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【優良モデル校】京丹後市立大宮中学校

認定日:令和元年8月1日

マップ

大宮中学校は、京都府北部の丹後半島の玄関口である京丹後市大宮町にある全校279名の中規模校です。校区には京丹後市立大宮第一小学校と大宮南小学校の2校の小学校があり、町内の大宮こども園、大宮北保育所とあわせて、『大宮学園』として施設分離型の小中一貫教育を展開しています。本校生徒は徒歩、自転車、スクールバスで通学しており、自転車通学生徒は全校生徒の約6割にあたる165名が通っています。平成28年10月、山陰近畿自動車道(野田川大宮道路)の開通とともに、京丹後大宮IC(大宮町森本)が供用開始された影響で、以降、本校区内の交通量は増加傾向にあります。

本校では、生徒の安心・安全を守る取組の一環として、教員による登下校時の交通安全指導や広域パトロールはもちろんのこと、PTAとも連携し、毎月15日及び「秋の全国交通安全運動」期間に、「PTA広域交通指導」を校区の各地域で展開し、子どもたちの安全を確保するとともに、交通マナーの向上を図る取組を継続して行っています。京丹後市内の小中学校には「にこにこカー」という交通安全パトロールカーが配置されており、児童生徒にはおなじみのデザインと音楽で交通安全の啓発を図っています。さらに、「にこにこカー」による巡回パトロールの際にはPTAの役員の皆さんにも参加していただき、交通ルールを守らせる指導と同時に、危険個所の発見や犯罪抑止などにも効果のある取組となっています。

パトロールの様子ニコニコカー

   平成31年2月に、本校の生徒会本部役員を中心とする22名の生徒が、「京都府自転車の安全な利用の促進に関する条例第10条」に規定された京都府自転車安全利用推進員委嘱講習を2日間にわたって受講し、自転車に関する交通安全教育や広報・啓発活動等を行う、「自転車安全利用推進員」に委嘱されました。

受講の様子生徒

 

主な取組

新入生への交通安全指導

主な取組み1主な取組み2主な取組み3

  本校への入学時には、入学説明会やオリエンテーションの際、学校のきまりをはじめとして、通学に関する指導、自転車通学規定の説明、自転車通学許可願や自転車通学誓約書の提出などを、交通安全指導と併せて行っています。毎年4月には、1年生徒全員を対象に京丹後警察署員による安全な自転車運転の心得や交通法規、危険回避のための留意点などについての交通安全教室を開催しています。また、自転車通学時の安全を考慮し、学習用具の学校での管理のための環境整備や教科指導での工夫などにより、通学鞄の軽量化を図る取組を進めています。

部活動における取組(本校ブラスバンド部の行事参加)

昨年11月、「京丹後安全・安心まちづくりスタート式及び交通安全パレード」(主催:京丹後市交通安全協会・京丹後警察署)に本校ブラスバンド部員が参加しました。スタート式でのファンファーレや記念演奏を行った後、丹後王国「食のみやこ」のメインストリートでパレード演奏を行いました。

部活動1部活動2 

本校生徒会を主体とした「大宮中安心・安全プロジェクト2019」の取組

大宮中学校では「大宮中学校安心・安全プロジェクト2019」と銘打って、安全に資する様々な取組を展開しています。生徒会本部と中央委員が、慣れない自転車で初登校してきた新入生をサポートした入学式の登校指導を皮切りに、本校生徒会本部の呼びかけにより、中央委員会・専門委員会などの生徒会組織の委員や、自転車安全利用推進員が協働し、朝の挨拶運動や、自転車安全利用指導などを積極的に展開しています。自転車安全利用指導では、京丹後警察署交通課の協力のもと、学校近辺数か所に分かれて交通指導を行っています。推進員が、自転車の一列走行を呼び掛けたり、信号のない危険な三叉路の横断補助を行ったりして、本校生徒へ交通安全に対する意識向上を訴えています。このプロジェクトにより、本校生徒の交通安全意識の輪をさらに広げていくとともに、従来から校区小学校の児童会と取り組んでいる「大宮学園児童会・生徒会ハイタッチモーニング」の取組を発展させることにより、地域ぐるみの安心・安全の環境が少しでも大きくなっていくよう、今後も粘り強く継続的な取組を続けていきます。

プロジェクト1取組の様子集合写真活動マーク

 

お問い合わせ

文化生活部安心・安全まちづくり推進課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4255

anshinmachi@pref.kyoto.lg.jp