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京都府立植物園 見ごろの植物情報 平成23年7月22日

こちらでは現在見頃の植物を紹介しています。

科名等の変更について(おしらせ)

植物の分類については、分子生物学の発展によって個々の植物のDNA解析が行われるようになりました。その解析結果や、近年の研究に基づく分類体系が世界的に採用されるようになり、当園ホームページ「見ごろの植物情報」の表記につきましても、4月以降は新しい分類体系で表示しています。科名は新科名のみの表示とします。

平成23年7月22日(金曜)現在

観覧温室では

特別展示室では食虫植物展を開催中です。

ウツボカズラの写真

展示期間は7月22日金曜日から8月7日日曜日まで。

サラセニアの写真

サラセニアをはじめウツボカズラやハエジゴク、モウセンゴケ、ムシトリスミレなどを約100種類150鉢を展示しています。

ヘリアンフォラの写真

ヘリアンフォラの展示。

キッズコーナーとしてハエジゴクの体験コーナーや食虫植物のぬりえやパズルを楽しめます。 

ネペンテストルンカタの写真

ネペンテス トルンカタ
Nepenthes truncata
ウツボカズラ科
フィリピンのミンダナオ島固有のウツボカズラ。低地から海抜1000メートルまでに分布します。軍配のような形の葉を持ち、長さ50センチになることもある大型の捕虫袋をつけます。

ツンベルギアマイソレンシスの写真

ツンベルギア マイソレンシス
Thunbergia mysorensis
キツネノマゴ科(ジャングルゾ-ン)
インド南部原産。10メートル以上に伸びるつる性植物で、花序は40から100センチの長さで垂れ下がります。花は一部赤褐色を帯びた黄色になります。苞も暗赤褐色でつぼみのときから美しく印象的です。見頃は8月中旬まで。

ツンベルギアバッティスコムベイの写真

ツンベルギア バッティスコムベイ
Thunbergia battiscombei
キツネノマゴ科(ジャングルゾーン)
熱帯アフリカ原産。花は濃青色で、中心が黄色となります。見頃は8月上旬まで。

メディニラミリアンタの写真

メディニラ ミリアンタ
Medinilla myriantha
ノボタン科(ジャングルゾーン)
東南アジア原産。高さ1から2メートルになる常緑低木で、茎頂からピンク色の花序が垂れ下がる。8月中旬まで。

ヘリコニアレウォルテアの写真

ヘリコニア レウォルタ
Heliconia revoluta
オオムバナ科(ジャングルゾーン)
コロンビア、ベネズエラ、ブラジル原産。花序は下垂性で、長さ45から60センチになります。苞はやや粗くつき、花は黄白色。見頃は8月上旬まで。

ヒメノカリスの写真

ヒメノカリス スペキオサ
Hymenocallis speciosa
ヒガンバナ科(ジャングルゾーン)
西インド諸島原産。花は白色で直径約20センチ、バニラに似た強い芳香があります。花の形からスパイダー・リリー(spider lily)やササガニユリ(笹蟹百合)とも呼ばれています。見頃は8月上旬まで。

タイガーオーキッドの写真

グラマトフィルム スペキオスム
Grammatophyllum speciosum
ラン科(ラン室)
ミャンマー、タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ニューギニア原産。高さ3メートルになるラン科最大の種類です。本個体は花弁上に赤褐色の斑点が小さく、多数入るタイプで、ボルネオ(サラワク)から導入されたものです。花の模様からタイガーオーキッドとも呼ばれています。見頃は8月中旬まで。

アフリカバオバブの写真

バオバブ
Adansonia digitata
アオイ科(砂漠サバンナ室)
アフリカのサバンナ地域に広く分布。今年は二十数個の蕾が確認できました。花は白色で夜に開花し、翌日の午前中でしおれてしまいます。見頃は8月中旬まで。

キソウテンガイの写真

キソウテンガイ(雄株)
Welwitschia mirabilis
ウェルウィッチア科(砂漠サバンナ室)
アフリカ南部の西海岸、ナミビアからアンゴラにかけてのナミブ砂漠の南北約1200キロと東西は海岸から10キロから150キロの間の限られた地域に自生する雌雄異株の裸子植物です。終生2枚の葉しか出さない珍奇な植物で、1科1属1種のウェルウィッチア科として独立した科が設けられています。見頃は8月下旬まで。

 

植物生態園ほかでは

 キョウチクトウ写真

キョウチクトウ
Nerium oleander
キョウチクトウ科(桜林西ほか)
インド原産で中国には明の時代、日本には江戸時代中期に渡来したと伝わる常緑の小高木です。和名は「夾竹桃」と表し、葉が竹に似て花は桃に似ているという形質の特徴から付いたものとされます。花の少なくなる夏季に長く咲くことから修景木として公園や庭園、緑地などによく植栽されますが有毒植物でもあります。8月下旬まで。
ニンジンボク写真
ニンジンボク
Vitex negundo
シソ科(大芝生地)
中国の原産で享保年間に日本に種子が入ってきたとされる落葉低木。葉の形が薬用に利用するチョウセンニンジンに似ることから「人参木」の和名がつきました。円錐花序に淡紫色の可憐な花冠を多数つける様子は、暑い季節に涼しげな雰囲気を演出してくれます。7月下旬まで。

ミツバハマゴウ写真

ミツバハマゴウ
Vitex trifolia
シソ科(桜林西)
アジアからオーストラリアにかけて分布する半耐寒性の常緑低木。葉の出方は3枚複葉か時に単葉になります。生育は早く苗から3~4年で開花します。7月下旬まで。 

ムクゲスミノクラハナガサ写真
ムクゲ‘角倉花笠’
Hibiscus syriacus ‘Suminokura-Hanagasa’
アオイ科(桜品種見本園前)
ムクゲは中国原産とされ、日本にも野生しますが真の自生か帰化したものか明らかでないとされます。江戸時代から園芸品種が育成され『本草図譜』(1828)にも多数の花が掲載されているほか欧米でも多くの園芸品種が作出されました。一日花ですが次々に花をつけていき長く鑑賞できます。本種‘角倉花笠’は内弁が小さく数の多い花笠型という半八重咲き群を代表する園芸品種です。8月上旬まで。
ムクゲアンプリッシム写真
ムクゲ‘アンプリッシム’
Hibiscus syriacus ‘Amplissimus’
アオイ科(桜品種見本園前)
ムクゲシハイ写真
ムクゲ‘紫盃’
Hibiscus syriacus ‘Shihai’
アオイ科(桜品種見本園前) 
ムクゲミミハラハナガサ写真 
ムクゲ‘耳原花笠’
Hibiscus syriacus ‘Mimihara-Hanagasa’
アオイ科(桜品種見本園前)
キキョウ写真
キキョウ
Platycodon grandiflorus
キキョウ科(植物生態園)
日当たりのいい山野に自生する多年草。万葉の頃より「アサガオ」の名で秋の七草のひとつに詠まれるほどなじみ深い野草ですが、野生のものは少なくなり絶滅危惧種に指定されています。根を水洗いし乾燥したものが漢方の「桔梗根」で、咳や痰、気管支炎、鎮痛、鎮静、解熱効果など薬用利用されます。7月下旬まで。
ヤマユリベニスジ写真
ヤマユリ‘紅筋’
Lilium auratum ‘Benisuji’
ユリ科(植物生態園)
山地の林縁や開けた傾斜草地などに自生し、ユリ属の中でも最も大きな花をつけ強香を放つためにユリの王様とも呼ばれる品種がヤマユリです。本種‘紅筋’は花被片の中央に紫紅色の条線が入る変異種。8月上旬まで。
シマサルスベリ写真

シマサルスベリ
Lagerstroemia subcostata
ミソハギ科(植物生態園東入口)
台湾、沖縄、奄美大島に分布し、屋久島や種子島が自生地の北限とされる落葉高木。サルスベリと同じように幹肌のテクスチャが美しいですが、花は落ち着いた地味な印象です。樹形が整いやすく管理が容易なため公園や緑地などでの修景木として利用されます。8月上旬まで。

 

宿根草・有用植物園では

宿根草有用植物園は7月11日(月曜)からリニューアル工事準備のため全面閉鎖とさせていただきます。

大芝生地北側では 

旧巨椋池由来の品種約30鉢などおよそ100鉢のハスが見頃を迎えています。写真は毎葉蓮(まいようれん)毎葉連写真

園内花壇では

ハゲイトウ写真

ハゲイトウ ‘アーリースプレンダー’   
Amaranthus tricolor‘Early-Splendor ’

ヒユ科
ハゲイトウはヒユ科の一年草。日本には明治後期に渡来し、花壇の背景、農家の庭先を飾る植物として、広く栽培されています。
主に食用品種をヒユ(莧)とも呼ぶが、アマランサスの食用品種の総称的に呼ぶこともあります。見頃は8月中旬まで

ウモウケイトウ写真
ウモウケイトウ ‘キャッスルスカーレット’   
Celosia cristata var. plomosa‘Castle-Scarlet’

ヒユ科
ヒユ科ケイトウ属の非耐寒性1年草。茎の先に帯化した穂状花序をつけ、花序の下方に赤色の小花を密生させます。雄しべは5本。子房には1本の長い花柱があり、子房中には3~5個の黒色の種子が含まれます。園芸品種には黄色や白色のものもあります。見頃は9月中旬まで

センニチコウ写真
センニチコウ    
Comphrena globosa cvs
ヒユ科
センニチコウは、ヒユ科の春播き一年草です。園芸植物として栽培されています。草丈は50cmくらい、近縁種のキバナセンニチコウでは1m近くになり、よく分枝し、葉は対生し、細長く、白みを帯びていて、全草に粗い毛が生えています。見頃は8月下旬まで

トウガラシ写真
トウガラシ   
Capsicum annum cvs
ナス科
トウガラシは、ナス科トウガラシ属の多年草ですが、日本では冬の寒さで枯れてしまうので、一年草として扱います。 果実は上向きで コンパクト、非常にまとまりがよいです。 見頃は10月中旬まで

植物園スタンプラリー

ヒマワリスタンプ画像

7月はヒマワリです。

6月の答えは「甘い」です。 

お問い合わせ

文化生活部文化生活総務課 植物園

京都市左京区下鴨半木町

ファックス:075-701-0142