複数の府県の医療機関等において微量採血のための穿刺器具(ディスポーザブルタイプではないもの。以下「当該器具」という。)の複数人使用についての事例が確認されたことにより、厚生労働省が実施した調査結果について、厚生労働省において記者発表がされましたのでお知らせします。本府においても調査結果がまとまりましたのて公表します。なお、府内の医療機関及び府・市町村が実施する健康教室等の保健事業で針を交換せずに複数人に使用した事例はありませんでした。
| 施設名 | 調査対象 | 器具使用 無し |
器具使用 有り(内複数人使用) |
未回答 |
|---|---|---|---|---|
| 病院 |
177 |
68 |
109 (63) |
0 |
| 診療所 (医科) |
2,557 |
2,084 |
458(214) |
15 |
| 介護老人保健施設 |
55 |
23 |
32 (23) |
0 |
| 市町村等※ |
37 |
32 |
5 (4) |
0 |
| 看護師等養成所※ |
26 |
21 |
5 (5) |
0 |
| 合計 |
2,852 |
2,228 |
609(309) |
15 |
※ 市町村等…市町村(京都市を除く)、府保健所、府国保連合会及び国保組合
※ 看護師等養成所…厚生労働省所管の看護師、臨床検査技師、理学療法士、栄養士及び管理栄養士養成所
(1) 病院、診療所(医科)、介護老人保健施設(京都府内分)…別紙1( PDFファイル ,155KB)
(2) 〃 (京都市内分)…別紙2( PDFファイル ,175KB)
(3) 未回答の施設…別紙3( PDFファイル ,58KB)
(4) 市町村等が実施した保健事業等…別紙4( PDFファイル ,70KB)
(5) 看護師等養成所…別紙5( PDFファイル ,68KB)
| 担当部署名 | 電話番号 | 備考 |
|---|---|---|
| 医療課 医務・看護担当 | 075-414-4749 | 病院・診療所等関係 |
| 健康対策課 健康づくり担当 | 075-414-4724 | 保健事業関係 |
| 薬務課 審査担当 | 075-414-4788 | 医療機器・器具関係 |
| 医療保険課 国保担当 | 075-414-4627 | 国保組合、連合会関係 |
| 乙訓保健所 企画調整室 | 075-933-1152 | 病院・診療所等関係 |
| 乙訓保健所 保健室 | 075-933-1153 | 健康相談、検査等関係 |
| 山城北保健所 企画調整室 | 0774-21-2199 | 病院・診療所等関係 |
| 山城北保健所 保健室 | 0774-21-2911 | 健康相談、検査等関係 |
| 山城南保健所 企画調整室 | 0774-72-4301 | 病院・診療所等関係 |
| 山城南保健所 保健室 | 0774-72-0981 | 健康相談、検査等関係 |
| 南丹保健所 企画調整室 | 0771-62-3260 | 病院・診療所等関係 |
| 南丹保健所 保健室 | 0771-62-2979 | 健康相談、検査等関係 |
| 中丹西保健所 企画調整室 | 0773-22-5744 | 病院・診療所等関係 |
| 中丹西保健所 保健室 | 0773-22-6381 | 健康相談、検査等関係 |
| 中丹東保健所 企画調整室 | 0773-75-0805 | 病院・診療所等関係 |
| 中丹東保健所 保健室 | 0773-75-0806 | 健康相談、検査等関係 |
| 丹後保健所 企画調整室 | 0772-62-0361 | 病院・診療所等関係 |
| 丹後保健所 保健室 | 0772-62-4312 | 健康相談、検査等関係 |
※いずれも8時30分~17時15分、平日のみ(土、日、祝日を除く)
※京都市内分は、別紙6( PDFファイル ,74KB)をご覧ください。
対象者への説明、検査等適切に対応するとともに、広く医療機器全般について使用実態の自主点検を行い適正な使用を行うよう要請します。
ア 医療機器等安全情報連絡会議の設置
今回の事案を踏まえ、医薬品、医療機器全般の適正使用を図るため、有識者、関係団体等による連絡会議を設置し、情報共有と対応策の検討を行います。
イ 関係者への通知徹底
当該機器(穿刺器具)に限らず、広く医療機器全般について、基本に立ち返った適正な使用を、改めて関係機関に周知・啓発を行うとともに、その使用実態の自主点検を要請します。
(1) 大学及び高等学校の医療従事者養成機関における当該器具の取扱 いの調査については、別途、文部科学省において実施されています。
(2) 平成19、20年度の2か年で、薬局の全数立入調査を実施していますが、その中で1件、採血用穿刺器具の複数人への使用(採血針は使用者ごとに交換、針周辺部分はアルコール消毒)の事例が確認されています。(別紙7( PDFファイル ,40KB)のとおり)
引き続き、立入監視を強化するとともに、念のため、府内全薬局(約880店舗)に対する注意喚起、関係団体に対する会員への周知徹底の要請を行うこととします。
(参考)
社団法人日本感染症学会、社団法人日本化学療法学会、日本環境感染学会及び日本臨床微生物 学会の連名で、「微量採血用穿刺器具の取扱いについて」の見解が示されています。 (平成20年7月18日公表:日本感染症学会ホームページ)
<抜粋>
針の周辺部分がディスポーザブルタイプではない器具での感染
わが国では、針は交換したうえで周辺部分を消毒して複数人へ再使用したための 感染事例の報告はありません。このように、穿刺針を交換して、さらに穿刺針の周 辺部位を消毒して使用した場合には、感染の可能性は理論的には否定できませんが、非常に低くなります。