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京都府立植物園 見ごろの植物情報 平成24年5月18日

こちらでは現在見頃の植物を紹介しています。

科名等の変更について(おしらせ)

植物の分類については、分子生物学の発展によって個々の植物のDNA解析が行われるようになりました。その解析結果や、近年の研究に基づく分類体系が世界的に採用されるようになり、当園ホームページ「見ごろの植物情報」の表記につきましても、2011年4月以降は新しい分類体系で表示しています。科名は新科名のみの表示とします。

平成24年5月18日(金曜)現在

観覧温室では

ホウガンノキの写真

ホウガンノキ
Couroupita guianensis
サガリバナ科(ジャングルゾ-ン)
南アメリカ原産の高木。花序は長さ60から90センチの総状花序で下垂し、幹あるいは太い枝に直接生じます。花は直径約10センチで、内側は紫色を帯びた紅色、外側は黄色でやや赤色を帯びます。果実は球形で直径約15から20センチになります。見頃は6月中旬まで。

ヒギリの写真

ヒギリ
Clerodendrum japonicum
シソ科(ジャングルゾーン)
インド原産。高さ1から3メートルになる落葉低木で、花が緋色で葉が桐に似るところからこの和名があります。見頃は6月上旬まで。 

ツンベルギアマイソレンシスの写真

ツンベルギア マイソレンシス
Thunbergia mysorensis
キツネノマゴ科(ジャングルゾ-ン)
インド南部原産。10メートル以上に伸びるつる性植物で、花序は40から100センチの長さで垂れ下がります。花は一部赤褐色を帯びた黄色になります。苞も暗赤褐色でつぼみのときから美しく印象的です。見頃は6月下旬まで。

メディニラマグニフィカの写真

メディニラ マグニフィカ
Medinilla magnifica
ノボタン科 (ジャングルゾ-ン)
フィリピン原産。垂れ下がってつく花序は長さ約30センチで、桃色の大きな苞の下に小さな花が咲きます。見頃は5月下旬まで。

イチベンバナの写真

イチベンバナ
Swartzia pinnata
マメ科(ジャングルゾーン)
ガイアナ原産。花弁は旗弁一枚だけで他の四枚は退化しています。そのためイチベンバナと呼ばれます。見頃は6月上旬まで。

タッカの写真

タッカ シャントリエリ
Tacca chantrieri
タシロイモ科(ジャングルゾーン)
インドシナからマレー半島原産。長さ45センチほどの花茎の先端に、コウモリの翼のような苞葉を広げ、その中に暗紫褐色の花をつけます。花の間から垂れる糸状のものは、不稔性の花柄で、英名ではキャッツホイスカーズ(猫のひげ)とも呼ばれています。見頃は6月上旬まで。

サラセニアの写真

サラセニア
Sarracenia
サラセニア科(中庭)
サラセニアの花には花弁、萼片がそれぞれ5個あります。花柱は一個ですが先端5ヶ所に柱頭が突き出した洋傘状になります。この洋傘状の部分を花柱板と呼びます。おしべはたくさんありますが、花柱板に隠れて見ることが出来ません。見頃は5月下旬まで。

ヘリコニアポゴナンタの写真

ヘリコニア ポゴナンタ
Heliconia pogonantha
オウムバナ科(ジャングルゾ-ン)
コスタリカからニカラグアにかけて分布します。草丈3から7メートルになります。見頃は6月上旬まで。

テロペアの写真

テロペア ’シェイディ レディー’
Telopea ’Shady Lady’
ヤマモガシ科(中庭)
属名はギリシア語telopos(遠くから見える)に由来し、赤い花が目立つことにちなむそうです。オーストラリア東部を代表する花木で数種が知られています。切り花にしても長持ちします。花は管状で細長く、開花すると花柱が外に突出します。見頃は5月下旬まで。

ソーセージノキの写真

ソーセージノキ
Kigelia pinnata
ノウゼンカズラ科(ラン室)
アフリカ原産です。長さ30から50センチ、直径10センチ程度のソーセージにそっくりの果実を垂らすことからソーセージノキと名付けられています。果肉は硬く繊維質で食用にはなりませんが、種子は食用にされることもあります。ゾウ、サイなど大型の哺乳動物が果実を食べて種子を散布します。花は径8センチ程度で花弁の内側が暗赤色です。夜開性で、朝には落ちてしまうため、開花中の花をご覧いただくことはできません。果実を楽しみにお待ちください。 見頃は5月下旬まで。

バニラ の写真

バニラ
Vanilla planifolia
ラン科(ラン室)
メキシコ南部と西インド諸島原産。香料植物として世界の熱帯地域で大量に栽培されています。花は短命で、天気の良い日では午前中にしぼんでしまいます。曇りもしくは雨の日は夕方まで咲いていることがあります。果実は肉質でさや状になり、長さ30センチ近くなるものもあります。果実を発酵させ香料となるバニラビーンズをとります。見頃は6月上旬まで。

 

園内樹木ほかでは

カルミア写真

 カルミア
Kalmia latifolia
ツツジ科(植物園会館前ほか)
北アメリカ東部原産の常緑低木でツツジの仲間です。明治時代にハナミズキとともに日本に贈られたと伝えられます。つぼみが非常に特徴的な星形あるいは金平糖状と表現できる形状で、開いた花も日本のシャクナゲとはまったく異なる形質です。
ウリノキ写真
ウリノキ
Alangium platanifolium
ウリノキ科(植物生態園)
花の形が非常に特徴的で、6枚の花弁が花が開くと巻き上がってカールし長い葯が出てきます。葉の形が瓜に似ることからこの和名で呼ばれます。本日時点で開花にはもう少し。
オオデマリ写真
オオデマリ
Viburunum plicatum
スイカズラ科(隠れ家トイレ)
庭園や公園などにも修景樹木としてよく植栽される落葉低木で、若枝の先にアジサイに似た球形の集散花序を付けます。大形で美しいこの花は中性の装飾花で結実しません。葉の表面にいちじるしいしわがあります。写真は栽培品種で‘ジェミニ’という品種です。
アカバナアメリカトチノキ写真
アカバナアメリカトチノキ
Aesculus pavia
トチノキ科(宿根草有用植物園南側)
全国の山中に分布するトチノキ(Aesculus turbinata)の仲間です。トチノキが樹髙30mも超えるような高木になるのに比して、こちらは成木でも5m程度で、花は鮮やかな赤色です。アメリカ南部のバージニア、ミズーリ、オクラホマ、フロリダ州に分布します。
キブネダイオウ写真
キブネダイオウ
Rumex nepalensis
タデ科(植物生態園)
京都府では貴船川付近と岡山県の一部の渓流沿いだけに自生する絶滅寸前種で、非常に貴重な植物です。漢方薬として緩下剤や健胃薬に利用される薬用植物ダイオウの仲間です。

コガクウツギ写真
コガクウツギ
Hydrangea luteovenosa
アジサイ科(植物生態園)
本州の東海地方以西に分布する落葉低木。ガクウツギよりも花が小型という意味の和名で、装飾花の萼片は3~5個で大小があります。小枝が紫色になるのが特徴です。
オオバオオヤマレンゲ写真
オオバオオヤマレンゲ
Magnolia sieboldii ssp. sieboldii
モクレン科(なからぎ神社西側)
奈良県南部の大峰山に自生する落葉樹のオオヤマレンゲは深山に咲く蓮に似る花という意味ですが、本種は朝鮮半島原産で雄蕊の色が濃い紅色であること(オオヤマレンゲは薄紅色)や葉がやや大きいことなどの違いがあります。個々の花は2~5日程度と短いですが、次々と開花するため長く観賞できます。
トウオガタマ写真
トウオガタマ
Magnolia figo
モクレン科(なからぎ神社西側)
中国南部原産の常緑小高木。英名では"Banana shrub"とか"banana tree"、"Banana magnolia"とも呼ばれるとおり、花はバナナの甘い香りに似ています。和名には“カラタネオガタマ”の別名があり、これはごく希にしか結実しないことから「実の付かないオガタマ」という意味の名前です。

宿根草・有用植物園では

ただいまリニューアル工事中のため、お客様の立ち入りは禁止されています。

園内花壇では 

バラ園では、約250品種2000株のバラが見頃をむかえようとしています。
バラ園の写真
Rose cvs.
バラ科(洋風庭園)

 

 シャクヤク園では、約150品種500株のシャクヤクが見頃をむかえようとしています。
シャクヤク園の写真
Paeonia lactiflora cvs.
ボタン科(シャクヤク園)

 

エキウム・ウィルドプレッティーの写真

エキウム・ウィルドプレッティー
Echium wildpretii
ムラサキ科(洋風庭園、観覧温室前、北山ワイルドガーデン)
スペイン自治州のカナリア諸島原産です。高さは2メートル以上になります。葉は線形で長く、15~20センチ、無柄、先端は下垂し、白毛が多いので全体に灰緑色を呈します。花は淡紅色で穂状花序に密につきます。乾燥を好むので多肉植物と同様にあつかわれることもあります。見頃は6月中旬まで。

スイートピーの写真

スイートピー
Lathyrus odoratus cvs
マメ科(北山ワイルドガーデン、沈床花壇)
イタリアのシシリー島原産です。やや有毛のつる性一年草で、2メートル近くものびる。花は1~4個が腋生し、径約5センチで、芳香があります。見頃は5月下旬まで。

フロックス・ドラモンディーの写真

フロックス・ドラモンディー
Phlox drummondii
ハナシノブ科(沈床花壇、北山ワイルドガーデン)
北アメリカに分布します。高さ約50センチになり、腺毛が多いです。葉は卵形~被針形で、長さ3~7.5センチ、茎の上部では互生します。花は径約2.5センチで、散房状の密な集散花序につきます。見頃は5月下旬まで。

クラダンツスの写真

クラダンツス
Cladanthus arabicus
キク科(沈床花壇、北山ワイルドガーデン)
モロッコからスペインに分布しています。草丈40~60センチで、茎の頂部に黄色の頭花を1個つけます。頭花は径3~4センチで、すぐ下から分枝するのが特徴です。見頃は5月下旬まで。

‘ツタンカーメンのエンドウ’

‘ツタンカーメンのエンドウ’さやの写真

 エンドウ‘ツタンカーメンのエンドウ’
Pisum sativum
マメ科(北山ワイルドガーデン)
1922年に古代エジプトのツタンカーメン王の墓から出てきた副葬品の中から見つかりました。エンドウの原種で、さやの色が濃い褐色になるのが特徴です。見頃は5月下旬まで。

ワスレナグサの写真

ワスレナグサ
Myosotis sylvatica cv.
ムラサキ科(北山ワイルドガ-デン)
ヨーロッパとアジア原産で、日本にも本州中部以北の高原の湿地に野生化。草丈約50センチ、全株に毛があり、基部から多く分枝します。葉は線状の長楕円状被針形で短毛があります。花は径0.6~0.8センチ。青に黄色の目があるのが特徴です。見頃は5月下旬まで。

リムナンテスの写真

リムナンテス
Limnanthes douglasii
リムナンタ科(北山ワイルドガーデン)
オレゴンから南カリフォルニアまでに分布します。草丈約30センチ。葉は無毛で、黄色を帯びた緑色。花は径4センチで芳香があります。花弁は中心が黄色で先端が白色なのでよく目立ちます。見頃は5月下旬まで。

ベニバナアマの写真

ベニバナアマ
Linum grandiflorum cv.
アマ科(北山ワイルドガーデン)
北アフリカ原産です。草丈50~60センチで、地ぎわから多くの細かい茎を立て、茎葉ともに灰緑色で無毛。花弁は光沢があり美しいです。見頃は5月下旬まで。

フクロナデシコ

フクロナデシコ
Silene pendula cv.
ナデシコ科(北山ワイルドガーデン、沈床花壇)
地中海沿岸地方が原産です。草丈20~30センチくらいで地ぎわからよく分枝して、半球状のコンパクトな草姿となります。花は頂生で、径1.5~2センチくらいのものを集散花序に多数つけます。開花後。萼が袋状にしだいに大きくなって下垂するところから、和名がつけられました。見頃は5月下旬まで。

ヒナゲシの写真

ヒナゲシ
Papaver rhoeas cv.
ケシ科(北山ワイルドガーデン)
ヨーロッパ中部の原産です。草丈約50センチで茎は直上し、まばらに分枝します。葉は羽状中裂。花は径5~7センチあり、基部に黒色斑があります。見頃は5月下旬まで。

パパウェル・コンムタツムの写真

パパウェル・コンムタツム
Papaver commutatum
ケシ科(北山ワイルドガーデン)
コーカサスから小アジアに分布します。草丈約50センチ。葉は羽状複葉。花弁の基部に黒色の斑紋があります。見頃は5月下旬まで。

ギリア・トリコロルの写真

ギリア・トリコロル
Gilia tricolor
ハナシノブ科(北山ワイルドガーデン)
カリフォルニア原産。草丈60~70センチ。花は径1.5~2センチで芳香を有し、花喉部は黄色で紫の斑点があります。見頃は5月下旬まで。

オンファロデスの写真

オンファロデス
Omphalodes linifolia
ムラサキ科(北山ワイルドガーデン、沈床花壇)
地中海西部沿岸に自生します。草丈20~100センチ。茎葉は線状被針形で無柄。根出葉はへら状で長さ約6センチ。花は白色で梅鉢形です。見頃は5月下旬まで。

アカバナカスミソウの写真

アカバナカスミソウ
Gypsophila elegans cv.
ナデシコ科(北山ワイルドガーデン)
ウクライナ南部、コーカサス、イラン北部の原産です。草丈20~50センチで直立し、よく分枝して小さな花を多くつける。葉は線状被針形で長さ2.5~7.5センチ。根出葉は長楕円状のへら形。花は桃色で径約1.3センチです。見頃は5月下旬まで。

オオムラサキツユクサの写真

オオムラサキツユクサ
Tradescantia virginiana
ツユクサ科(北山ワイルドガーデン)
北アメリカ東部に分布し、林縁や草原、道ばたに自生しています。草丈20~60センチ。花は散形状に多くつき、径2.5~5センチで、午前のみ開きます。見頃は5月下旬まで。

アナガリスの写真

ルリハコベ
Anagallis arvensis
ヤブコウジ科(北山ワイルドガーデン)
日本では伊豆七島、本州(紀伊半島)、四国、九州、南西諸島などの海岸近くに多く見られます。またヨーロッパや熱帯地方にも広く分布しています。葉腋に長さ2~3センチの細い柄をもった花をつけます。花は径4~7センチです。見頃は5月下旬まで。

ジギタリスの写真

ジギタリス
Digitalis purpurea cv.
オオバコ科(北山ワイルドガーデン)
西ヨーロッパから南ヨーロッパ原産。茎の上部の葉は無柄か短い葉柄があります。花冠は長さ5~7.5センチで、内側には白く縁取られた暗紫色の斑点があります。見頃は5月下旬まで。

ヒルザキツキミソウの写真

ヒルザキツキミソウ
Oenothera speciosa
アカバナ科(北山ワイルドガーデン)
北アメリカ中南部原産。茎はほふく枝を出し、草丈30~60センチです。花は径3~6センチ、白色で開花後に紅色となります。昼間に開花します。見頃は5月下旬まで。

 

 

大典記念京都植物園設立記念碑前では

ただいま正門そば、大典記念京都植物園設立記念碑前にて、ジャーマンアイリスとムラサキの展示を行っています。 


ジャーマンアイリス`ミスティーク’

`ミスティーク’ `Mistique’

ジャーマンアイリス`キャメロットローズ’の写真

`キャメロットローズ’ `Camelot Rose’

ジャーマンアイリス`ミスティームーンスケープ’の写真

`ミスティームーンスケープ’ `Misty Moonscape’

ジャーマンアイリス`アフターアワーズ’の写真

`アフターアワーズ’ `After Hours’

ジャーマンアイリス`チューリップフェスティバル’の写真

`チューリップフェスティバル’ `Tulip Festival’

ジャーマンアイリス 
Iris × germanica cvs. 
アヤメ科(大典記念京都植物園設立記念碑前)

ジャーマンアイリスは、欧米を中心に品種改良が行われてきた1グループで、多彩な花色と大輪の花が特徴です。
日本では「ジャーマンアイリス」の呼び方が浸透していますが、欧米ではビアデッドアイリス Bearded Iris と呼ばれています。Bearded Irisとは、下に垂れた花弁(外花被といいます)の中心にヒゲ状の突起(Beard)があることが由来となっています。
逆に、アヤメやカキツバタのように突起が見られないものは、ビアドレスアイリス Beardless Irisと呼ばれます。
草丈によってグループ分けがされており、日本でジャーマンアイリスと呼ばれるものは、草丈71センチ以上の「トールビアデッドアイリス」というグループに分けられます。 

 

ムラサキの写真
ムラサキ 
Lithospermum erythrorhizon 
ムラサキ科(大典記念京都植物園設立記念碑前)

ムラサキは、日本から中国東北部にかけて自生する多年草です。根を乾燥させたものを「紫根」といい、古来から紫色の染料として栽培、利用されてきました。
野生のものは個体数が減少し、京都府では絶滅危惧種に指定されています。
展示株は、福知山市にある天藤製薬株式会社から譲っていただきました。

植物園スタンプラリー

 キソウテンガイ写真

 

5月はキソウテンガイです。

4月の答えは「花粉」です。 

お問い合わせ

文化スポーツ部文化政策課 植物園

京都市左京区下鴨半木町

ファックス:075-701-0142

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