南丹広域振興局

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「南丹地域保健医療協議会・同地域医療構想調整会議」結果概要

「南丹地域保健医療協議会・同地域医療構想調整会議」結果

1. 日時 令和元年12月6日(金曜日)14時~16時

2. 場所 京都府園部総合庁舎 ABC会議室 

3. 出席者 別添のとおり 名簿(PDF:219KB)

4. 審議内容 会議次第(PDF:51KB)

議事

1.南丹地域における病院の役割と今後について

2.医療課からの報告について (資料2~4より医療課から説明)

ア:「地域医療構想の取組の推進」について・・・資料2(PDF:3,172KB)

【医療課からの説明】

  • 今回の再検証の必要な公立・公的病院名の公表はあまりにも唐突で、府民に身近な医療機関があたかも再編統合されるかのような誤解や不安を与えたもので、極めて遺憾であり、地域における議論を尊重するとともに、地方と十分協議すべきである。この旨、京都府として、直ちに国に抗議した。
    また、地域において十分な議論を行う観点からも分析データの速やかな公表を強く要請。
  • 京都府においては、地域の実情を踏まえ、急性期から回復期等への病床転換を検討していく。
    総病床数については現状を維持。この調整会議で十分協議し情報共有していく。

【主な意見】

  • 保健所長を中心に、今回の公表について、部会等を設ける考えはあるか?
  • 圏域の医療の在り方については、基本的にはこの調整会議等で話をしていくことになると思う。
  • この調整会議として、京丹波町病院が公的病院として必要であるということの議事録を残してもらいたい。
  • 国から分析データの提供等がないと、基本的・総論的な議論しかできない。
  • 資料1にある各機関の「病院の役割と今後について」地域調整会議において提示して、検討した結果、了承されたことでよいか。
  • 資料1は、医療構想の現在の状況。人口減少、少子高齢化が進行していく中で病床機能も変化していくので、再度、圏域で議論していく必要がある。

イ:「外来医療計画」について・・・資料3(PDF:2,523KB)

【医療課からの説明】

  • 京都府の保健医療を推進するにあたり、平成30年3月に京都府保健医療計画を策定した。この中に医師をはじめ、医療従事者の現状と課題やその対策が書かれている。
    今回、「医師の偏在」、「診療科の偏在」を解消するために、そのことに特化した「医師確保計画」を都道府県が、今年度中に策定するということで医療法、医師法が改正された。
    「医師確保計画」全体の中の特に「外来」に特化したもの。
  • 「医師の地域偏在」や「診療科の偏在」をなくすため、外来について、情報を可視化し、例 えば、医師の少ない地域で開業しやすい行動変容をして頂く方向につなげるためのもの。

【主な意見】

  • 南丹医療圏は医師偏在指標では、府内で下から2番目。
    国の指標で、京都府は医師多数地域と言っても、ここは下から2番目だと反論している。
    やはり南丹医療圏では医師を確保していく必要がある。


ウ:「病床機能報告の京都方式による分析結果」について・・・資料4(PDF:1,084KB)

【医療課からの説明】

  • 病床機能報告は、毎年7月1日現在(1ヶ月分)を10月に報告する。
    この「病床機能報告」自体が、全国的にも、「病床報告」といいながら「病棟報告」であることが問題であり、基準や考え方が不明確・曖昧である。
    平成30年度「病床機能報告ワ-キング」の中で、定量的に病棟の病床機能をを判断するために定量的な基準(京都方式)を設けた。
  • 30年度の南丹地域の病床機能報告をこの基準で分析した結果がp3のとおり。
  • 南丹については、許可病床1430を目標にする。保健医療計画上の「既存病床」と「基準病床」の関係で言えばプラスマイナス0。

【主な意見】

  • 現時点での病床機能としては、総数を確保した上で、回復期、慢性期へのシフトさせていく方向。
  • この「一般病棟での重症度・医療看護必要度・患者割合」が、0になっているところがあり、ここに分析した数字を記入いただき、基本的には、京都方式に沿って判断していくべき。
  • 病床機能報告において、病棟の中に、地域包括ケア病床がある病院におかれては、「急性期」と機能報告されると正確性に欠ける。やはり「京都方式」に沿って、病床機能報告をするべき。
  • 2025年度にある医療保健、医療の提供体制需要を満足させるしくみをどうしていくのか、ということで、データに正確性が無くなると、議論があやふやになってしまう。

3.報告事項

ア:管内の健康課題及び糖尿病重症化予防における病・診・行連携について(資料5・6)

資料5~6により南丹保健所・保健室から説明

イ:高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施について(資料7~9)

資料7により府高齢者支援課から説明

以上。

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