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京都府立植物園 見ごろの植物情報 平成24年7月20日

こちらでは現在見頃の植物を紹介しています。

科名等の変更について(おしらせ)

植物の分類については、分子生物学の発展によって個々の植物のDNA解析が行われるようになりました。その解析結果や、近年の研究に基づく分類体系が世界的に採用されるようになり、当園ホームページ「見ごろの植物情報」の表記につきましても、2011年4月以降は新しい分類体系で表示しています。科名は新科名のみの表示とします。

平成24年7月20日(金曜)現在

観覧温室では

食虫植物展の写真1

特別展示室では第21回食虫植物展を開催中です。
展示期間は7月20日金曜日から8月5日日曜日まで。

食虫植物展の写真2

サラセニアをはじめウツボカズラやハエジゴク、モウセンゴケ、ムシトリスミレなどを約100種類150鉢を展示しています。

食虫植物展の写真3

ヘリアンフォラの展示。 

サラセニアの写真

カラフルなサラセニアを中庭に展示。

メディニラミリアンタの写真

メディニラ ミリアンタ
Medinilla myriantha
ノボタン科(ジャングルゾーン)
東南アジア原産。高さ1から2メートルになる常緑低木で、茎頂からピンク色の花序が垂れ下がります。見頃は8月上旬まで。

ツンベルギアマイソレンシスの写真

ツンベルギア マイソレンシス
Thunbergia mysorensis
キツネノマゴ科(ジャングルゾ-ン)
インド南部原産。10メートル以上に伸びるつる性植物で、花序は40から100センチの長さで垂れ下がります。花は一部赤褐色を帯びた黄色になります。苞も暗赤褐色でつぼみのときから美しく印象的です。見頃は8月中旬まで。

シクンシの写真

シクンシ
Quisqualis indica
シクンシ科(ジャングルゾ-ン)
熱帯アジア、マレーシアに分布します。琉球諸島に野生化しています。花には芳香があり、咲きはじめは白色、後にピンクから紅色になります。見頃は8月中旬まで。

コクリオステマの写真

コクリオステマ オドラティッシムム
Cochliostema odoratissimum
ツユクサ科 (ジャングルゾーン)
コスタリカ、パナマ、エクアドル原産。大型の多年草で着生種。葉はロゼット状で、基部は鞘状に重なります。ランに似た花は腋生の集散花序につきます。ガク片は3個で淡い桃色、花弁も3個で青紫色となります。見頃は8月上旬まで。

アマゾンユリの写真

アマゾンユリ
Eucharis grandiflora
ヒガンバナ科(ジャングルゾーン)
コロンビアのアンデス山地原産。葉は卵形で、光沢のある濃緑色になります。花茎は円柱形で高さ約60センチ、頂部に芳香のある白色花を3から6個付けます。見頃は8月中旬まで。

マツカサジンジャーの写真

マツカサジンジャー
Tapeinochilos ananassae
オオホザキアヤメ科(ジャングルゾーン)
インドネシアからオーストラリアのクィーンズランド州原産。高さ約2メートルになる多年草で、コスツス属のように葉がらせん状につきます。松かさ状の苞は赤色で、その間から黄色の花がつきます。見頃は7月下旬まで。

レンブの写真

レンブ(果実)
Syzygium samarangense
フトモモ科(熱帯有用作物室)
熱帯アジア原産の常緑小高木。花の直径は3センチ程で、4枚の白い花弁の中心から無数の雄しべが放射状に広がります。 果実は直径5センチ程度の洋梨型で、乳白色から紅色で表面には光沢があります。見頃は8月上旬まで。

ソーセージノキ果実の写真

ソーセージノキ(果実)
Kigelia pinnata
ノウゼンカズラ科(ラン室)
アフリカ原産です。長さ30から50センチ、直径10センチ程度のソーセージにそっくりの果実を垂らすことからソーセージノキと名付けられています。果肉は硬く繊維質で食用にはなりませんが、種子は食用にされることもあります。ゾウ、サイなど大型の哺乳動物が果実を食べて種子を散布します。見頃は8月下旬まで。

キソウテンガイの写真

キソウテンガイ(雄株)
Welwitscia mirabilis
ヴェルヴィッチア科(砂漠サバンナ室)
アフリカ南部の西海岸、ナミビアからアンゴラにかけてのナミブ砂漠の南北約1200キロと東西は海岸から10キロから150キロの間の限られた地域に自生する雌雄異株の裸子植物です。終生2枚の葉しか出さない珍奇な植物で、1科1属1種のヴェルヴィッチア科として独立した科が設けられています。見頃は8月上旬まで。

バオバブの写真

バオバブ
Adansonia digitata
アオイ科(砂漠サバンナ室)
アフリカのサバンナ地域に広く分布。花は白色で夜に開花し、翌日の午前中でしおれてしまいます。蕾は十数個ありますが、残念ながら毎日開花するわけではありません。見頃は9月中旬まで。

 

園内樹木ほかでは

きょうちくとうしゃしん

キョウチクトウ
Nerium oleander
キョウチクトウ科(桜林西ほか)
インド原産で中国には明の時代、日本には江戸時代中期に渡来したと伝わる常緑の小高木です。和名は夾竹桃と表し、葉が竹に似て花は桃に似ているという形質の特徴から付いたものとされます。花の少なくなる夏季に長く咲くことから修景木として公園や庭園、緑地などによく植栽されますが有毒植物でもあります。
ひめゆりしゃしん
ヒメユリ
Lilium concolor
ユリ科(植物生態園)
本州の東北地方南部から沖縄、台湾、朝鮮、中国にかけて分布し、日当たりのよい山地や草原に自生する多年草。茎先に朱紅色の6弁花が1から5個つき、上向きに咲くユリで、濃い赤褐色の斑点があります。若くして戦争の被害にあった沖縄女性を慰霊する塔にはヒメユリの名が付けられています。
べにすじやまゆりしゃしん
ヤマユリ’紅筋’
Lilium auratum ’Benisuji’
ユリ科(植物生態園)
山地の林縁や開けた傾斜草地などに自生し、ユリ属の中でも最も大きな花をつけ強香を放つためにユリの王様とも呼ばれているのがヤマユリです。本種‘紅筋’は花被片の中央に紫紅色の条線が入る変異種。
えぞみそはぎしゃしん
エゾミソハギ
Lythrum salicaria
ミソハギ科(植物生態園)
北海道から九州までの各地、ユーラシア大陸や北アフリカにも広く分布する多年草。北海道に多いことからこの和名がつきますが九州以北の中栄養の湿地で普通に見られます。属名はギリシャ語の「血」に由来し、赤い花色から命名されました。
ききょうしゃしん
キキョウ
Platycodon grandiflorus
キキョウ科(植物生態園)
日本全土、朝鮮半島、中国、東シベリアに分布する多年草。根にはサポニンという成分を含み生薬として去痰、鎮咳、鎮痛、鎮静、解熱などに利用されます。自生株は減少傾向にあり絶滅が危惧されています。
ひおうぎしゃしん
ヒオウギ
Belamcanda chinensis
アヤメ科(植物生態園)
茎は高さ50から120cmになり、その下方に長さが30cmほどの広剣状の扁平な葉を扇形に付けることからこの和名で呼ばれます。種子は光沢のある球状になり「うば玉」や「ぬば玉」と呼ばれます。
にんじんぼくしゃしん
ニンジンボク
Vitex negundo
シソ科(大芝生地)
中国の原産で享保年間に日本に種子が入ってきたとされる落葉低木。葉の形が薬用に利用するチョウセンニンジンに似ることから「人参木」の和名がつきました。円錐花序に淡紫色の可憐な花冠を多数つける様子は、暑い季節に涼しげな雰囲気を演出してくれます。
さるすべりしゃしん
サルスベリ
Lagerstroemia indica
ミソハギ科(桜林西ほか)
花木の少ない夏を代表する中国南部原産の落葉高木。古い樹皮のコルク層が剥がれ落ちすべすべした触感の幹肌が特徴で、このことから木登りの得意な猿でも滑り落ちそうだというのが和名の由来です。円錐花序に咲く花の形も特徴的で近寄って観察すると複雑な形がよくわかります。
かりがねそうしゃしん
カリガネソウ
Caryopteris divaricata
シソ科(植物生態園)
東アジアに分布し、日本では山地の日当たりのよい場所に自生します。花弁は5枚で縁がひだ状になり、上に 2枚、下左右へは各 1枚ずつ大きく広がり、下側の花弁が舌状になり紋様が入っています。別名ではホカケソウ(帆掛草)とも呼ばれます。
ポンポンルージュ

ルーシー

ラージホワイト

角倉花笠

コエレスティス

鳥取花笠

ザ・バナー

宋旦

パープルルージュ

大仙祇園守

耳原花笠
ムクゲ
Hibiscus syriacus cvs.
アオイ科(桜品種見本園前ほか)
ムクゲは中国原産とされ、日本にも野生しますが真の自生か帰化したものか明らかでないとされます。江戸時代から園芸品種が育成され『木草図譜』(1828)にも多数の花が掲載されているほか欧米でも多くの品種が作出されました。一日花ですが次々に花をつけていき長く鑑賞できます。

四季 彩の丘では

四季 彩の丘の写真

長らく改修工事が続いていました宿根草・有用植物園は、6月30日土曜日に「四季 彩の丘(しき いろどりのおか)」としてリニューアルしました。
名前の由来にもなっている3つの丘と、多種多様な宿根草、京野菜を初めとする有用植物が見どころとなっています。
旧 宿根草・有用植物園では園路が舗装されていませんでしたが、四季 彩の丘では園路を舗装し、車椅子で来園されるお客様にも楽しめる構造へと改修されています。

ロックガーデン 佐用の庭の写真

ロックガーデン「佐用の庭」
2009年に兵庫県佐用町は大規模な洪水の被害にみまわれました。
その後、河川改修工事のために、同町在住の今津氏の庭が取り壊されることになり、この庭が失われることを惜しんだ関係者の協力によって、ロックガーデン「佐用の庭」として、園内に再び庭が造成されることになりました。
庭に使用されている岩や樹木は、今津邸の庭のものを再利用しています。

ユニバーサルガーデン

ユニバーサルガーデン
車椅子の方にも楽しんでいただけるよう、岩を積み、地面よりも高い位置に植物を植栽できるようにしました。この形式の花壇はレイズドベッドと呼ばれます。
草丈が低い、高山性のナデシコなどを中心に植栽しています。 
エディブルガーデンの写真
エディブルガーデン
京野菜を初め、アピオスやヤーコンなどの食用の植物を植栽しています。
京野菜は、京都府農林水産技術センターから種子を提供していただき、賀茂なすや万願寺とうがらし等を栽培しています。 

蓮池の写真

蓮池(はすいけ)
園内には、約180種類のハスの品種が栽培されています。
ハスは草丈が高く、上向きに花を咲かせるため、鉢植えの状態での展示では、花の観察がやや難がありました。
今回新設した蓮池は、地面よりも低い位置に鉢をおろすことで、より低い位置で花を楽しめるようになりました。


パーゴラの写真

パーゴラ
今回の改修工事では大半の箇所が新設されましたが、このパーゴラは改修を行わず、以前のままの姿で残しています。
春にはキモッコウバラ、夏にはノウゼンカズラの花が楽しめます。これまでのように、木陰の休憩所としてご利用ください。

 

 四季 彩の丘では、当園および京都花蓮研究会が主催となって花ハス展示を行っています。
また8月22日日曜日 午前9時から11時まで、よりハスと親しんでいただけますよう、ハスについての講話や体験コーナーなどを設け「観蓮会」を行います。
参加費は無料です。場所は花ハス展示と同じく、四季 彩の丘にて行いますので、多数の参加をお待ちしています。

ハス`かしょうれん’の写真

`嘉祥蓮’ Kasyo-ren

ハス`せいか’の写真

`精華’ Seika

ハス
Nelumbo

ハス科
ハスは花を観賞用、根を食用にと、古くから日本人の生活に根付いてきた植物です。とくに観賞用に品種改良が行われてきた園芸品種は、「花ハス」と呼ばれます。
ハス(ネルンボ)属は2種の原種を含んでおり、熱帯、温帯アジアからオーストラリアにかけて分布するハス Nelumbo nucifera と、北アメリカ南部から中央アメリカ北部にかけて分布するキバナハス Nelumbo lutea が存在します。
また園内では、巨椋池(おぐらいけ)由来の品種の展示も行っています。巨椋池は、かつて伏見区、宇治市、久御山町が接している場所に存在した湖です。
干拓事業によって今は農地になっていますが、かつては花ハスの生産、観光で有名でした。そのため今でも跡地からハスが芽生えることがあり、それらは巨椋池の花ハスの名残りとして認知されています。

 

スイレンの写真

`ファビオラ’ `Fabiola’

スイレンの写真

`ゴンネール’ `Gonnere’


温帯スイレン
Nymphaea cvs.
スイレン科
四季 彩の丘の池で育てている主なスイレンは、温帯スイレンと呼ばれる寒さに強い園芸品種のグループです。
スイレンには昼間に開花し、屋外で越冬できる温帯スイレンと、夜間もしくは昼間に開花し、加温設備がないと越冬できない熱帯スイレンの2種類があります。温帯スイレンは根茎を伸ばして生育しますが、熱帯スイレンは球根を作ります。
温帯スイレンはフランスを中心に品種改良が行われたものが多くあります。昼過ぎには花が閉じてしまうため、午前中の観察がおすすめです。
また、スイレンとハスの違いについて質問をいただくことがよくありますが、スイレンの葉には切れ込みが入ること、ハスのように葉が水をはじかないことで見分けられます。

アガパンサスの写真

アガパンサス
Agapanthus
ムラサキクンシラン科
南アフリカに約20種が分布する、青紫から水色の花を咲かせる多年草です。
以前はユリ科に分類されていましたが、近年の分類では、ムラサキクンシラン科として独立した科に分類されています。
園内正面奥、ユニバーサルガーデン手前にて開花中です。

 

園内花壇では 

ソライロアサガオの写真

ソライロアサガオ‘ヘブンリーブルー’
Ipomoea tricolor‘Heavenly Blue’
ヒルガオ科(会館前)
メキシコ、中央アメリカ、西インド諸島、熱帯南アメリカに分布。植物体全体に毛のないつる性多年草。葉は卵形、花柄は葉柄より長いので花が目立ち、また1花序当たりの花数も多く順次開花します。花は漏斗形で、花冠は紫色または青色、花筒上部は白、下部は黄色です。土壌伝染性のバクテリアにより立ち枯れ症状をおこすことがあります。見頃は10月下旬まで。

ショクヨウホオズキの写真

ショクヨウホオズキ
Physalis pruinosa cv.
ナス科(北山門前)
北アメリカから熱帯アメリカにかけて原産します。茎は下位節までよく分枝し、地上近くを這い、ときに30センチほどの高さに立ち上がります。花喉部には5つ褐色の斑点があります。果実を包む宿存萼は完熟すると淡褐色となり、提灯のように見えます。果実は熟すると黄色となり、径1.5から2センチ。味は甘酸っぱいが、やや苦みのあるものもあります。

ロベリア・スペキオサの写真

ロベリア スペキオサ‘ファンスカーレット’
Lobelia ×speciosa‘Fan Scarlet’
キキョウ科(北山ワイルドガーデン)
ロベリア カルディナリス( L. cardinalis)とロベリア スプレンデンス( L. splendens)との交雑による園芸品種です。草丈は1.2メートルに達します。葉は披針形。非常に鮮やかな紅色の花を総状花序につけます。明るめの半日陰と湿地を好みます。見頃は8月上旬まで。

ペンタスの写真

ペンタス
Pentas lanceolata cv.
アカネ科(洋風庭園東)
東熱帯アフリカからアラビア半島南部の原産です。常緑の多年草で、草丈30から130センチ、基部は木質化します。全体に柔毛を密布します。花は茎頂に頭状につき、花筒は長さ1.5から2センチです。見頃は9月上旬まで。

ベゴニア‘ドラゴンウィング’の写真
ベゴニア‘ドラゴンウィング’
Begonia semperflorens‘Dragon Wing’
シュウカイドウ科(北山門前)
南米原産。最初アメリカで改良されたものがドイツでさらに改良された品種です。草丈は15から40センチ。独特の羽のように広がる草姿で、株張りは30から40センチと充実しています。花も大きく、色は赤、桃色の2色で、濃い特徴的な緑葉とのコントラストが美しいです。性質は強健です。見頃は10月上旬まで。

ネコノヒゲの写真

ネコノヒゲ‘チャイナブルー’
Orthosiphon aristatus‘China Blue’
シソ科(北山ワイルドガーデン)
インド、マレーシア原産の多年草です。草丈40から60センチです。茎には稜があり四角形。葉は対生または輪生し、卵形または三角形で鋭尖頭です。花序は頂生し、花は2から6個、輪生して下部から開花します。また利尿剤、血圧降下剤として知られる薬用植物でもあります。見頃は8月下旬まで。

ニコチアナの写真

ニコチアナ グランディフロラ
Nicotiana grandiflora
ナス科(沈床花壇)
ブラジル南部原産。草丈1から1.5メートルになります。葉は卵状楕円形で長さは約30センチ。花序は短い総状で数花がつき、花冠は白色で外側は緑色を帯び、筒部は長さ6から12センチになり、先は広く広がるので、喉部では径1センチくらいです。見頃は8月上旬まで。

クレオメの写真

クレオメ
Cleome hassleriana cv.
フウチョウソウ科(観覧温室前、北山ワイルドガーデン)
熱帯アメリカ原産。茎は高さ80から100センチで直立します。茎の上方に総状花序をつけ、長い柄のある4弁花を下から順に咲かせます。4個の雄しべが長く突出し、チョウが舞う姿を連想させます。見頃は8月中旬まで。

カンナ‘アメリカンレッドクロス’の写真


カンナ‘アメリカンレッドクロス’
Canna‘American Red Cross’
カンナ科(正門前花壇、沈床花壇)
熱帯アメリカ原産。草丈は50から200センチです。花は鮮やかな緋紅色で大輪咲き。性質は大変強く、耐暑性・耐寒性が共に優れ、乾燥や病害虫にも強いです。見頃は9月上旬まで。 

 

 

ジニア
Zinnia elegans
キク科
原産地はメキシコ。一年草で、高さ30~90センチになり、茎はかたく、短毛がある。原種では赤みのある紫色または淡紫色であるが、改良種では青色を除いた、ほとんどあらゆる色がある。日本への渡来は1862年(文久2)。見頃は10月上旬まで。 
ジニア‘ドリームランド’の写真

ジニア‘ドリームランド’
Zinnia elegans‘Dreamland’
キク科(会館前花壇)
草丈20から25センチの矮性で、花径9から10センチになる巨大輪のF1種。花は重ねの厚い平弁ダリア咲きで、長期間咲き続けます。重ねのややあらい株も若干混ざっています。見頃は9月下旬まで。

ジニア‘プロフ-ジョン’の写真

 
ジニア‘プロフ-ジョン’
Zinnia elegans‘Profusion’
キク科(会館前花壇、沈床花壇)
ジニア エレガンス(Z. elegans) とジニア アングスティフォーリア(Z. angustifolia) を種間交配した園芸品種です。花色は豊富で桃色のほかに、橙、白、紅色などがあります。両親の長所を受け継ぎ、耐候性と分枝性を併せ持つ丈夫な品種です。見頃は8月下旬まで。

 

ガイラルディア アリスタタ
Gaillardia aristata cvs.
キク科
北アメリカ中南部からニューメキシコ原産。草丈60から90センチくらいで、よく分枝します。葉は互生し、上方の葉は被針形ないし長楕円形、下方の葉は根出し、へら形で、全縁または粗い波状鋸歯縁となります。茎葉全体に多くの粗い毛があります。頭花は径6から10センチくらい。舌状花の先端部は黄色で、基部は紫紅色です。 

ガイラルディア‘アリゾナサン’の写真

ガイラルディア‘アリゾナサン’
Gaillardia aristata‘Arizona Sun’
キク科(北山ワイルドガーデン)
オールアメリカセレクションズ(All America Selections:全米審査会)、フロロセレクト(Fleuroselect:欧州花き種苗審査会)の金賞受賞品種です。見頃は8月上旬まで。 

 

ガイラルディア プルケラ
Gaillardia pulchella cvs.
キク科
北アメリカ東南部からメキシコ北部、さらにニュー・メキシコからモンタナにかけて原産します。草丈30から50センチくらいで直立し、よく分枝します。葉は広被針形ないし長楕円形で無柄、上方の葉は全縁で鈍頭、下方の葉は歯状となるか羽状に裂けます。茎葉全体が軟毛におおわれています。頭花は径5センチくらい。舌状花の先端部は黄色、基部は紫紅色です。

ガイラルディア‘レッドプルーム’ 

ガイラルディア‘レッドプルーム’
Gaillardia pulchella‘Red Plume’
キク科(北山ワイルドガーデン)
見頃は8月上旬まで。

ガイラルディア‘ダズラーミックス’

ガイラルディア‘ダズラーミックス’
Gaillardia pulchella‘Dazzler Mix’
キク科(北山ワイルドガーデン)
見頃は8月上旬まで。 

 

 

ルドベキア ヒルタ
Rudbeckia hirta cvs.
キク科
北アメリカのオンタリオからフロリダ、テキサスの各州に分布します。草丈90センチ。葉はふつう歯牙縁、下部の葉はへら形で、上部の葉は全縁です。全株に粗毛または剛毛があります。頭花は単生し、舌状花は約14個、黄色または橙色(基部)で、筒状花は暗褐色または黒色です。
ルドベキア‘プレリーサン’

ルドベキア‘プレリーサン’
Rudbeckia hirta‘Prairie sun’
キク科(観覧温室前、北山ワイルドガーデン)
フロロセレクト(Fleuroselect:欧州花き種苗審査会)の金賞受賞品種です。見頃は7月下旬まで。

ルドベキア‘マヤ’

ルドベキア‘マヤ’
Rudbeckia hirta‘Maya’
キク科(北山ワイルドガーデン)
フロロセレクト(Fleuroselect:欧州花き種苗審査会)の金賞受賞品種です。見頃は8月上旬まで。

ルドベキア‘カプチーノ’

 ルドベキア‘カプチーノ’
Rudbeckia hirta‘Cappuccino’
キク科(北山ワイルドガーデン)
フロロセレクト(Fleuroselect:欧州花き種苗審査会)の金賞受賞品種です。見頃は8月上旬まで。

 

エキナケア‘パウワウワイルドベリー’

エキナケア‘パウワウワイルドベリー’
Echinacea prupurea‘Pow Wow Wild Berry’
キク科(北山ワイルドガーデン)
アメリカのオハイオ州からジョージア州にかけて自生しています。茎は無毛で、草丈60から100センチになります。茎葉は被針形、葉縁に鋸歯がつき、無柄。頭花は茎頂に1個つき、径約10センチ。舌状花の色は紫紅です。花の形がまといの馬簾に似ているところから、ムラサキバレンギクという和名があります。オールアメリカセレクションズ(All America Selections:全米審査会)2007年の金賞受賞品種です。見頃は10月中旬まで。 



 

 

植物園スタンプラリー

 フウリンブッソウゲ

 

7月はフウリンブッソウゲです。

6月の答えは「雌しべ」です。 

お問い合わせ

文化生活部文化生活総務課 植物園

京都市左京区下鴨半木町

ファックス:075-701-0142