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岩盤の緑化に向けて [京都林務事務所]

硬質の岩盤法面やモルタル吹付法面は、緑化が困難なため切取面が長期間むきだしの状態となります。ラス張工を施工しているため防災上の問題はありませんが、景観が周囲と馴染みません。そこで、法尻にツタを植栽し、伸長させ、法面の緑化を図っています。
ツタ緑化の最大の敵はシカの食害です。シカ除け竹の設置等、シカと知恵比べ中です。

ツタ植栽

植栽には、時にフユヅタ、イワガラミなどもありますが、主にはナツヅタを使用しています。

工事によりむき出しになった岩盤 できるだけ岩盤の際に植えます。

数本をまとめて植えていきます。 完成

生育したツタ

完成後、しばらくすると場所により成長に差はありますが、ツタが岩盤を覆ってくれます。
しかし、シカによる食害も見られ、対策を考える必要がでてきました。
現在はシカ除けにタケを設置して対応していますが効果については調査中です。

調査では、各ツタの性質や、活着率などを見ながら、より有効なツタ植栽による岩盤緑化の方法等を模索しています。
林道等によりむき出しとなってしまった岩盤が緑に覆われるように、今後も調査を続けていきます。