 外国人や観光客には、観光マップ等の観光情報の中に交通安全情報を盛り込むことで、より見
て貰いやすいのではないか。

 

事故への備え・被害軽減

・ 京都市では、自転車損害保険義務化のチラシを自転車販売店や宿泊施設等の協力のもとにを配布し、自転車保険の加入促進を図っている。
・ 交通安全協会では、外国人観光客が多い東山区等を中心に英語・中国語の交通安全資料を配付したり、
レンタル自転車店に設置する取組をしており、このような活動を地道にしていくことが重要である。

 

指導取締り

・ 自転車の交通事故の多発地点や時間を分析して戦略的に取締りを行った上で、効果検証を行え
ば、効果的なものになると思う。
・ 交通事故に直結するような違反に重点を置いて取り締まることも効果的であると思う。
・ 検挙に至らない違反についても積極的に指導書を作成することで、本人に違反したことを意識
付けることができ、こうした積み重ねが大切である。
・ 現場で啓発活動と取締りを併せて行えば効果的であると思う。

 

通行環境の整備

・ 路面表示も色々なパターンがあると思うが、注意喚起の路面表示は目を引くし、「少しいつもと
違うもの」が目を引き効果的なものになるのではないかと思う。

 

お問い合わせ

文化生活部安心・安全まちづくり推進課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4255

anshinmachi@pref.kyoto.lg.jp