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スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の防除について

スクミリンゴガイの防除について

近年、全国的にスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の発生が増加しており、京都府においても田植え後の苗の食害が拡大しています。

夏場に活動するスクミリンゴガイ

このページは、スクミリンゴガイの効率的・効果的な防除を進めるために作成しました。

オンライン防除講習(終了しました)

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の協力により、動画(音声付きスライド)にてオンラインで防除講習を受講いただいておりましたが、動画の公開は令和3年11月19日で終了しました。

石灰窒素、スクミノンのスクミリンゴガイ防除効果について

石灰窒素、スクミノンの防除効果を検証しました。

いずれも基準量でスクミリンゴガイに対する十分な防除(殺貝)効果が確認されました。

石灰窒素施用例スクミノン施用例

上の写真は、石灰窒素10アールあたり20kg施用相当区およびスクミノン10アールあたり4kg施用相当区の様子で、どちらもスクミリンゴガイは全頭死滅しています。

石灰窒素、スクミノンともに施用の際のポイントは次の通りです。

  • ほ場に水を入れて1~4日間置き、スクミリンゴガイを目覚めさせてから施用する。
  • 水温15度(できれば17度)以上で施用する。効果が出るためにはスクミリンゴガイが活動状態になっている必要がある。
  • 有効成分が流れ出さないよう施用後1週間程度、止水をしっかり行う。

なお、石灰窒素は農薬・肥料であり、スクミノンは農薬です。いずれも栽培履歴に記録することが必要です。

疑問点があれば、施用前に農業改良普及センターなどの指導機関に御相談ください。

農薬施用の際は、使用量・時期・回数等の使用基準を遵守しましょう。

冬期耕うん、水路の泥上げ、侵入防止ネットの水口への設置、浅水管理(水深1~4センチメートル)等の併用で、より効果的な防除につながります。

スクミリンゴガイ防除関係の情報

スクミリンゴガイ防除に関しての情報を掲載している公的機関等を紹介します。

上記ページでは最新の防除対策マニュアルや、具体的な防除方法を解説した動画が掲載されています。

上記ページではスクミリンゴガイの生態や研究結果などが掲載されています。

 

お問い合わせ

農林水産部農産課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4974

nosan@pref.kyoto.lg.jp