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南丹広域振興局

つながるなんたん vol.6

南丹地域の「地域づくり」の現場で活躍している方々にインタビュー!
その活動をご紹介します。

次世代につながれ地域の炭焼き文化

炭窯をづくりを指導する3人  

上原慶太郎さん・福島隆治さん磯部茂さん 

里山整備マイスターとして活躍が期待される

自然の中での人の暮らしを見つめ直して

炭窯づくりの様子昭和30年代、日吉町四ッ谷には、14~15人くらいの炭焼きをする人がいました。しかし、燃料が炭から石油やガスに変わり、炭の需要が減り、炭焼きは衰退していきました。
 炭焼きは、樹齢20年くらいの木を伐採し、炭窯にすき間なく並べ、3日間ほど高温で蒸焼きします。約3年で炭焼き用の木を伐採し、新しい場所に移り、新たな窯をつくっていました。
木を伐採した山は、その後、自然のサイクルにより木が生長し、もとの状態に戻っていきます。
昭和30年後半には、植林もして山を守り育てていました。
 新しい窯は、炭焼きをしている人たちがお互いに協力して、つくっていました。
 そんな中、南丹地域の森林について再発見し、伝えていくという「南丹森のエコミュージアム」に取り組むこととなり、その一環として、この炭窯づくりから炭焼きまでを行うこととなりました。多くの人に炭窯や炭焼きの歴史を知ってもらい、また、実際に体験をしてもらいたいと思っています。

経験と技術を活かして

ボランティアと共に炭窯づくり炭窯を作るのは、久しぶりでした。記録を残していなかったので、記憶と経験を頼りに場所の決定から、手順まで相談し、道具も昔使っていたものを活用して進めました。
 昔の窯は、炭焼きをしている人たちがお互いに協力して、つくっていました。今回も多くのボランティアの方にも参加してもらい協力してつくりました。
 昔は、1度に出来るだけ多くの炭を作る必要があったので、大きい窯を使っていましたが、この「ひよし窯」は、少し小さなものになっています。
 参加者からは、「今度は、地元で炭窯を作ってみたい。」などの声もあり、貴重な体験をしてもらえたと思います。今後、一緒にこの府民の森ひよしで活躍してくれる人を増やすためにも、炭で魚を焼いて食べたりして炭の良さを体験してもらいたいです。

ほのかな明かりを地域のみんなで囲んで・・・

炭出しの様子現在、炭は、バーベキューや消臭剤として利用されることが多いですが、昔は、火鉢にいれて暖をとったり、木炭車の燃料などとして活用されていました。木炭車は、車の後ろに大きなドラム缶を積み、木炭を入れて走っていました。この日吉町でも昔はよく見かけましたよ。
 炭は、火を熾すまで時間がかかりますが、火が熾ると火保ちがよく、温かい火鉢の回りに多くの地域の人が集まり、色々な話をしました。そこは、憩いの場になっていました。今では、こんな風景は見なくなりましたね。のんびりしていてよかったですよ。


今回は、炭窯のある「府民の森ひよし」の片山さんと炭窯や炭焼きの記録や紹介をされている日吉町郷土資料館の向田さんにも今後の展開への思いをお聞きしました。

府民の森ひよし 片山博憲さん

「地域を見つめ直し、地域の文化を復活させることが出来たことは、とてもよかった。これからは、多くの人に炭焼き体験等に参加してもらい、炭窯、炭焼きのことを知ってもらえるように活用していきたい。」

南丹市日吉町郷土資料館 向田明弘さん

「実際に炭窯づくりに参加し、貴重な経験ができた。この炭窯づくりや炭焼きの歴史や技術を記録し、多くの人に紹介していきたい。」

炭が与えてくれたものとは

 炭は、燃料としてだけではなく、互いに助け合いで炭焼きしたり、火鉢を囲んで話をすることを通じて人と人との関わりを与えてくれていたのではないでしょうか。
 炭窯づくりや炭焼き体験では、炭の良さや歴史を知るだけでなく、人と人とが関わり、助け合ってきた歴史を再び見つめ直してみるのはどうでしょう。このように、地域にある文化や産業等をもう一度見直すと再発見することがあるのではないでしょうか。そうすると、新たな人と人とのつながりがひろがるかもしれません。

森林整備マイスター

里山に関する豊かな経験・知識・技術を有し、ボランティア等の指導が出来る方を認定し、里山整備の推進と担い手の育成をしていきます。

南丹森のエコミュージアム

南丹地域の森林を再発見し、活用していくために産官学が連携し、取組を進めています。炭 窯づくり等はこの活動の一環で取り組んでいます。今後、色々なテーマで取り組みを行ってい きます。一緒に参加してみませんか。
 南丹広域振興局 農林整備室 電話0771-22-1017

 

『つながるなんたん』は、南丹地域の様々な分野で活躍する人・団体を紹介し、「つなげる」京都府南丹広域振興局が発行する情報紙です。

つながるなんたんvol-6「上原慶太郎さん・福島隆治さん磯部茂さん」(PDF:948KB)

「つながるなんたん」についてのお問い合わせ

京都府南丹広域振興局 企画振興室
電話:0771-24-8430
FAX:0771-24-4683

 

 

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お問い合わせ

南丹広域振興局地域連携・振興部 企画・連携推進課

亀岡市荒塚町1-4-1

ファックス:0771-24-4683

n-c-kikaku@pref.kyoto.lg.jp

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