エコロジー学習支援事業を行っています
南丹保健所では、管内市町の教育委員会の協力を得て、小学4年~6年生を対象に、地球温暖化防止に対する理解を深めてもらおうと、小学校に出向いて授業を行っています。
地球温暖化防止活動推進員や地球温暖化防止活動推進センターの方々と一緒に2時間授業を行います。
授業の内容
写真を見ながら温暖化による影響について考えます。
この100年間で、地球全体の平均気温はどれだけ上がっているでしょうか?
答えは0.7度です。
たった0.7度の気温の上昇でも、地球では大きな変化が起こっています。
- 気温の上昇で、南極や北極の氷河が溶けています。
- 南の島、ツバルは珊瑚礁の上にできた奇跡の島です。
高い山などがないこの島は、氷河が溶けたり、海水の体積の膨張で海面が上昇したため、海に沈み、島がなくなってしまう日が近いと言われています。 - サンゴは豊かな海の象徴です。
しかし、サンゴはとてもデリケートで、水温の上昇が原因で、餌がとれなくなり、白化してしまいます。白化した状態が長く続くと、ボロボロとくずれ海の底の砂になってしまいます。 - 身近な場所での変化では、桜の花やタンポポが早く咲き始めたり、秋の紅葉が12月にならないと色づかなかったりしています。
人間にとって、0.7度はあまり感じない変化ですが、植物や動物は生きていけなくなってしまうのです。
また、干ばつや洪水などの被害により農作物が育たなくなったりする地域も増えています。
台風やゲリラ豪雨など、私たちの身近な地域でも、地球温暖化が原因だと思われるいろいろな変化が起きています。
今までは、熱帯地域で流行していたマラリアや天狗熱などの感染症が、日本でも発生する日が来るかもしれません。
今後100年間で、地球の温度はどれだけ上がってしまうのでしょうか?
答えは、1.1度~6.4度上昇する と言われています。
- どうしてこれだけの差があるのでしょう。
- 気温の上昇は、「温室効果ガス」の排出量が増加していることが大きな原因だと言われています。
- 温室効果ガスの約90%は二酸化炭素です。
- 二酸化炭素を出す量を少なくすることが、地球温暖化防止につながります.
- 二酸化炭素は、モノを燃やすと出てきます。
私たちの生活に関わる行動のうち、二酸化炭素を出していることは何かを学習します。 - 私たちが便利な生活を続けるには、二酸化炭素がたくさん出てしまうことがわかります。
- 地球の温暖化を防止するために、二酸化炭素の排出を少しでも少なくしましょう。
- そのために一人一人ができることは何があるのでしょう。
- 使用していない電化製品はスイッチを切りましょう。
- 待機電力をカットするためコンセントを外しましょう。
待機電力は、年間で電気代を約7,000円無駄にしていることになります。
エコタップを使えばコンセントの抜き差しをせずに待機電力をカットできます。 - 水の流しっぱなし、していませんか?
川や池の水を飲めるようにするために、浄水場でたくさんの電気や熱を使います。 - 季節の旬の野菜を食べましょう。
ハウス栽培にはたくさんの電気を使います。 - 地元の野菜を食べましょう。
遠くの野菜は運ぶ間にたくさんのガソリンを使います。 - 近くへの移動は自転車を使いましょう。
- 自家用車ではなく、バスや電車などの公共交通機関を利用しましょう。
- 太陽光発電や太陽熱発電、風力発電など自然エネルギーを活用しましょう。
体験学習もあります
自転車発電
自転車をこいで、発電し、CDラジカセから音楽を流します。
1曲聞けるだけの電力を発電し続けるのは、かなり体力が必要です。
電気量調べ
身の回りの家電製品はどれくらいの電気を使っているのでしょう?
『ワットチェッカー』という計測器を使ってCDラジカセやドライヤー、掃除機、電子レンジなどが動くために必要な電気量(ワット数)を調べます。
意外な家電製品が電気量が多かったりします。
エコロジー商品は、最初に買うときには少し高く感じるかもしれません。
しかし、6倍長持ち、電気量4分の1の商品を使えば、電気料金でもお得になります。
地球にもお財布にもエコロジー!
問い合わせ
エコロジー学習支援事業に関するお問い合せは
南丹保健所 環境衛生室 環境担当
TEL:0771-62-4755
FAX:0771-62-0451
