2月の気象
京都地方気象台防災業務課
2月の気象
季節予報(2月23日に暖候期予報を発表)
気象庁が発表する季節予報には、1か月予報、3か月予報、暖候期予報および寒候期予報があり、気象庁ホームページから入手できます。
今年の暖候期予報は、2月23日に発表します。
表 季節予報の種類と内容
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種類 |
発表日時 |
内容 |
予測手法 |
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1か月予報 |
毎週金曜日 14時30分 |
以下の要素の各階級の出現確率 |
数値予報 |
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3か月予報 |
毎月25日頃 |
以下の要素の各階級の出現確率 3か月平均気温 3か月合計降水量 月ごとの平均気温・合計降水量 日本海側の3か月合計降雪量(冬季) |
数値予報 統計的手法 |
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暖候期予報 |
毎年2月25日頃 (22日から25日) 14時00分 |
以下の要素の各階級の出現確率 夏(6から8月)の平均気温・合計降水量 梅雨期間(6から7月)の合計降水量 |
数値予報
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寒候期予報 |
毎年9月25日頃 (22日から25日) 14時00分 |
以下の要素の各階級の出現確率 冬(12から2月)の平均気温・合計降水量 日本海側の合計降雪量 |
数値予報 統計的手法 |
1.季節予報の予測手法
季節予報は数値予報を基に作成しています。その際、観測誤差を考慮したいくつかの初期値を使って数値予報を行い、その複数の結果を基に予報を行います(アンサンブル予報)。これらの予測結果は、一般に予測時間が延びるほど誤差が大きくなります。そこで、予測結果の平均だけでなくバラツキの大きさも考慮して、予報を確率的に表現しています。
数値予報は、物理学の方程式により、風や気温などの時間変化をコンピュータで計算して将来の大気の状態を予測する方法です。しかし、数値予報にも科学的・技術的な限界があります。
科学的・技術的な限界には、大気自身の持つ性質として、大気の振る舞いに予測不可能性(カオス性)があり、将来の状況を断定的には予測できない性質があります。観測データの不足として、大気の振る舞いに影響を与える海洋や陸面の状況が観測データの不足から十分に把握できず、予報を始める初期の状態に不確かさが残ります。そして、数値予報モデルの限界として、モデル格子の細かさには限界があり、大気の振る舞いを完全には表現できません。
これらのことから、数値予報の予測結果のバラツキの大きさも考慮して、予報を確率的に表現する方法が用いられています。
2.季節予報の利用(最新の予報を利用しましょう)
気温の情報が必要な場合、次のような季節予報の利用方法があります。
平成24年2月23日に発表される「暖候期予報」では、夏の3か月間(6月から8月)の平均気温を予想しますので、猛暑の時期など気温の変動については平均化されてしまいます。暖候期予報の時点ではおおまかな気温の傾向を把握しましょう。
次に4月25日に発表される「3か月予報」では、晩春(5月)から初夏(6月)、そして梅雨期(7月)の期間を予想します。予想される気温の傾向を把握しましょう。
5月24日に発表される「3か月予報」では、初夏(6月)から梅雨期(7月)、そして盛夏(8月)の期間を予想します。夏3か月間(6月から8月)の平均気温、そして月毎の平均気温も予想します。夏の月毎の気温の傾向を把握しましょう。
毎週金曜日に発表される「1か月予報」は、向こう1か月間の平均気温、そして第1週・第2週・第3から4週の気温を予想します。毎週金曜日に、気温の傾向を把握しましょう。気温の大きな変化が予想されていないか、平年より高い(低い)気温が予想されていないか、把握しましょう。
毎日11時と17時に発表される「週間天気予報」では、日々の気温を予想します。日々の気温の変動や、高温(低温)の持続などに注目しましょう。
また、毎週火曜日と金曜日には、平年よりの隔たりが大きな天候が続くときに「高温(低温)に関する異常天候早期警戒情報」を発表します。日々の天気予報や週間天気予報を確認する時に、異常天候早期警戒情報の発表の有無や内容も確認しましょう。
このように、最新の季節予報や週間天気予報などを入手・利用することが、気温の急変や持続による農作物などの被害の回避・軽減に資する気象情報の利用方法と考えます。
平成23年12月の気象 ( )内は平年差・比(平年値1981から2010年使用)
| 平均気温 | 京都 | 6.5度 | (-0.5度) | 舞鶴 | 5.4度 | (-0.7度) | |
| 降水量 | 京都 | 9.5ミリ | (20%) | 舞鶴 | 219.5ミリ | (155%) | |
| 日照時間 | 京都 | 122.9時間 | (91%) | 舞鶴 | 60.5時間 | (72%) |
