トップページ > 文化・スポーツ・教育 > 文化・スポーツ > 未指定文化財の修理補助 > 絹本著色「善導大師像」(知恩院 京都市東山区)

ここから本文です。

絹本著色「善導大師像」(知恩院 京都市東山区)

宗教法人 知恩院(京都市東山区) 絹本著色(けんぽんちゃくしょく)善導(ぜんどう)大師像  1幅修理                                     

 南北朝時代の作品。浄土宗高祖善導大師と宗祖法然上人との二祖の行状絵伝を曼荼羅式に各1幅にまとめてつくられた珍しい「絹本著色二祖曼荼羅図」のうちの1幅。 現在知られる善導絵伝中では最古のものであり、截金(きりかね)を用いた描法で技術的にも、伝記としても要領を得たものとなっている。
 経年劣化により本紙前面に横折れ、縦皺傷、擦過傷、虫喰等が生じていることから、剥落止めや亀裂箇所・折損箇所に対し、折り伏せによる補強補修を行うなど、原状に回復させるための修理に対し助成を行った。(平成21年度)

本紙寸法 縦122.6cm 横117.3cm 

 修理前                修理後

       

    次へ       一覧へ戻る 
   

 

お問い合わせ

文化生活部文化政策室

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4223

bunsei@pref.kyoto.lg.jp