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つながるなんたんvol.14

 南丹地域の「地域づくり」の現場で活動している方々にインタビュー!
その活動をご紹介します。

かめおか四季菜 お店の入り口

食の安全と豊かさを、亀岡から発信していく

日替わりシェフレストランかめおか四季菜

 農業が盛んなこの南丹地域で「地産地消」をキーワードに、安全で美味しい地域の食材を用いて料理を提供して話題を集めている日替わりシェフレストラン「かめおか四季菜」があります。この「かめおか四季菜」のチーフコーディネーターの中野恵二さんやシェフのみなさんからお話を伺いました。

亀岡らしい農業を活性化させる

 亀岡市をはじめ、南丹地域は昔から農業が盛んでした。その豊富な食材は、保津川(桂川)を下っていく荷船で、米や炭とともに京の都へ運ばれていました。現在、亀岡で育った野菜は、スーパーやガレリアかめおかをはじめ、市内各地の直売所で販売されています。
 日替わりシェフレストラン「かめおか四季菜」は、亀岡産農産物の愛称「かめおか四季菜」から名付けられています。このレストランは、地元亀岡産の新鮮な食材を利用し、亀岡の野菜や伝統食を発信する実証実験事業の場として、平成19年2月に亀岡駅前の商店街の一画にオープンしました。地元産食材を使った料理を振る舞う主婦や学生などのシェフが、日替わりランチを提供しています。この「かめおか四季菜」は、「地産地消」をキーワードに展開しています。地域の農業や食材について知ってもらうこの取り組みは、亀岡らしい農業を活性化する新たな取り組みとなっています。

かめおか四季菜 お座席

コミュニティレストランと日替わりシェフ

 「地元住民や観光客がテーブルに座って話ができる場所として、コミュニティレストランが全国各地でオープンしています。府内では舞鶴市に店舗があり、ここ亀岡でも、豊富な食材を用いた料理を通して、人々が触れ合える場所の提供をしたいと思いコーディネーターに応募しました。」と話すチーフコーディネーターの中野恵二さん。直売所では、買った食材をその場で食べることができません。しかし、このレストランでは、地元産食材を使った料理を食べてもらい、食材や料理への意見を直接聞くことができます。また、お客さんの「おいしい」という声が、シェフの料理をつくる喜びになっています。
 現在は、約30人のシェフグループが月に1回、調理を担当する「日替わりシェフ」という型式をとっています。「日替わりシェフ」には、食材の生産者や販売者のほか、主婦や立命館大学経済学部アグリビジネス研究室の学生などが参加しています。
 シェフのネットワークを通じて、地元の女性グループなどが訪れるほか、10~11月にかけては観光客も来店しています。新聞やテレビでも、その取り組みが注目されつつあり、駅前商店街の賑わいにつながればと考えています。

かめおか四季菜 チーフコーディネーターの中野恵二さん

食の安全を守る鍵、「地産地消」

 地産地消とは、地域の消費者のニーズに応じた農業生産と、生産された農産物を地域で消費しようとする活動を通じて、農業者と消費者を結びつける取り組みをいいます。早さと画一性を売り物とするファストフードに対し、郷土料理や地域の食文化を守るスローフード運動のキーワードとなっています。
 食への不安が広がる中、「かめおか四季菜」がオープンし、亀岡市民からの注目を集めています。コミュニティレストランとしてだけでなく、「地産地消」を発信していくことで、「食」に関わる問題を解決したいという思いが、店内にも溢れています。
 日替わりシェフグループの一つである「こすもす」のみなさんは、「旬の食材を活かすとともに、母から教えてもらった料理を出しています。メンバー同士で教え合うこともあります。」と、このレストランで自分たちの思いを料理にし、提供しています。
 「かめおか四季菜」の取り組みは、消費者が安心して亀岡産の食材に触れることのできる「地産地消」の推進につながっていくと思います。また、昔から豊富な食材に恵まれている亀岡の農業を継続的に発信する場として期待されています。

かめおか四季菜 日替わりシェフの「こすもす」の皆さんに取材中

かめおか四季菜 

かめおか四季菜のロゴ

JR亀岡駅南口より徒歩5分
営業時間:11時30 分~14時  定休日:日曜・月曜日
電話:0771-24-1331   Blog:http://k-sikisai-.at.webry.info/

今回の「つながるなんたん」について

京都学園大学と南丹広域振興局との協働で作成しました。
取材等は、京都学園大学に在学中の西村明弘さんにお願いしました。

この取材を通して

 チーフコーディネーターの中野さんとはNPOの活動を通して知り合うことができました。亀岡をはじめ、南丹地域は川の恩恵を受けた農業によって発展してきたという歴史的背景がありますが、現代ではその保津川や支流の環境が脅かされているという問題にも直面しています。コミュニティレストランによる地産地消の推進は、農業だけでなく環境問題への取組として、今後も注目していきたいと思います。

京都学園大学 西村明弘

南丹おいしい食の応援隊

 南丹広域振興局では、地元で生産される農林畜産物を地元で消費する「地産地消」を推進するため、消費者、生産者及び飲食店・流通業者等による応援隊を組織してお互いが応援できる仕組みづくりを進めています。これまでに、消費者が農産物の播種(はしゅ)・収穫作業や里山整備のお手伝いをしたり、地元飲食店が直売所から購入した地元産野菜を使った料理を提供するなどの取り組みが始められています。今後も、3つの応援隊が交流を図りながら、「地産地消」の輪を広げていきます。
 南丹地域の農林畜産物を愛し「地産地消」を応援する隊員を募集しています。

お問い合わせ先 農林商工部 企画調整室 計画推進担当 

電話:0771-22-0133

南丹おいしい食の応援隊

『つながるなんたん』は、南丹地域の様々な分野で活躍する人・団体を紹介し、「つなげる」京都府南丹広域振興局が発行する情報紙です。

つながるなんたんvol.14 かめおか四季菜( PDFファイル ,358KB)

「つながるなんたん」についてのお問い合わせ
京都府南丹広域振興局 企画振興室
電話:0771-24-8430
FAX:0771-24-4683