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京都府立植物園 見ごろの植物情報 平成24年9月14日

こちらでは現在見頃の植物を紹介しています。

科名等の変更について(おしらせ)

植物の分類については、分子生物学の発展によって個々の植物のDNA解析が行われるようになりました。その解析結果や、近年の研究に基づく分類体系が世界的に採用されるようになり、当園ホームページ「見ごろの植物情報」の表記につきましても、2011年4月以降は新しい分類体系で表示しています。科名は新科名のみの表示とします。

平成24年9月14日(金曜)現在

観覧温室では

イエライシャンの写真

イエライシャン
Telsoma cordata
キョウチクトウ科 (観覧温室前、中庭)
インドからインドシナ原産で、中国名は夜来香。属名のTelosmaはギリシャ語のtele「遠い」とosme「香り」に由来し、花の香が遠方まで届くほどに強烈であることを表しています。花は夜だけでなく昼間もよく香り、香水を採ったりスープに花を散らしたりもします。見頃は10月中旬まで。

パラミツ(果実)の写真

パラミツ(果実)
Artocarpus heterophyllus
クワ科(熱帯有用作物室)
インド原産。高さ10から20メートルにもなる高木で、花序は直接幹や太い枝につく幹生花です。雌花、雄花ともに集合花で、それぞれ小さな雌花と雄花が密生して円筒形の花序となっています。果実は集合果で、熟すと黄色になり独特の臭気を放ちます。見頃は10月上旬まで。

カカオの写真

カカオ(果実)
Theobroma cacao
アオイ科(熱帯有用作物室)
中央・南アフリカ原産。高さ8から10メートルになる常緑の小高木です。花は幹生花で多数がつき、直径1.5センチほどです。結実は少なく、200から300分の1ほどです。果実は紡錘形で、はじめは緑白色ですが熟すと濃黄色から赤紫色になります。種子を乾燥したものをカカオ豆といい、焙煎後、種皮を取り除き、粉末にして砂糖、ミルク、香料を加え、圧し固めたものがチョコレートです。粉末を圧搾して脂分を除いたものがココアです。見頃は10月下旬まで。

ホウガンノキの果実の写真

ホウガンノキ(果実)
Couroupita guianensis
サガリバナ科(アナナス室)
南アメリカ原産の高木で、花序は長さ60から90センチの総状花序で下垂し、幹あるいは太い枝に直接生じます。花は直径約10センチで、内側は紫色を帯びた紅色、外側は黄色でやや赤色を帯びます。果実は球形で直径約15から20センチになります。見頃は10月下旬まで。

ペトレオウィテクスの写真

ペトレオウィテクス ヴォルフェイ
Petraeovitex wolfei
シソ科(中庭)
マレー半島原産のつる性植物。茎の先端や先端付近の葉腋から黄色に色付いた花序を垂れ下げます。花のように見えるのは苞で、その中から直径約1センチの淡黄白色花が咲きます。見頃は10月中旬まで。

ヒゴロモコンロンカの写真

ヒゴロモコンロンカ
Mussaenda erythrophylla
アカネ科(中庭)
アフリカのコンゴ、ザイール原産。枝先につく散房花序に筒状花をつけ、内側は黄色で中心は赤色となります。花序の外周にある数花の萼筒から、1枚だけが大きな卵円形の赤い花弁状に発達します。見頃は10月上旬まで。

トリコグロッティスの写真

トリコグロッティス アトロプルプレア
Trichoglottis atropurpurea
ラン科(冷房室)
フィリピン原産。花は直径約3センチで、葉の反対側から1個出ます。唇弁はほとんど紅紫色で、ほかの花被片は紫褐色になります。見頃は10月下旬まで。

アングレクムの写真

アングレクム エブルネウム
Angraecum eburneum
ラン科(ラン室)
マダガスカル、マスカリーン諸島、コモロ諸島及びアフリカ東部に分布する大型のランです。 長い花茎に芳香のある花を10から20輪咲かせます。 花は直径約10センチで、花弁に厚みがあり、萼片と側萼片は緑色がかり、唇弁は白色になります。見頃は10月下旬まで。

ヘリコニアの写真

ヘリコニア マリエ
Heliconia mariae
オウムバナ科(ジャングルゾ-ン)
コスタリカからペルー原産。巨大なムカデのようにも見えますが、英名はビーフステーキヘリコニア(Beafsteak heliconia)です。赤色の部分は苞とよばれ、その中に小さな花があります。苞の中から青い色の果実が顔をのぞかせているものもあります。見頃は10月下旬まで。

 

園内樹木ほかでは

サンゴジュしゃしん

サンゴジュ
Viburnum odoratissimum
スイカズラ科(クスノキ並木北側)
関東の南部以西から沖縄まで、海岸付近の湿地に自生する常緑小高木です。厚みがあり水分の多い葉や枝を持つことから古く から防風や防火林として植栽利用されてきました。夏に円錐花序の小型の花が咲き、その後秋に熟す果実の様子が珊瑚に似る ことが和名の由来です。

しりぶかがししゃしん

シリブカガシ
Lithocarpus glaber
ブナ科(正門前ほか)
ブナ科マテバシイ属の常緑高木で、この属にはマテバシイと本種だけが日本に自生します。ブナ科の中でも開花が秋になる珍しい種で、実は翌年の秋に熟してドングリとなりす。このドングリのお尻が窪んでいることが和名の由来とされます。

なんばんぎせるしゃしん

ナンバンギセル
Aeginetia indica
ハマウツボ科(植物生態園)
主にススキなどイネ科などの単子葉植物に寄生する一年草。葉緑素を持たない完全寄生植物のため緑の葉を持たず、ススキの根元でひっそりと花だけを咲かせています。ナンバンギセルの名はポルトガルなどの南蛮船で渡来した喫煙具の煙管(キセル)に似ていたことから。また別名では思草(おもいぐさ)という名でも呼ばれます。

ふじばかましゃしん

フジバカマ
Eupatorium japonicum
キク科(植物生態園)
奈良時代に中国から渡来し帰化したと伝えられる多年草で、「秋の七草」のひとつです。漢名では蘭草、香草と呼ばれ、香気があるので身につけたり浴湯に入れたりといった利用もされました。また、薬効があり利尿剤としても利用されます。環境省のレッドリストでは準絶滅危惧(NT)種に指定されており減少しつつあると言われています。

すずむしばなしゃしん

スズムシバナ
Strobilanthes oligantha
キツネノマゴ科(植物生態園)
山地の林床の湿地に生える多年草。鈴虫の鳴く頃から咲き始めることから、この和名で呼ばれます。淡紫色の花を枝先に数個付けます。京都府レッドデータブックでは絶滅危惧種に指定されており、自生地は少なくなってきています。

からまつそうしゃしん

カラマツソウ
Thalictrum aquilegiifolium
キンポウゲ科(植物生態園)
北海道から本州までの山地や高山帯の草地に自生する日本固有の高山植物です。根元から花茎を出し、高く伸び上がった先は複散房花序となり、直径1センチほどの白色の花を多数つけます。花弁のように見えるのは雄しべの集まりで、花の形が針葉樹のカラマツの葉の付き方に似るためこの和名で呼ばれます。

かりがねそうしゃしん

カリガネソウ
Caryopteris divaricata
シソ科(植物生態園)
東アジアに分布し、日本では山地の日当たりのよい場所に自生します。花弁は5枚で縁がひだ状になり、上に 2枚、下左右へは各 1枚ずつ大きく広がり、下側の花弁が舌状になり紋様が入っています。別名ではホカケソウ(帆掛草)とも呼ばれます。

いちょうしゃしん

イチョウ
Ginkgo biloba
イチョウ科(大芝地西ほか)
裸子植物、落葉高木のイチョウの実が銀杏(ぎんなん)で、秋の味覚として茶碗蒸しの具や酒の肴に食されます。雌雄異株のため雌株だけに結実し、熟すと臭気を放ちます。属名は銀杏をギンキョウと読んだ音からとされ、中国原産ですが学名は日本由来とされます。【注意:園内の植物は採取や持ち帰りを禁止しています】

ざくろしゃしん

ザクロ
Punica granatum
ミソハギ科(大芝地北)
世界各地で栽培される落葉小高木で、観賞用としてのほか果実はジュースや生食用として広く利用されます。花は6から7月、実は萼を残したままのような特徴的な形です。【注意:園内の植物は採取や持ち帰りを禁止しています】

さるすべりしゃしん

サルスベリ
Lagerstroemia indica
ミソハギ科(桜林西ほか)
花木の少ない夏を代表する中国南部原産の落葉高木。古い樹皮のコルク層が剥がれ落ちすべすべした触感の幹肌が特徴で、このことから木登りの得意な猿でも滑り落ちそうだというのが和名の由来です。円錐花序に咲く花の形も特徴的で、近寄って観察すると複雑な形がよくわかります。

‘ポンポンルージュ’

‘ルーシー’

‘ラージホワイト’

‘コエレスティス’

‘ザ・バナー’

‘宗旦’

‘大仙祇園守’

‘日の丸’

‘耳原花笠’

ムクゲ
Hibiscus syriacus
アオイ科(桜品種見本園前)
ムクゲは中国原産とされ、日本にも野生しますが真の自生か帰化したものか明らかでないとされます。江戸時代から園芸品種が育成され『草木図譜』(1828)にも多数の花が掲載されているほか欧米でも多くの園芸品種が作出されました。一日花ですが次々に花をつけていき長く鑑賞できます。 

 

 

四季 彩の丘では

ツノゴマの写真

ツノゴマ
Proboscidea louisianica
ツノゴマ科(四季 彩の丘中央)
西インド諸島からアメリカ・テキサス州、ユタ州、ニューメキシコ州に自生する一年草です。
ゴマ科やノウゼンカズラ科、イワタバコ科に近縁なツノゴマ科に分類されます。
ツノゴマは、かぎ爪のような形の実をつけることからこの和名がついています。かぎ爪のような実は、あと1ヶ月ほどで見ることができそうです。
実は熟すと先端から二叉に裂け、かぎ爪がさらに鋭くなります。自生地では、このかぎ爪が自生地を通りかかった野生動物や人間などにひっかかることで種を散布しています。このことから「タビビトナカセ(旅人泣かせ)」の別名があります。


トウゴマの写真
トウゴマ
Ricinus communis
トウダイグサ科(四季 彩の丘中央)
別名「ヒマ(蓖麻)」。種子からはヒマシ油と呼ばれる植物油脂がとれ、工業用または薬用を目的に栽培されています。
世界中の熱帯地域に野生化しており、本来の自生地は定かではありませんが、熱帯アフリカ原産ではないかと考えられています。
寒さに弱いため、日本では一年草扱いですが、熱帯では10メートル程の高木になります。生長が非常に早く、国内でも4メートルから5メートルの高さになることがあります。


サルビア
Salvia
シソ科(中央の丘 西側)
シソ科サルビア属の植物は、およそ500種からなる多年草もしくは低木のグループです。
世界各地に分布しており、日本にも秋に咲くアキギリ Salvia glabrescens やキバナアキギリ S. nipponica が自生しています。
夏の花壇に植えられる真っ赤なサルビア(サルビア・スプレンデンス) S. splendens がよく知られていますが、本種はブラジル原産で耐寒性がないため、国内では一年草扱いです。
しかしサルビア属には寒さに強い種も多く存在し、数十種が宿根草として国内で育てられています。
またサルビアはセージ(sage)とも呼ばれ、一部の種はハーブとしても利用されます。
四季 彩の丘では、サルビアのコーナーを設けており、これから秋に向けて次々開花していきますので、是非ご覧ください。


サルヴィア・ウリギノサの写真
サルビア ウリギノサ Salvia uliginosa
ブラジルからアルゼンチンにかけて自生する半耐寒性種。流通名ボッグセージ bog sage 。


サルヴィア・グアラニティカの写真
サルビア グアラニティカ S. guaranitica
ブラジル、パラグアイ、アルゼンチン原産の半耐寒性種。流通名メドウセージ Meadow sage 。


ヒョウタン
Lagenaria siceraria ssp. siceraria
ウリ科(パーゴラ北西側)
ヒョウタンは北アフリカ原産の作物であると考えられています。日本には紀元前の古い時代にもたらされ、飲料を保存するための容器になる作物として重要な存在でした。
日本のみならず世界中にヒョウタンの文化があり、楽器として利用している国も多いです。分類上では、カンピョウの原料になるユウガオ Lagenaria siceraria ssp. hispida と同種であるとされています。 
 ヒョウタン`おおひょうタワー’の写真

`大瓢タワー’ `Ohyo-tower’

ヒョウタン`ぼんしょう’の写真

`梵鐘’ `Bonsho’

ヒョウタン`ちりめんいぼ’の写真

`縮緬いぼ’ `Chirimen-ibo’

ヒョウタン`マランカ’の写真

`マランカ’ `Maranka’

 

園内花壇では 

コスモス‘ソナタ混合’の写真

コスモス‘ソナタ混合’ 
Cosmos bipinnatus‘Sonata Mix’
キク科(北山ワイルドガーデン)
メキシコ原産。花色は赤紫、桃、白などの混合で、花径7センチの大輪種です。草丈は50から60センチで、株幅約40センチとコンパクトな草姿です。プランターや鉢植えに適します。

 トケイソウ‘パンダ’の写真

パシフロラ‘パンダ’
Passiflora ‘Panda’
トケイソウ科 (正門前フラワーベース)
2006年ドイツ作出。花は直径10センチで、花弁は淡紫色を帯びた白色で、ガク片は白色となります。副花冠は直径6センチで中心が黒に近い暗藤色となります。2輪同時に咲けばパンダの目になるかも。見頃は9月下旬まで。

ソライロアサガオ‘ヘブンリーブルー’の写真

ソライロアサガオ‘ヘブンリーブルー’
Ipomoea tricolor ‘Heavenly Blue’
ヒルガオ科(会館前)
メキシコ、中央アメリカ、西インド諸島、熱帯南アメリカに分布。植物体全体に毛のないつる性多年草。葉は卵形、花柄は葉柄より長いので花が目立ち、また1花序当たりの花数も多く順次開花します。花は漏斗形で、花冠は紫色または青色、花筒上部は白、下部は黄色です。土壌伝染性のバクテリアにより立ち枯れ症状をおこすことがあります。見頃は10月下旬まで。

ペンタスの写真

ペンタス
Pentas lanceolata cvs.
アカネ科(洋風庭園東、北山ワイルドガーデン)
東熱帯アフリカからアラビア半島南部の原産です。常緑の多年草で、草丈30から130センチ、基部は木質化します。全体に柔毛を密布します。花は茎頂に頭状につき、花筒は長さ1.5から2センチです。見頃は9月下旬まで。

ベゴニア‘ドラゴンウィング’の写真
ベゴニア‘ドラゴンウィング’
Begonia semperflorens ‘Dragon Wing’
シュウカイドウ科(北山門広場、正門前花壇)
南米原産。最初アメリカで改良されたものがドイツでさらに改良された品種です。草丈は15から40センチ。独特の羽のように広がる草姿で、株張りは30から40センチ。花も大きく、色は赤、桃色の2色で、濃い特徴的な緑葉とのコントラストが美しいです。性質は強健です。見頃は10月上旬まで。

ベゴニア‘アイコン’の写真

ベゴニア‘アイコン’
Begonia semperflorens‘Ikon’
シュウカイドウ科(北山門広場)
草丈45センチ。花径は3から4センチで、‘ドラゴンウィング’に比べて小さいですが、 白い花弁の裏が明るいローズになるバイカラータイプで、可愛いらしい雰囲気の花です。 見頃は10月上旬まで。

ネコノヒゲの写真

ネコノヒゲ‘チャイナブルー’
Orthosiphon aristatus ‘China Blue’
シソ科(北山ワイルドガーデン、正門前花壇)
インド、マレーシア原産の多年草です。草丈40から60センチです。茎には稜があり四角形。葉は対生または輪生し、卵形または三角形で鋭尖頭です。花序は頂生し、花は2から6個、輪生して下部から開花します。また利尿剤、血圧降下剤として知られる薬用植物でもあります。見頃は9月下旬まで。

クレオメの写真

クレオメ
Cleome hassleriana cv.
フウチョウソウ科(北山ワイルドガーデン)
熱帯アメリカ原産。茎は高さ80から100センチで直立します。茎の上方に総状花序をつけ、長い柄のある4弁花を下から順に咲かせます。4個の雄しべが長く突出し、チョウが舞う姿を連想させます。見頃は9月下旬まで。

カンナ‘アメリカンレッドクロス’の写真

カンナ‘アメリカンレッドクロス’
Canna ‘American Red Cross’
カンナ科(正門前花壇、沈床花壇)
熱帯アメリカ原産。草丈は50から200センチです。花は鮮やかな緋紅色で大輪咲き。性質は大変強く、耐暑性・耐寒性が共に優れ、乾燥や病害虫にも強いです。見頃は9月下旬まで。 

 

 

 

ガイラルディア アリスタタ
Gaillardia aristata cv.
キク科
北アメリカ中南部からニューメキシコ原産。草丈60から90センチくらいで、よく分枝します。葉は互生し、上方の葉は被針形ないし長楕円形、下方の葉は根出し、へら形で、全縁または粗い波状鋸歯縁となります。茎葉全体に多くの粗い毛があります。頭花は径6から10センチくらい。舌状花の先端部は黄色で、基部は紫紅色です。 

ガイラルディア‘アリゾナサン’の写真

ガイラルディア‘アリゾナサン’
Gaillardia aristata ‘Arizona Sun’
キク科(北山ワイルドガーデン)
オールアメリカセレクションズ(All America Selections:全米審査会)、フロロセレクト(Fleuroselect:欧州花き種苗審査会)の金賞受賞品種です。見頃は9月下旬まで。 

 

ガイラルディア プルケラ
Gaillardia pulchella cvs.
キク科
北アメリカ東南部からメキシコ北部、さらにニュー・メキシコからモンタナにかけて原産します。草丈30から50センチくらいで直立し、よく分枝します。葉は広被針形ないし長楕円形で無柄、上方の葉は全縁で鈍頭、下方の葉は歯状となるか羽状に裂けます。茎葉全体が軟毛におおわれています。頭花は径5センチくらい。舌状花の先端部は黄色、基部は紫紅色です。

ガイラルディア‘レッドプルーム’ 

ガイラルディア‘レッドプルーム’
Gaillardia pulchella ‘Red Plume’
キク科(北山ワイルドガーデン)
見頃は9月下旬まで。

ガイラルディア‘ダズラーミックス’

ガイラルディア‘ダズラーミックス’
Gaillardia pulchella ‘Dazzler Mix’
キク科(北山ワイルドガーデン)
見頃は9月下旬まで。 

 

ナス‘甲子園’の写真 

ナス‘甲子園’
Solanum melongena ‘Koshien’
ナス科(北山ワイルドガーデン)
ナスは熱帯では多年草であるが、日本などの温帯では一年生作物としてよく栽培されています。茎はよく分枝して、小低木状となります。果色は黒紫色、鮮紫色、緑色があります。本種は白色で熟果は黄色となります。見頃は10月上旬まで。

 

 

トウガラシ
Capsicum annuum cvs.
ナス科(北山ワイルドガーデン)
中央、南アメリカに分布。草丈70から80センチになります。葉は被針形です。花はふつう白色で径は約1.3センチで単生または2個つきます。果実は形状、大きさとも多様で、多数の種子を含み、色は赤、橙、黄など鮮やかです。

トウガラシ‘ブラックパール’の写真

‘ブラックパール’‘Black Pearl’
生育初期の葉色は緑ですが、高温と高日照により黒く変化します。果実の色は、真珠のような光沢をだす黒色から、熟すと赤色になります。耐暑性、耐乾性にとても優れ、生育旺盛です。オールアメリカセレクションズ(All America Selections:全米審査会)2006年の金賞受賞品種です。見頃は10月上旬まで。 

トウガラシ‘トレジャーズレッド’の写真

‘トレジャーズレッド’ ‘Treasures Red’
実は中型の円錐形で黄から赤へと変化します。葉色が濃く、実とのコントラストが美しいです。見頃は9月下旬まで。

トウガラシ‘ブラックフィンガー’の写真

‘ブラックフィンガー’  ‘Black Finger’
鷹の爪を一回り大きくしたような実をつけます。色は艶のある黒色です。見頃は9月下旬まで

トウガラシ‘夢祭り’の写真 

‘夢祭り’  ‘Yumematsuri’
実は小型で白、紫、橙、赤色へと変化します。見頃は9月下旬まで。

ブルグマンシア スアウェオレンスの写真 

キダチチョウセンアサガオ
Brugmansia suaveolens
ナス科(会館前)
ブラジル原産。高さ3から4.5メートルになります。葉は長楕円形。花は淡黄色から開くと白色になり、下垂して咲き、長さ25から35センチです。見頃は9月下旬まで。 

モモイロキダチチョウセンアサガオの写真

モモイロキダチチョウセンアサガオ
Brugmansia hyb.
ナス科(会館前)
ペルーのアンデス山脈の低斜面に分布し、エクアドルその他で栽培されています。ブラジル中部原産で、花が淡黄色から開くと白色になる B. suaveolens とエクアドル産の橙赤色の花をつける B. versicolor との交雑種であるとされています。葉は長楕円形、葉柄をもち垂れます。花冠はラッパ状、花色は淡黄色から淡紅色、赤桃色にかわります。見頃は9月下旬まで。 

センニチコウの写真

センニチコウ
Gomphrena globosa cvs.
ヒユ科(北山ワイルドガーデン)
熱帯原産の一年草です。草丈約50センチ、全株に粗毛があります。茎は長く、茎頂に頭状の花を1から2個つけます。見頃は10月上旬まで。 

ベニバナサルビアの写真

ベニバナサルビア
Salvia coccinea cvs.
シソ科(正門前花壇、北山ワイルドガーデン)
北アメリカ、メキシコ、南アメリカ原産。草丈は30から60センチになります。葉は卵形、表面に毛があり、裏面には灰白色の毛があります。花は6から10輪つきます。全体に小形で見劣りしますが、性質は強健です。見頃は9月下旬まで。 

フウセンカズラの写真

フウセンカズラ
Cardiospermum halicacabum cv.
ムクロジ科(北山ワイルドガーデン)
北アメリカ南部原産のつる性一年草です。高さ3メートルくらいになり、茎は細いです。葉腋から長い花柄を伸ばし、淡緑白色をした径3から5ミリくらいの小さな花をまばらに少数つけます。蒴果は径3センチくらいの球で、3稜があります。見頃は9月下旬まで。 

ヒモゲイトウの写真

ヒモゲイトウ
Amaranthus caudatus cvs.
ヒユ科(北山ワイルドガーデン)
熱帯アメリカや熱帯アフリカ原産。草丈70から100センチとなり少し軟毛があります。茎頂に集まった穂状花序はヒモ状に著しく伸び、下垂して美しいです。見頃は9月下旬まで。 

クロタラリアの写真

クロタラリア
Crotalaria juncea cv.
マメ科(北山ワイルドガーデン)
インド原産。草丈1から2.5メートルになります。長さ30センチに達する総状花序を頂生し、鮮黄色の花を約20個つけます。インドでは、古くから栽培され、茎からサンヘンプとよぶ繊維をとり、アサの代用としていました。見頃は9月下旬まで。 

アカリファの写真

アカリファ
Acalypha wilkesiana cvs.
トウダイグサ科(会館前花壇、北山門広場)
ニューブリテン島の原産で、熱帯では大低木となります。葉は楕円形で先端は鋭形、長さは10から25センチで葉縁には鋸歯があります。花序はやや長く、20センチ内外で赤みを帯びます。見頃は9月下旬まで。

ヨルガオの写真

ヨルガオ
Ipomoea alba
ヒルガオ科(北山ワイルドガーデン)
熱帯アメリカ原産です。葉は心臓形。花は白色の高盆状で、直径約15センチあり大形です。夏の夕暮れに開花し芳香を放ちます。見頃は9月下旬まで。

 

マルバアサガオ
Ipomoea purpurea
ヒルガオ科(北山ワイルドガーデン)
原産地は熱帯アメリカです。アサガオ(I.nil)よりも耐寒性が強いものが多く、晩秋になっても種子が完熟します。葉は卵状心臓形。花は花径6センチと小さいですがつるがよく伸びて繁茂し、花数も多いので垣根用に適します。また、髭咲きなどの花形もあり変化に富んでいます。蒴果は、熟すにつれて下垂するのが本種の特徴です。見頃は9月下旬まで。

マルバアサガオ‘ブラックナイト’の写真

‘ブラックナイト’ ‘Black Night’ 

マルバアサガオ‘カーニバル デ ヴェンツア’の写真

‘カーニバル デ ヴェンツア’ ‘Carnivale di Venezia’  

マルバアサガオ‘スプリットペタル’の写真

‘スプリットペタル’ ‘Split petal’

ニコチアナ シルウェストリスの写真

ニコチアナ シルウェストリス
Nicotiana sylvestris cv.
ナス科(北山ワイルドガーデン)
アルゼンチン原産。草丈1.5メートル。葉は長さ30センチ以上になる広楕円形です。花は白色で、筒部は非常に長く、萼の6から7倍になります。茎頂に多くの花が集まり下垂するのが特徴です。見頃は9月下旬まで。 

クレロデンドルムの写真

クレロデンドルム
Clerodendrum ugandense
シソ科(北山ワイルドガーデン)
ウガンダから旧ローデシアに自生します。草丈1から3メートルの低木。花は径約2センチ、両側の4裂片は淡紫色、中央裂片は内曲して袋状になり濃紫色です。蝶が舞うように咲く姿は清楚で美しいです。見頃は9月下旬まで。 

アノダの写真

アノダ
Anoda cristata cv.
アオイ科(北山ワイルドガーデン)
アメリカの南西部から中央アメリカ原産。半耐寒性の多年草。草丈は1.5から2メートルになります。アオイ科の仲間では清楚で野趣に富んだ花です。花は葉の付け根から約8センチの花柄を伸ばし、花径4から6センチの赤紫や白色の花をつけます。見頃は11月下旬まで。 

ハゲイトウの写真

ハゲイトウ
Amaranthus tricolor cv.
ヒユ科(北山ワイルドガーデン、観覧温室前)
熱帯アジア原産の非耐寒性一年草です。草丈80から150センチ。茎は無毛で肥厚します。葉の形は被針形、線形、長楕円形と様々あります。花は球形で葉腋に群生します。本種の葉は、秋にもっとも美しくなります。見頃は10月上旬まで。 

 ヤノネボンテンカの写真

ヤノネボンテンカ
Pavonia hastata
アオイ科(北山ワイルドガーデン)
南アメリカ原産の低木。草丈50から70センチとなり、よく分枝します。葉はほこ形で長さ3から6センチ。花は細い花柄上に単生し、長さ2から3センチ、淡桃色で中心部は暗色です。見頃は9月下旬まで。

ゼフィランサス カンディダの写真

ゼフィランサス カンディダ
Zephyranthes candida cv.
ヒガンバナ科(北山ワイルドガーデン)
南アメリカのペルー原産。耐寒性で温暖地では葉をつけて越冬します。葉は長さ20から30センチ、幅4から5ミリ、肉厚で春から秋にかけて約10個出葉させます。20から30センチの花径に径4から5センチの白花をつけます。見頃は9月下旬から。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 

 

植物園スタンプラリー

ハゲイトウのスタンプ 

 

9月はハゲイトウです。

8月の答えは「2日」です。 

 

お問い合わせ

文化生活部文化生活総務課 植物園

京都市左京区下鴨半木町

ファックス:075-701-0142