宝積寺(大山崎町)
宝積寺(ほうしゃくじ)
「打出(うちで)」と「小槌(こづち)」が祀られていることから、別名「宝寺(たからでら)」とも言われています。
寺伝によると、聖武天皇が勅願し、僧行基が建立されたとされています。本堂左横にある小槌宮には大黒天が奉られ、「打出」と「小槌」で参詣者に福徳を授けています。一寸法師の説話も宝積寺から生まれたのかもしれません。
また、打出の小槌は、七福神の一神とされる福の神大黒天が所持している宝物で、振れば出世、福徳、財徳を授けてくれると言われています。「招福こづち」のお守りは、孟宗竹を使用し、繊維の美しさを生かした特殊な染色が施されているそうです。
重要文化財の三重の塔があり、本堂及び山門は京都府の登録文化財に指定されています。桜の花にも紅葉にも映える塔です。
問い合わせ | 宝積寺(宝寺)の電話番号:075-956-0047 |
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住所 | 〒618-0071 乙訓郡大山崎町銭原一番地 |
最寄駅 | 阪急京都線「大山崎」駅、またはJR京都線「JR山崎」駅下車、天王山登山道を徒歩約10分、アサヒビール山荘美術館の真横、天王山の中腹にあります。 |