丹波広域基幹林道沿線緑化への取組 [京都林務事務所]
管内情報(平成18年9月)
丹波広域基幹林道沿線緑化への取組
平成18年8月30日及び9月1日の2日間、京都府立大学学生サークル「森林サークル 森なかま」に呼びかけを行い、現地採取稚樹による沿線緑化の取組を実施しました。
この取組みは、京都府が指定する自然環境保全地域周辺における林道建設において、自然環境保全、特に生態系(植物)の撹乱防止を目的とし平成10年から毎年実施してきました。
今回は、この取組を職員だけでなく、広く府民の方々に体験していただくことで、自然環境に配慮した林道建設や森林・林業に関心を持ってもらい、将来、森林施業だけでなく森林ボランティア等の活動フィールドなど林道用途の拡大に繋げることを目的として実施しました。
1. 開催日時
平成18年8月30日(水曜日)、9月1日(金曜日)の両日9時から17時まで
2. 開催場所
京都市左京区広河原 地内(丹波広域基幹林道:深見大布施線 片波工区) 「片波川源流域自然環境保全地域」及びその周辺
3. 参加者
京都府立大学学生「森林サークル森なかま」延べ15名(1年生~4年生)、京都府農林水産部森林保全課職員、京都林務事務所職員
4. 概要
京都林務事務所では、毎年、丹波広域基幹林道沿線、特に京都府の自然環境保全地域を中心とする路線での、自然環境保全を目的とした種々の取組を実施しています。
今回は、その取組の一つとして、林道開設工事箇所から着工前に稚樹を採取し、既設林道周辺の裸地箇所への移植等を行いました。
林道建設と環境保全は相反するものに思われがちですが、人の山離れが深刻な現代では地域の林業振興や環境保全のための森林施業を行う上で林道は不可欠なものであります。
しかし、林道建設をただ行うだけではその理解を得るのは難しく、やはり生態系の撹乱をいかに最小限に抑えて建設するかが重要であります。
また、林業振興だけを目的とするのではなく地域・学校教育や森林ボランティアも含めた活動フィールドとしての利用も今後は考えていく必要があります。
今後も他の団体等と連携し、今回のような取組を実施することで、将来の森林施業につなげていきたいと考えています。
