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京都府立植物園 見ごろの植物情報 平成24年2月24日

こちらでは現在見頃の植物を紹介しています。

科名等の変更について(おしらせ)

植物の分類については、分子生物学の発展によって個々の植物のDNA解析が行われるようになりました。その解析結果や、近年の研究に基づく分類体系が世界的に採用されるようになり、当園ホームページ「見ごろの植物情報」の表記につきましても、4月以降は新しい分類体系で表示しています。科名は新科名のみの表示とします。

平成24年2月24日(金曜)現在

「第7回 花の回廊 早春の草花展」開催中です。

会期は平成24年2月17日(金曜)から3月20日(火曜)まで。
大芝生地特設会場にて(特設会場の 入室は午前10時から午後4時までとなります)。

草花展の写真

チューリップの写真

シネラリアの写真 

デッキの写真

今年の会場の風景です。延べ約100種200品種10,000株を展示します。

ルピナスの写真       

ラッセル ルピナス
Lupinus polyphyllus Hybrids
マメ科          

フリージアの写真     

フリージア
Freesia cvs.
アヤメ科

ワスレナグサの写真

ワスレナグサ
Myosotis sylvatica cv.
アブラナ科

ヒロハハナカンザシの写真         

ヒロハハナカンザシ
Helipterum maculata ’White’
キク科

ザルジアンスキア(昼)の写真      

(昼)                                             

ザルジアンスキア(夜)の写真     

(夜)                                             

ザルジアンスキア(ナイトフロックス)
Zaluzianskya capensis cv.
ゴマノハグサ科

クリサンセマム・パルドサムの写真          

クリサンセマム・パルドサム
Leucoglossum paludosum cv.

キク科

(学名が変わっています。カタカナ表記は流通名で表示しています。)     

クリサンセマム・ムルチコーレの写真            

クリサンセマム・ムルチコーレ
Coleostephus myconis cvs.
キク科

(学名が変わっています。カタカナ表記は流通名で表示しています。)

アリッサムの写真            

アリッサム(スイート・アリッサム)
Lobularia maritima cvs.
アブラナ科

プリムラ・マラコイデスの写真         

プリムラ・マラコイデス
Primulan malacoides cv.
サクラソウ科

ハナナの写真         

ハナナ
Brassica rapa var. amplexicaulis
アブラナ科

プリムラ・ポリアンサの写真         

プリムラ・ポリアンサ
Primulan polyantha cv.
サクラソウ科

モルフォの写真         

パンジー‘モルフォ’
viola wittrocriana ‘Morpho’
スミレ科

ハナカンザシの写真         

ハナカンザシ‘ペーパーキャスケード’
Rhodanthe anthemoides ‘Paper Cascade’
キク科

シネラリアの写真          

シネラリア
Pericallis hybrida cvs.
キク科

ムラサキハナナの写真         

ムラサキハナナ
Orychophragmus violacea
アブラナ科

プリムラ・シネンシスの写真         

プリムラ・シネンシス
Primula sinensis cv.
サクラソウ科

シューティングスターの写真          

ネメシア・ケイランツス‘シューティングスター’
Nemesia cheiranthus ‘Shooting Star’
ゴマノハグサ科

サンドロップの写真         

ネメシア・ストルモサ‘サンドロップ’
Nemesia strumosa‘Sundrop’
ゴマノハグサ科

ベニジュームの写真          

ベニジューム
Venidium fastuosum cvs.
キク科

キンセンカの写真         

キンセンカ
Calendula officinalis cvs.
キク科

プリムラ・キューエンシスの写真         

プリムラ・キューエンシス
Primula kewensis
サクラソウ科

ムスカリの写真          

ムスカリ
Muscari armeniacum cv.
ユリ科

ロベリアの写真           

ロベリア
Lobelia erinus cvs.
キキョウ科

シャボンソウの写真         

シャボンソウ
Saponaria calabrica cv.
ナデシコ科

ブラキカムの写真         

ブラキカム(ヒメコスモス)
Brachycome iberidifolia
キク科

アスペルラ・オリエンタリスの写真        

アスペルラ・オリエンタリス
Asperula orientalis
アカネ科    

シザンサスの写真            

シザンサス
Sizanthus wisetonensis
ナス科

アイスランドポピーの写真          

アイスランドポピー
Papaver nudicaule
ケシ科

ラナンキュラスの写真          

ラナンキュラス
Ranunculus asiaticus cvs.
キンポウゲ科 

観覧温室では

ツンベルギアマイソレンシスの写真

ツンベルギア マイソレンシス
Thunbergia mysorensis
キツネノマゴ科(ジャングルゾ-ン)
インド南部原産。10メートル以上に伸びるつる性植物で、花序は40から100センチの長さで垂れ下がります。花は一部赤褐色を帯びた黄色になります。苞も暗赤褐色でつぼみのときから美しく印象的です。見頃は4月下旬まで。

ルエリアコロラタの写真

ルエリア コロラタ
Ruellia colorata
キツネノマゴ科(ジャングルゾーン)
ブラジルのアマゾン、コロンビア南部、エクアドル、ペルーの森林内原産。高さ1.5メートルほどになる低木状の多年草で、茎の先端に赤色の苞を4列つけます。緋赤色の花は苞の基部に1から2花がつきます。見頃は3月中旬まで。

ボーモンティアムルティフロラの写真

ボーモンティア ムルティフロラ
Beaumontia multiflora
キョウチクトウ科(ジャングルゾーン)
原産はジャワ島。夜間に香りが強くなりますが、昼間も顔を近づければよい香りがします。見頃は3月下旬まで。

ソランドラグランディフロラの写真

ソランドラ グランディフロラ
Solandra grandiflora
ナス科(ジャングルゾーン)
メキシコ、ジャマイカ原産のつる性低木。高さ5から6メートルになります。花は長さ約25センチで、咲きはじめは帯紫白色、時間の経過とともに黄褐色になります。見頃は3月中旬まで。

ブラケアグラキリスの写真

ブラケア グラキリス
Blakea gracilis
ノボタン科(ジャングルゾ-ン)
中央アメリカ原産。海抜2000メートルまで分布します。花弁と果実は食べられます。ブラケア属は中南米およびカリブ諸島に分布します。属名は属の設立者である、Sir Patrick Browne 氏が彼の支援者であるMartin Blake氏の名にちなみます。見頃は3月下旬まで。

サリタエアの写真

ビグノニア マグニフィカ
Bignonia magnifica
ノウゼンカズラ科(ジャングルゾーン)
コロンビア原産。非常に生育が旺盛です。美しい花を咲かせるので、熱帯、亜熱帯地方では公園、庭園など観賞用として栽培されています。見頃は3月下旬まで。

サラカタイピンゲンシスの写真

サラカ タイピンゲンシス
Saraca thaipingensis
マメ科(ジャングルゾーン)
タイ、マレー半島原産の高木で、高さ10メートル近くになります。花は花弁がなく、ガクが黄色に色付いて花弁状となります。ガクの候部は赤色。花後の果実は狭長楕円形の豆果で、淡い紫色になります。見頃は3月中旬まで。

ムッサエンダプベスケンスの写真

ムッサエンダ プベスケンス
Mussaenda pubescens
アカネ科(ジャングルゾーン)
中国の長江以南の諸省に分布します。花弁状のガク裂片は白色の楕円形で長さ約5センチ。花は橙黄色。見頃は3月中旬まで。

ブラウネアアリザの写真

ブラウネア アリザ
Brownea ariza
マメ科(ジャングルゾーン)
ペルー原産。高さ6から20メートルになる高木です。花序は腋生または頂生で直径約15センチになります。花色は深紅色です。 見頃は3月中旬まで。

スティフティアクリサンタの写真

スティフティア クリサンタ
Stifftia chrysantha
キク科(ジャングルゾーン)
ブラジル原産。常緑の低木。橙黄色の小花が集まってそれぞれが黄色の冠毛を伸ばして咲きます。その冠毛は長期間とどまるので長く楽しめます。むしろ冠毛だけになってからの方が美しく観賞価値があります。頭状花は径約10センチ。スティフティア属はブラジルで7種が知られています。見頃は3月下旬まで。

ハランアナナスの写真

ハランアナナス
Pitcairnia corallina
パイナップル科(アナナス室)
コロンビア、ペルー原産。葉の形がナギイカダ科のハランに似ているので、この名前があります。株元から伸びる花茎は50センチを超え、地面を這うように伸び、多数の花がつきます。見頃は3月中旬まで。

ラン室ディスプレイの写真

ラン室ではコチョウラン、デンドロビウム、オンシディウム、カランテ、カクチョウランを中心にした展示を行っています。

 

園内樹木ほかでは

紅冬至写真

ウメ
Armeniaca mume
バラ科(梅林)
ウメは中国中部の原産とされるが、古来に日本に渡来し、花は観賞、果実は食用として広く各地で栽培されてきたバラ科の落葉高木です。文化の面では特に春の“花見”という習慣は、現代では桜を観賞することが主だが平安時代以前に宮中や貴族の間にこの習慣が根付いた頃は梅の花を鑑賞することであったとされます。園芸品種は300を超えるといわれます。

シナマンサク写真 

シナマンサク

Hamamelis mollis

マンサク科(クスノキ並木北側)
日本各地に自生する中国大陸原産の落葉小高木で、しばしば庭園樹として植栽利用されます。冬芽は裸芽で鱗片が無く若い葉の托葉に抱かれ、葉には軟毛が密生し晩秋には黄色や紅褐色に紅葉します。花は2月下旬から4月頃に新葉に先立って咲き、和名は枝いっぱいに花を咲かせることに由来する(満咲)という説のほかに、早春に「先ず咲く」ことからとも言われます。本種は中国のマンサクという意味の和名で漢名では金蝋梅。
ソシンロウバイ写真
ソシンロウバイ
Chimonanthus praecox f. concolor
ロウバイ科(盆栽展示場東)
ロウバイの栽培品種で花全体が黄色であることが特徴です。属名の Chimonanthus はギリシャ語で「冬の花」という語に由来します。
フクジュソウ写真
フクジュソウ
Adonis ramosa
キンポウゲ科(植物生態園)
北海道から九州までの山野に自生する多年草。春を告げる花の代表とされ、元日草(がんじつそう)や朔日草(ついたちそう)とも呼ばれます。福寿草という和名もまた新春を慶ぶ意味で、江戸時代より多数の園芸品種も作られている古典園芸植物です。根茎は薬用利用されるとともに、毒草でもあります。
フキ写真
フキ
Petasites japonicus
キク科(植物生態園)
日本原産で、各地の沢や斜面、河川の中州や海岸、林縁などに自生します。茎は地上に伸びず、地下茎として地中にあります。早春に葉の伸長より先に花茎が伸び、これを蕗の薹(ふきのとう)として食用にします。野山での自生は減ってきており、多くは栽培管理されています。【注意】園の植物は採取や持ち帰りできませんのでご注意ください。
セツブンソウ写真
セツブンソウ
Eranthis pinnatifolia
キンポウゲ科(植物生態園)
主に石灰岩土壌の落葉樹の下に好んで自生し、栃木県以西の本州で石灰岩地帯に多く分布しています。和名の由来は節分の頃に開花することからです。
バイカオウレン写真
バイカオウレン
Coptis quinquefolia
キンポウゲ科(植物生態園)
山地のやや湿った林床に生える多年草。早春にウメに似た清楚な白い花を咲かせますが、花弁のように見えるのは萼片が変化したもので、本当の花弁は中央近くの黄色い部分です。5枚の小さな葉が輪状に付くため、別名では五加葉黄蓮(ゴカヨウオウレン)と呼ばれます。
ザゼンソウ写真
ザゼンソウ
Symplocarpus foetidus
サトイモ科(植物生態園)
湿地に自生する多年草で、まだ雪の残る早春に肉穂花序が熱を持つことで周囲の氷雪を溶かし開花します。発熱は25度にもなり雪の中から他の植物に先駆けて開花することでこの時期の少ない昆虫を誘い受粉の確率を上げているとされます。本日時点で開花にはもう少し。 

鹿児島写真
鹿児島

紅侘び助写真
紅侘助

桃色雪中花写真

桃色雪中花
 ツバキ
Camellia japonica cvs.
ツバキ科(ツバキ園)
青森県から九州までの広い範囲で照葉樹林の代表的な樹木であるツバキは、花が美しく有用であるため古くから日本人にとって重要な植物ですが、近世に茶の文化が確立すると「わび、さび」を表す茶花として愛でられ、多くの園芸品種が作出されることとなりました。

宿根草・有用植物園では

宿根草有用植物園は7月11日(月曜)からリニューアル工事準備のため全面閉鎖しております。

園内花壇では 

ハボタンの写真

ハボタン
Brassica oleracea var. acephala cvs.
アブラナ科(北山ワイルドガーデン)
原種はヨーロッパ西南部の海岸地帯に野生しています。耐寒性の2年草で様々な色や形のロゼット葉を観賞するものです。日本には1778年に渡来したといわれ、始めはオランダナとよばれていました。見頃は2月中旬まで。

ハボタン(白つぐみ)の写真

ハボタン‘白つぐみ’
Brassica oleracea var. acephala‘Shiro-tsugumi’
アブラナ科(北山ワイルドガーデン)
大阪丸葉系の品種で葉縁が少し波状になり、着色部は白色で中心は淡桃色になります。 見頃は2月中旬まで。

ハボタン(桃つぐみ)の写真

ハボタン‘桃つぐみ’
Brassica oleracea var.acephala‘Momo-tsugumi’
アブラナ科(北山ワイルドガーデン)
大阪丸葉系の品種で葉縁が少し波状になり、着色部は従来の品種にはない桃色になります。見頃は2月中旬まで。

ハボタン(紅つぐみ)の写真

ハボタン‘紅つぐみ’
Brassica oleracea var.acephala‘Beni-tsugumi’
アブラナ科(北山ワイルドガーデン)
大阪丸葉系の品種で葉縁が少し波状になり、着色部は鮮紅色になります。 見頃は2月中旬まで。

ハボタン(白くじゃく)の写真

ハボタン‘白くじゃく’
Brassica oleracea var.acephala‘Shiro-kujaku’
アブラナ科(北山ワイルドガーデン)
さんご系の品種で外葉の切れ込みが非常に細かいです。
見頃は2月中旬まで。

ハボタン(グラマーレッド)の写真   

ハボタン‘グラマーレッド’
Brassica oleracea var. acephala‘Glamour red’
アブラナ科(北山ワイルドガーデン)
名古屋ちりめん系の品種で葉は縮緬状になり、全体に光沢があるのが特徴です。AAS(All America Selections:全米草花品種審査会)金賞受賞品種です。見頃は2月中旬まで。

ナルキッスス・カンタブリクス

ナルキッスス・カンタブリクス
Narcissus cantabricus
ヒガンバナ科(北山ワイルドガーデン)
スペイン・カンタブリクス地方~北アフリカ原産。草丈は低く、葉は針状です。3センチほどの花はラッパ状で花柄がほとんどないです。見頃は3月下旬まで。

ガランツス・ニウァリス

ガランツス・ニウァリス
Galanthus nivaris
ヒガンバナ科(球根ガーデン)
ピレネー山脈からウクライナにかけて広く分布しています。英名のスノードロップは「雪の雫」の意で、花の形をよく表しています。腐葉の多い湿気のある土壌を好むため開けた落葉樹の疎林に生えます。見頃は3月下旬まで。

 

 
 ビオラ28品種 パンジー17品種の品種見本を北山ワイルドガーデンに植栽しました。 

ビオラ
Viola cvs.
スミレ科 (北山ワイルドガーデン)
見頃は3月上旬まで。                                                         

ビオラの写真

ビオラ

パンジーの写真

パンジー

 

 チェイランサス
Cheiranthus cheiri cvs.
アブラナ科(北山ワイルドガーデン、沈床花壇)
南ヨーロッパ原産、晩夏播早春咲きの二年草として利用されます。数本の分枝を生じ、茎は半木質化します。花は径2センチで、頂生の総状花序につき、芳香を発します。見頃は3月中旬まで。

チェイランサスの写真

チェイランサス‘ベガローズレッド’
Cheiranthus cheiri‘Vega Rose Red’
アブラナ科(北山ワイルドガーデン、沈床花壇)
見頃は3月中旬まで。

チェイランサスの写真

チェイランサス‘ベガイエロー’
Cheiranthus cheiri‘Vega Yellow’
アブラナ科(北山ワイルドガーデン、沈床花壇)
見頃は3月中旬まで。

チェイランサスの写真

チェイランサス‘ベガクリームイエロー’
Cheiranthus cheiri‘Vega Cream Yellow’
アブラナ科(北山ワイルドガーデン、沈床花壇)
見頃は3月中旬まで。                         

植物園スタンプラリー

 カカオのスタンプ写真

2月はカカオです。

1月の答えは「カセキ(化石)」です。 

お問い合わせ

文化生活部文化生活総務課 植物園

京都市左京区下鴨半木町

ファックス:075-701-0142