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京都府立植物園 見ごろの植物情報 平成24年1月13日

こちらでは現在見頃の植物を紹介しています。

科名等の変更について(おしらせ)

植物の分類については、分子生物学の発展によって個々の植物のDNA解析が行われるようになりました。その解析結果や、近年の研究に基づく分類体系が世界的に採用されるようになり、当園ホームページ「見ごろの植物情報」の表記につきましても、4月以降は新しい分類体系で表示しています。科名は新科名のみの表示とします。

平成24年1月13日(金曜)現在

観覧温室では

ドムベヤウァリキーの写真

ドムベヤ ウァリキー
Dombeya walliichii
アオギリ科(ジャングルゾ-ン)
アフリカ東部とマダガスカル島の原産。桃色の花が半球状に垂れ下がってつき、芳香があります。濃厚な甘い香りで好き嫌いが分かれると思います。見頃は1月下旬まで。

ルエリアコロラタの写真

ルエリア コロラタ
Ruellia colorata
キツネノマゴ科(ジャングルゾーン)
ブラジルのアマゾン、コロンビア南部、エクアドル、ペルーの森林内原産。高さ1.5メートルほどになる低木状の多年草で、茎の先端に赤色の苞を4列つけます。緋赤色の花は苞の基部に1から2花がつきます。見頃は2月上旬まで。 

スティクトカルディアマカルソイの写真

スティクトカルディア マカルソイ
Stictocardia macalusoi
ヒルガオ科(ジャングルゾーン)
東アフリカ原産のつる性植物。見頃は2月上旬まで。

ブラケアグラキリスの写真

ブラケア グラキリス
Blakea gracilis
ノボタン科(ジャングルゾ-ン)
中央アメリカ原産。海抜2000メートルまで分布します。花弁と果実は食べられます。ブラケア属は中南米およびカリブ諸島に分布します。属名は属の設立者である、Sir Patrick Browne 氏が彼の支援者であるMartin Blake氏の名にちなみます。見頃は2月下旬まで。

サリタエアの写真

ビグノニア マグニフィカ
Bignonia magnifica
ノウゼンカズラ科 (ジャングルゾーン)
コロンビア原産。非常に生育が旺盛です。美しい花を咲かせるので、熱帯、亜熱帯地方では公園、庭園など観賞用として栽培されています。見頃は1月下旬まで。

ホルムショルディアサンギネアの写真

ホルムショルディア サンギネア
Holmskioldia sanguinea
シソ科 (ジャングルゾーン)
インド、ヒマラヤの亜熱帯地方原産。萼(ガク)はレンガ色からオレンジ色、花冠は萼と同色で円筒形。園芸品種には萼と花冠の色が鮮黄色のもの、紫色のものがあります。英名はチャイニーズハット。長くのびた花冠と萼を帽子に見立てています。見頃は1月下旬まで。

オオベニゴウカン白花の写真

オオベニゴウカン(白花)
Calliandra haematocephala
マメ科 (ジャングルゾ-ン)
ボリビア原産。白く毛のように多数飛び出している部分は雄しべです。雌しべは雄しべの後から伸びてきます。基本種は赤花で、漢字では大紅合歓(大きな紅色の合歓の木)と書きます。見頃は1月下旬まで。

イポメアホルスファリエの写真

イポメア ホルスファリエ
Ipomoea horsfalliae
ヒルガオ科(ジャングルゾ-ン)
西インド諸島原産のつる性多年草で、葉は光沢のある暗緑色で5裂します。花序は葉腋につき、直径約4センチの紅紫色花をつけます。種名はイギリスで初めて本種を栽培したホースフォール夫人(Mrs. Horsfall)を記念してつけられました。見頃は2月上旬まで。

ヒビスクスインスラリスの写真

ヒビスクス インスラリス
Hibiscus insularis
アオイ科(ジャングルゾーン)
オーストラリアのノーフォーク島原産。花は直径約10センチで、花色は淡黄白色で中心が赤紫色となります。冬咲き種。見頃は2月上旬まで。

ドラクラベラの写真

ドラクラ ベラ
Dracula bella
ラン科(冷房室)
コロンビア原産。標高1800から2600メートルの森林地帯に自生し、花の直径は約8センチになります。見頃は1月下旬まで。

リンコスティリスギガンティアの写真

リンコスティリス ギガンティア
Rhynchostylis gigantea
ラン科(冷房室)
インドシナ半島、フィリピン、カリマンタン島原産。見頃は2月上旬まで。

カランコエの写真

鉢物展示室ではベンケイソウ科のカランコエをはじめ、イワタバコ科のスミシアンタ、キリタ、ストレプトカルプス、サクラソウ科のシクラメンなどの鉢物を展示しています。見頃は2月上旬まで。

 

植物生態園ほかでは

ロウバイ写真

ロウバイ
Chimonanthus praecox
ロウバイ科(梅林)
1月から2月にかけて、黄色で蝋のような艶を持った花弁の花を咲かせる落葉樹です。漢字で蝋梅と表記されるためウメの仲間と誤解されることもありますがロウバイ科ロウバイ属です。中国原産で日本には17世紀に渡来したと伝えられます。花は強い芳香があり、かなり離れても良い香りが届きます。2月中旬頃まで。

ウンナンロウバイ写真

ウンナンロウバイ
Chimonanthus paraecox Yunnanensis Form
ロウバイ科(梅林)
中国の雲南省に由来するロウバイとされ“Yunnanensis”には「雲南省の」という意味がありますが、分類学上での位置づけでは明確に別種とはされていません。ロウバイとの違いは花弁の色が白っぽく薄いこととされます。

イチゴノキ写真

イチゴノキ
Arbutus unedo
ツツジ科(北山門噴水周り)
地中海沿岸地方が原産のツツジの仲間ですが、この季節にスズランのような花とイチゴに似た果実を同時に観察することができます。果実は食用にもなるが、あまり美味とはされず、国によってはジャムやリキュールに利用されます。

センリョウ写真

センリョウ
Sarcandra glabra
センリョウ科(植物生態園)
関東以西の常緑広葉樹林で林床に自生する常緑低木。ヤブコウジ科のマンリョウ(万両)などとともに、冬に赤い実のなる目出度い植物として正月の縁起物に慶ばれます。日本庭園ではしばしば根締めとして修景植栽されます。百両と呼ばれるカラタチバナ、十両のヤブコウジなどはすべてマンリョウと同じヤブコウジ科で、本種だけ科が違います。

マンリョウ写真

マンリョウ
Ardisia crenata
ヤブコウジ科(植物生態園)
半日陰の林内に自生する常緑低木。同じように冬に赤い実を付け正月の縁起物として利用されるセンリョウ(千両)と似ているとされますが、ふたつは科も違いよく観察すると多くの相違点が見られます。万両と千両の名付けの違いは果実が葉の上に成るか下に垂れ下がるかの違いを実(目出度いお宝)の重さの差としたことからとも言われます。

サザンカ赤写真

サザンカ白写真

サザンカ
Camellia sasanqua cvs.
ツバキ科(隠れ家トイレ裏手ほか)
秋の終わりから、冬にかけての寒い時期に、花を咲かせる常緑中高木で、和名は「山茶花」を‘サンサカ’と読んだものが変化したと言われます。ツバキと似ていますが花弁が平開すること、雄しべが筒状に合着しないこと、子房が有毛であることなどの違いがあり、最もわかりやすいのは花が散るときに花弁がバラバラに落ちることです。野生種の花色は白色ですが、ツバキとの交配種など様々な園芸品種が作出されています。

散姫写真散姫

菊冬至写真菊冬至

桃色雪中花写真桃色雪中花

財布写真財布

沖の朝写真沖の朝日

緋乙女写真緋乙女

絞乙女写真絞乙女

数寄屋写真数寄屋

白侘助写真白侘助

白唐子写真白唐子

京唐子写真京唐子

ツバキ
Camellia japonica cvs.
ツバキ科(ツバキ園)
青森県から九州までの広い範囲で照葉樹林の代表的な樹木であるツバキは、花が美しく有用であるため古くから日本人にとって重要な植物ですが、近世に茶の文化が確立すると「わび、さび」を表す茶花として愛でられ、多くの園芸品種が作出されることとなりました。

宿根草・有用植物園では

宿根草有用植物園は7月11日(月曜)からリニューアル工事準備のため全面閉鎖しております。

 

正面花壇付近では

 

寄せ植え写真1 寄せ植え写真2 寄せ植え写真3 ハンギング写真

春を彩る寄せ植えとハンギングバスケット展が今日から始まりました。冬の花の少ない時期に少しでも華やかさを演出しようと初めての企画です。日本ハンギングバスケット協会京都支部の協力を得て京都だけでなく、遠くは富山県や広島県からも出品いただいた質の高い力作揃いの展示会となりました。新春の京都らしい「和」のテイストをモチーフに制作された作品は、一般家庭での冬のガーデニングのヒントになること間違いなし。
 また、来る21日(土曜)には春をイメージしたハンギングバスケットの講習会も開催します。参加料は3,000円となりますがまだ参加者受付をしているので、ご希望の方はお問い合わせのうえ往復ハガキでお申し込み下さい。 詳細は以下の通りです。
1月21日(土曜) 午後1時30分から
春をイメージしたハンギングバスケットを作る講習会を開催します。 受講料は、材料費として、3,000円(別途入園料が必要です)。申込み方法は、(開催が間近に迫っておりますので、お電話で一報頂き) 往復はがきに、住所・氏名・ハンギングバスケット講習会参加希望と明記の上、京都府立植物園までお送りください。

〒606-0823
 京都市左京区下鴨半木町 京都府立植物園
 電話番号 075-701-0141
 ご応募お待ちしております。

 

園内花壇では 

ハボタンの写真

ハボタン
Brassica oleracea var. acephala cvs.
アブラナ科(北山ワイルドガーデン)
原種はヨーロッパ西南部の海岸地帯に野生しています。耐寒性の2年草で様々な色や形のロゼット葉を観賞するものです。日本には1778年に渡来したといわれ、始めはオランダナとよばれていました。見頃は2月中旬まで。

ハボタン(白つぐみ)の写真

ハボタン‘白つぐみ’
Brassica oleracea var. acephala‘Shiro-tsugumi’
アブラナ科(北山ワイルドガーデン)
大阪丸葉系の品種で葉縁が少し波状になり、着色部は白色で中心は淡桃色になります。 見頃は2月中旬まで。

ハボタン(桃つぐみ)の写真

ハボタン‘桃つぐみ’
Brassica oleracea var.acephala‘Momo-tsugumi’
アブラナ科(北山ワイルドガーデン)
大阪丸葉系の品種で葉縁が少し波状になり、着色部は従来の品種にはない桃色になります。見頃は2月中旬まで。

ハボタン(紅つぐみ)の写真

ハボタン‘紅つぐみ’
Brassica oleracea var.acephala‘Beni-tsugumi’
アブラナ科(北山ワイルドガーデン)
大阪丸葉系の品種で葉縁が少し波状になり、着色部は鮮紅色になります。 見頃は2月中旬まで。

ハボタン(白くじゃく)の写真

ハボタン‘白くじゃく’
Brassica oleracea var.acephala‘Shiro-kujaku’
アブラナ科(北山ワイルドガーデン)
さんご系の品種で外葉の切れ込みが非常に細かいです。
見頃は2月中旬まで。

ハボタン(グラマーレッド)の写真   

ハボタン‘グラマーレッド’
Brassica oleracea var. acephala‘Glamour red’
アブラナ科(北山ワイルドガーデン)
名古屋ちりめん系の品種で葉は縮緬状になり、全体に光沢があるのが特徴です。AAS(All America Selections:全米草花品種審査会)金賞受賞品種です。見頃は2月中旬まで。 

ナルキッススカンタブリクスの写真

ナルキッスス カンタブリクス
Narcissus cantabricus
ヒガンバナ科(北山ワイルドガーデン)
スペイン・カンタブリクス地方~北アフリカ原産。草丈は低く、葉は針状です。3センチほどの花はラッパ状で花柄がほとんどないです。見頃は3月下旬まで。 

ガランツスニウァリスの写真

ガランツス ニウァリス
Galanthus nivaris
ヒガンバナ科(球根ガーデン)
フランス以東に広く分布しています。英名のスノードロップは「雪の雫」の意で、花の形をよく表しています。腐葉の多い湿気のある土壌を好むため開けた落葉樹の疎林に生えます。見頃は3月下旬まで。

 

ビオラ28品種 パンジー17品種の品種見本を北山ワイルドガーデンに植栽しました。 
ビオラの写真

パンジーの写真

見頃は3月上旬まで。

                           

植物園スタンプラリー

 メタセコイヤの写真

1月はメタセコイヤです。

12月の答えは「シリブカ」です。 

お問い合わせ

文化生活部文化生活総務課 植物園

京都市左京区下鴨半木町

ファックス:075-701-0142