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なぜ橋梁長寿命化修繕計画が必要なのか?
橋梁長寿命化修繕計画の必要性について
- 京都府内にある市町村が管理する道路橋は、平成23年4月1日現在、総計1,199橋(15m以上の全橋梁:京都市除く)あり、このうち、建設後50年を経過する高齢化橋梁は115橋(10%)あります。
- 今後20年後には、この割合が52%を占めることが予測されており、急速に橋梁の高齢化が進展します。
- 今後、老朽化した橋梁が増加し「対症療法型」の補修を行っていった場合には、橋梁を適切に管理できないだけでなく、大規模補修や橋梁の架替えが一時的に集中することとなります。
- このため、計画的な維持管理を実施することにより、限られた予算を上手くやりくりし、府民の皆さまの生活や一般交通に支障を及ぼさないよう橋梁を最適な状態に保ち、事故等につながる損傷を早期に発見・対応することを目的に、長寿命化修繕計画を策定する必要があります。
国内外で腐食による橋梁の落橋、破断が発生し、人命や経済活動などに大きな影響を与えています。
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米国ミネソタ州のミネアポリスの高速道
1967年(昭和42年)供用
2007年(平成19年)8月1日に崩壊 |
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三重県の一般国道23号(木曽川大橋)
1963年(昭和38年)供用
2007年(平成19年)6月20日に車道面を支えるトラス橋斜材の破断を発見
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出典:国土交通省