発達障害って知っていますか
発達障害児の正しい理解と早期の気づきで、みんながすくすく・いきいき・のびのびと
育て方のせいでも、わがままのせいでもありません。
言葉が出ない、視線が合わない、落ち着きがない、友達とうまく遊べずトラブルになるなどの発達障害をもつ子の親は「育て方が悪かったのでは」と自分を責め、まわりからも「しつけができていない」と非難の声や視線を浴びせられ、子育てがとてもつらいものになっています。
子ども自身も、「何回言ったらわかるの」「もっとがんばりなさい」と叱咤激励され、僕は私はだめなんだ、と自信を失い、まますます生きづらくなります。また障害と気づかれないまま無理をさせてしまい不登校やひきこもり等の二次障害を引き起こすこともあります。
しかし、発達障害は脳の機能に生まれつきなんらかの障害があるために、色々な生活上のやりにくさが生じるのです。決して親の育て方のせいではありません。その子がわがままだからでもありません。
こうした子どもたちは、障害からくる育ちにくさに早期に気づき、周囲が適切に支援することで、その子らしくいきいきと成長していけるのです。
発達障害とは
広汎性発達障害(自閉症、アスペルガー症候群等)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)等低年齢であらわれる脳機能の障害をいいます。
障害特性
苦手なことと得意なことがあります
- その子の得意なことを生かして、その子にわかりやすく
- 一人ひとりちがいます
- いつどこで何をいつまでするのかを「見てわかりやすく」 伝えてあげてください
- 声かけだけでは理解が難しいのです
| 得意 | 苦手 |
|---|---|
| 視覚的理解が優れている | 耳からの情報が苦手 |
| 具体的で明快なことの理解はよい | 抽象的、あいまいなことの理解は苦手 |
| 経験したことの記憶はよい | 未経験なことへの想像力を働かせることは苦手 |
| 細かい部分をよく見る力に優れている | 全体をまとめてみることが苦手 |
保健所では…
南丹保健所では、発達障害に早期に気づき就学に向けて一貫した適切な支援を行うために、18~19年度にかけて「発達障害児相談支援なんたんモデル事業」を実施してきました。
発達障害を疑う子どもたちのフォローを通して、障害を正しく理解し適切に支援していくことで、子どもたちがその子らしく生き生きと過ごすことができ成長していけることを実感しています。
このモデル事業を受けて、20年度から京都府の新規事業「年中児発達サポート事業」ができました。
この事業は、発達障害などにより集団生活がしづらい幼児に気づき、支援をしていくことで、子どもや保護者、保育者が安心して就学を迎えることができるように、各市町村と京都府が一緒になって適切な支援体制を築いていこうとするもので、南丹管内の市町においても取組みが進んできています。
南丹保健所では、昨年に引き続き、府民や関係者の理解を深めるためのセミナーや研修会、専門医による相談、保育現場への出張相談を実施します。
今後も、地域住民とともに関係者が発達障害を正しく理解して、共に支え合い・育ち合うことができる地域づくりをめざします。
NPO法人発達障害を考える会「ぶどうの木」
ひとりでなやまないで…
発達障害についてみんなで学んだり、お互いの悩みを話し合ったりして、解決につなげようと家族のつどいの場が誕生しています。
毎月第2水曜日午前10時から南丹保健所にて
ひとりでも多くのご参加を!
- NPO法人発達障害を考える会ぶどうの木 ホームページ
-
つながるなんたんvol.3ぶどうの木( PDFファイル ,698KB)
(『つながるなんたん』は、南丹地域の様々な分野で活躍する人・団体を紹介し、「つなげる」京都府南丹広域振興局が発行する情報紙です。)
問い合わせ
京都府南丹保健所 保健室 健康支援担当
電話 0771-62-2979
FAX 0771-63-0609
