トップページ > 文化・スポーツ・教育 > 文化・スポーツ > 京都府立植物園 Kyoto Botanical Gardens > 京都府立植物園 見ごろの植物情報 平成25年5月17日

ここから本文です。

京都府立植物園 見ごろの植物情報 平成25年5月17日

こちらでは現在見頃の植物を紹介しています。

 当園ホームページにおける科名表記について

平成25年5月17日(金曜)現在

観覧温室では

 ケショウボク
ケショウボク
Dalechampia roezliana
トウダイグサ科(ジャングルゾーン)
メキシコ原産。淡いピンク色で花弁のように見える部分は総苞と呼ばれ、2枚あります。花には芳香があります。見頃は5月下旬まで。

ヘリコニア オルトトリカ‘トリカラー’
ヘリコニア オルトトリカ‘トリカラー’
Heliconia orthotricha‘Tricolor’
オウムバナ科(ジャングルゾーン)
ヘリコニア オルトトリカの園芸品種。花序は直立し、鳥のクチバシのような苞を数段にわたり、互い違いにつけます。苞の色が赤、緑、黄の3色であることから、トリカラーという品種名があります。見頃は6月上旬まで。

ブーゲンヴィレア‘ゴールデン キング’

ブーゲンヴィレア‘ゴールデン キング’
Bougainvillea ‘Golden king’
ブーゲンヴィレア‘ドワーフ ホーム’

ブーゲンヴィレア‘ドワーフ ホーム’
Bougainvillea ‘Dwarf Form’
ブーゲンヴィレア‘パラッド グロウ’

ブーゲンヴィレア‘パラッド グロウ’
Bougainvillea ‘Parad Glow’
ブーゲンヴィレア‘ピンク シャンパン’

ブーゲンヴィレア‘ピンク シャンパン’
Bougainvillea ‘Pink Champagne’
ブーゲンヴィレア(園芸品種)

ブーゲンヴィレア(園芸品種)
Bougainvillea cvs.
オシロイバナ科(ジャングルゾーン)
南アメリカ原産で14種が知られており、様々な園芸品種が作出されています。主に美しい苞を鑑賞し、紫、赤、橙、白色などがあります。見頃は6月上旬まで。

アリオギネ ヒューゲリー‘モンテレイ ベイ’

アリオギネ ヒューゲリー‘モンテレイ ベイ’
Alyogyne huegelii 'Monterey Bay'
アオイ科(ジャングルゾーン)
基本種はオーストラリア(亜熱帯地域)原産で、淡青紫色のハイビスカスに似た花を咲かせ、ブルー ハイビスカスの別名があります。本品種は基本種に比べ、濃い青紫色の花を咲かせます。高さ1メートルほどになり、枝の先端付近の葉腋に1花がつきます。葉は全体に毛が生え、キクの葉状に深く切れ込みます。見頃は6月上旬まで。

メディニラ マグニフィカ

メディニラ マグニフィカ
Medinilla magnifica
ノボタン科(ジャングルゾーン)
フィリピン原産の常緑低木で、和名はオオバヤドリノボタン。花は房状に下垂し、長さ30センチほどになります。花弁のように目立つ淡紅色の部分は苞と呼ばれています。ブドウの房のように見える部分が蕾です。本種は、メディニラ属の中でもっとも美しい種とされています。見頃は6月上旬まで。

コンブレツム グランディフロルム

コンブレツム グランディフロルム
Combretum grandiflorum
シクンシ科 (ジャングルゾーン)
西アフリカ原産の高さ5メートルになるつる性低木。花は鮮赤色で10センチほどの穂状につき鮮紅色で美しく、温室の中でも目を引きます。花糸がブラシのように突き出し、独特の花姿になります。見頃は6月上旬まで。

ジェードバインの写真

ジェイドバイン
Strongylodon macrobotrys
マメ科(ジャングルゾーン)
フィリピンのルソン島原産。独特の「翡翠(ひすい)色」が印象的です。フィリピンの絶滅危惧種です。 見頃は6月上旬まで。

ムサ ロサケア

ムサ ロサケア
Musa rosacea
バショウ科
インド東部~インドシナ半島、中国南部原産。標高の高い森林に生育し、偽茎の高さは2m前後になります。偽茎の先端に直立した花序をつけ、淡桃紫色の苞が優雅に見えます。果実は小型で6~7cmにしかなりません。見頃は6月上旬まで。
パウォニア ストリクティフロラ

パウォニア ストリクティフロラ
Pavonia strictiflora
アオイ科(ジャングルゾーン)
ブラジル原産の常緑低木で、高さ4mほどになります。枝や幹から直接、紅色の目立つ花をつける姿(幹生花)が特異で、非常に目を引きます。花弁のように見える部分は副萼片です。旧属名であるゴエテアは、ドイツの詩人であり植物学者でもあったゲーテ(Goethe)に由来しています。見頃は6月上旬まで。
ヤエサンユウカ

ヤエサンユウカ
Tabernaemontana divaricata 'Flore Pleno'
キョウチクトウ科(ジャングルゾーン)
基本種(一重咲き)はインド原産。本品種は白色で八重の花を咲かせます。花は昼夜に関係なく開きますが、夜になると芳香を放ちます。インドでは庭木として用いられ、根に苦みや辛みがあり、花や葉、樹液などとともに民間薬としても使われます。また、材は薫香料や香料としても使われる有用植物です。見頃は6月上旬まで。
ミッキーマウス プラント

ミッキーマウス プラント
Ochna serrulata
オクナ科(ジャングルゾーン)
南アフリカ原産。高さ2~3mになり、花は黄色で芳香があります。果実は熟すと黒色になり、鮮紅色の果床との組み合わせから、ディズニーのキャラクターであるミッキーマウスをイメージさせ、ミッキーマウスノキとも呼ばれます。見頃は6月上旬まで。
カラテア クロタリフェラ シロ

カラテア クロタリフェラ(白)
Calathea crotalifera
クズウコン科(ジャングルゾーン)
メキシコ、パナマ、エクアドル原産。草丈が1~2mになる常緑の多年草です。花序は平面的で2列に互生する姿がユーモラスです。写真の個体は苞の部分が乳白色ですが、当園にはこの個体以外に黄色の花序をつけるものもあります。見頃は6月上旬まで。
カラテア ブルレ-マルクシー アイス ブルー

カラテア ブルレ-マルクシー‘アイス ブルー’
Calathea burle-marxii‘Ice Blue’
クズウコン科(ジャングルゾーン)
基本種はブラジル原産。草丈が0.8~1.5mになる常緑の多年草です。花序はマツの球果が開いたような形をしており、ろう質で光沢があります。園芸品種である‘アイス ブルー’は、乳白色地に青みを帯びた苞が特徴的です。見頃は6月上旬まで。
ソラヌムマクランツム

ソラヌム・マクランツム
Solanum macranthum
ナス科(ジャングルゾーン)
ブラジル原産で、自生地では樹高6~10mになります。集散花序にナスの花に似た直径5cmほどの花を横~上向きに咲かせます。青紫色の花冠は、開花が進むと白色に変化し、1つの花序に青紫色と白色の花が混在します。見頃は6月上旬まで。

ティフォノドルム リンドレイアヌム
ティフォノドルム リンドレイアヌム
Typhonodorum lindleyanum
サトイモ科(ジヤングルゾーン)
タンザニア~コモロ諸島、マダガスカル原産。高さ2~3mになる大型の水生植物です。幹のように見える部分は偽茎で、地中に茎があります。大きな鏃形の葉をつけ、ミズバショウににた白い仏炎苞に包まれた花を咲かせます。見頃は6月上旬まで。

○観覧温室一部閉鎖のお知らせ

平成25年4月9日(火曜)から工事終了まで

閉鎖エリア:熱帯高山室、砂漠・サバンナ植物室、鉢物展示室、アナナス室、ラン室、中庭

ご理解・ご協力よろしくお願いします。

※工事期間中は、入室料無料

 

園内樹木ほかでは

きんぐさり
キングサリ
Laburnum anagyroides
マメ科(桜林西向)
ヨーロッパ中南部原産の落葉小高木で、鎖のように連なる黄色の花姿が藤のようでもあることからキバナフジの別名もあります。

すもーくつりー

スモークツリー
Cotinus coggygria
ウルシ科(桜林西ほか)
南ヨーロッパからヒマラヤ、中国までに分布する雌雄異株の落葉高木。開花後の花穂が煙のように見えるところからスモークツリーやケムリノキなどと呼ばれます。

くろばなろうばい

クロバナロウバイ
Calycanthus floridus
ロウバイ科(桜林西向)
北アメリカ東部原産の落葉低木。二月に咲くロウバイの仲間ですが、花期が5~6月と遅く赤褐色でチョコレートのような色の花をつける特徴があります。芳香があり茶花としても利用されます。

くりんそう

クリンソウ
Primula japonica
サクラソウ科(植物生態園)
山間地の比較的湿潤な環境に自生する多年草で、赤紫の花を車輪状に数段に重ねて咲かせる様子が仏閣の屋根にある九輪に似ることから九輪草の和名で呼ばれます。

やまぼうし

ヤマボウシ
Cornus kousa
ミズキ科(植物生態園)
本州、四国、九州から沖縄、朝鮮半島や中国にも分布する落葉高木。花弁のように見えるのは総包片で、公園などでよく植栽利用されているハナミズキ(アメリカヤマボウシ)もこの仲間。江戸時代には欧米にも渡っており鑑賞樹木として栽培されています。

おおばおおやまれんげ

オオバオオヤマレンゲ
Magnolia sieboldii
モクレン科(なからぎ神社西側)
朝鮮半島原産で雄蕊の色が濃い紅色であること(オオヤマレンゲは薄紅色)や葉がやや大きいことなどが、日本に自生のオオヤマレンゲとの違いです。個々の花は2~5日程度と短いですが、次々と開花するため長く観賞できます。

おおでまり

オオデマリ
Viburunum plicatum
レンブクソウ科(隠れ家トイレ)
庭園や公園などにも修景樹木としてよく植栽される落葉低木で、若枝の先にアジサイに似た球形の集散花序を付けます。大形で美しいこの花は中性の装飾花で結実しません。葉の表面にいちじるしいしわがあります。写真は栽培品種で‘ジェミニ’という品種です。

ひとつばたご

ヒトツバタゴ
Chionanthus retusus
モクセイ科(大芝生地ほか)
地方によって「ナンジャモンジャノキ」と名前の付く樹種はいくつかありますが、現在一般的にこの別名で呼ばれるのは本種です。属名はギリシャ語のchion(雪の意)とanthos(花の意)に由来し、白い花を雪に例えたものです。

こがくうつぎ

コガクウツギ
Hydrangea luteovenosa
アジサイ科(植物生態園)
本州の近畿以西及四国、九州に分布する日本の固有の落葉低木です。アジサイの仲間ですがよく知られるガクアジサイなどと比べても小型で華奢な花で繊細な印象です。

かるみあ

カルミア(アメリカシャクナゲ)
Kalmia latifolia
ツツジ科(植物園会館前ほか)
北アメリカ東部原産の常緑低木でツツジの仲間です。明治時代にハナミズキとともに日本に贈られたと伝えられます。つぼみが非常に特徴的な星形あるいは金平糖状と表現できる形状で、開いた花も日本のシャクナゲとはまったく異なる形質です。

うりのき

ウリノキ
Alangium platanifolium
ウリノキ科(植物生態園)
花の形が非常に特徴的で、6枚の花弁が花が開くと巻き上がってカールし長い葯が出てきます。葉の形が瓜に似ることからこの和名で呼ばれます。開花直前。

とうおがたま

べにとうおがたま

トウオガタマ
Magnolia figo
モクレン科(なからぎ神社西側)
中国南部原産の常緑小高木。英名では"Banana shrub"とか"banana tree"、"Banana magnolia"とも呼ばれるとおり、花はバナナの甘い香りに似ています。和名には“カラタネオガタマ”の別名があり、これはごく希にしか結実しないことから「実の付かないオガタマ」という意味の名前です。

しらいとそう

シライトソウ
Chionographis japonica
ユリ科(植物生態園)
朝鮮半島南部と日本の山野に分布する多年草。真っ白な瓶洗い用ブラシを立てたような花の姿が特徴です。属名はギリシャ語の「chion(雪)+ graphe(筆)」が語源で、たくさんの小さい白花を着けた花穂を「筆」の形にたとえたことが由来。  

みやまよめな 

ミヤマヨメナ
Aster savatieri
キク科(植物生態園)
深山に咲くヨメナ(嫁菜)の意の多年草で、ほかの野菊と違い春から初夏に開花します。園芸品種のミヤコワスレは本種の花色の濃いものを選別したもの。

ずいな

ズイナ
Itea japonica
スグリ科(植物生態園)
日本の固有種で、西日本以西の山地に自生する落葉低木。和名は枝の随を灯心に利用し、若葉を食用にしたことからといわれます。

四季 彩の丘では

 ジャーマンアイリス`ファイブスターアドミラル’の写真‘ファイブスターアドミラル’ ‘Five Star Admiral’

ジャーマンアイリス`パーフェクトアクセント’の写真‘パーフェクトアクセント’ ‘Perfect Accent’

ジャーマンアイリス`ドゥルーリーレーン’の写真 ‘ドゥルーリーレーン’ ‘Drury Lane’

ジャーマンアイリス
Iris cvs.
アヤメ科(東丘 南側)
ジャーマンアイリスは、欧米を中心に品種改良が行われてきたアヤメ(イリス)属の園芸品種群で、多彩な花色と大輪の花が特徴です。地中海から西アジアに自生する数十種類の原種や交雑種を元に品種改良が行われてきました。
日本ではジャーマンアイリスという呼び名が浸透していますが、欧米ではビアデッドアイリス Bearded Iris と呼ばれています。Bearded Irisとは、下に垂れた外花被の中心にヒゲ(Beard)状の突起があることが由来となっています。
草丈によってグループ分けがされており、日本でジャーマンアイリスと呼ばれるものは、草丈71センチ以上の「トールビアデッドアイリス」というグループに分けられます。
見頃は5月下旬まで。

キスツス クレティクスの写真

キスツス クレティクス
Cistus creticus
ハンニチバナ科(佐用の庭 西側)
地中海沿岸に自生する常緑低木です。キスツス属の植物は岩の多い乾燥地に自生するため、ロックローズという英名がついています。全草の表面を香りのある樹脂が覆っており、これを採集したものがラブダナムという香料になります。

ディアンツス プルマリウスの写真

ディアンツス プルマリウス
Dianthus plumarius
ナデシコ科(ユニバーサルガーデン)
ヨーロッパ東部から南部に自生するナデシコの仲間です。花色は変異が多く、白から濃いピンク色の甘い香りのする花をつけます。ヨーロッパでは古くから観賞用に栽培され、カーネーションの交配親の一種でもあります。
見頃は5月末まで。

イブキジャコウソウの写真

イブキジャコウソウ
Thymus quinquecostatus
シソ科(ユニバーサルガーデン 東側)
北海道から九州、朝鮮半島からヒマラヤ原産の匍匐性の小低木です。ハーブのコモンタイム T.vulgaris 同じティムス属で、本種も全草に麝香の香りがあります。この香りが麝香を思わせ、滋賀県の伊吹山に多く見られたことがイブキジャコウソウの和名の由来となっています。
見頃は5月下旬まで。

イセナデシコの写真

イセナデシコ
Dianthus x isensis cvs.
ナデシコ科(新ミニハウス 隣休憩所)
イセナデシコは、江戸時代寛政ごろに伊勢地方(三重県松阪)で作出され、京都や江戸に広まったナデシコの一種で、代表的な古典園芸植物です。
江戸時代に伊勢へ伝来したセキチク Dianthus chinensis とカワラナデシコ D. superbus の交雑種をもとに作出されたと考えられており、紀州藩武士の継松栄二(つぐまつえいじ)(1803~1866)が花弁が細く裂け、下に垂れる品種を作出したことが始まりであると言われています。
イセハナショウブ(伊勢花菖蒲)とイセギク(伊勢菊)と並び、伊勢三珍花と呼ばれています。
見頃は5月下旬まで。
アルクトテカ カレンデュラの写真
アルクトテカ カレンデュラ
Arctotheca calendula
キク科(中央丘、パーゴラ東側)
南アフリカのケープ地方原産の多年草です。濃黄色の花は日中だけ開き、葉は裏が銀白色をしているのが特徴です。「アークトセカ」の名で知られ、以前は強健なグランドカバープランツとして畦畔緑化に多く使われていました。花はこれから秋にかけて咲き続けます。

  園内花壇では 

 北山門前エキウム・ウィルドプレッティー

鏡池横エキウム・ウィルドプレッティー

エキウム ウィルドプレッティー
Echium wildpretii
ムラサキ科(鏡池横、北山門前)
スペイン自治州のカナリア諸島原産です。高さは2.5メートル以上になります。葉は線形で長く、15から20センチ、無柄で先端は下垂し、白毛が多いので全体に灰緑色です。花は淡紅色で穂状花序に密につき、一株に約2万個も咲かせ宝石を散りばめたように美しいことから、「宝石の塔」とも呼ばれています。乾燥を好むので多肉植物と同様にあつかわれることもあります。見頃は6月上旬まで。

 

 

 

 バラ園では、約200品種2000株のバラが見頃をむかえようとしています。

 

バラ園の写真

バラ
Rosa cvs. 
バラ科(洋風庭園内バラ園)

系統表記の意味:
HT系=ハイブリッド・ティー(モダンローズ、四季咲き大輪)
F系=フロリバンダ(モダンローズ、四季咲き中輪)
CL系=クライミング(モダンローズ、つる性)
LR系=ランドスケープローズ(モダンローズ、修景バラ)
En系=イングリッシュ(1961年に英国で交配開始。オールドローズの良さを引き継ぐ。四季咲き)

 

バラ‘ウララ’

バラ ‘ウララ’
Rosa ‘Urara’
バラ科(バラ園)
1993年、日本作出。フロリバンダ系。花径約9センチ。ショッキングピンクの花色が印象的な品種です。丸弁平咲き。房咲きの花は、株を覆い尽くすように開花します。耐病性に優れ、春から秋まで咲き続けるなど非常に優秀な品種です。

 

バラ‘チンチン’

バラ ‘チンチン’
Rosa ‘Tchintchin’
バラ科(バラ園)
1978年、フランス作出。フロリバンダ系。花径約7センチ。丸弁高芯咲き。輝くような朱色の花と、枝に鋭いとげがあるのが特徴です。
 

バラ‘アイスバーグ’

バラ ‘アイスバーグ’
Rosa ‘Iceberg’
バラ科(バラ園)
1958年、ドイツ作出。フロリバンダ系。花径約8センチ。作出国のドイツでは、シュネービッチェン(白雪姫)と呼ばれ、世界中で愛されている名花です。半八重の純白で、浅いカップ咲きから平咲きに変化します。花首が細くややうなでれて開花します。耐暑性・耐寒性・耐病性に優れ、しかも多花性なので長期間花を楽しめます。

 

バラ‘マチルダ’

バラ ‘マチルダ’
Rosa ‘Matilda’
バラ科(バラ園)
1988年、フランス作出。フロリバンダ系。花径約6センチ。淡桃色の丸弁平咲きで、花弁が開くにつれ、弁縁がゆるく波打ちます。花弁の外側はほんのりと濃色に染まり、可憐でかわいらしい雰囲気の品種です。

 

バラ‘ピース’

バラ ‘ピース’
Rosa ‘Peace’
バラ科(バラ園)
1939年、フランス作出。ハイブリッド・ティー系。花径約15センチ。第二次世界大戦後の1945年に、平和への願いを込めて名づけられた名花です。半剣弁高芯咲きで、クリームイエローに桃色覆輪の巨大輪。性質が強く巨大輪の本品種の誕生は、バラの改良の歴史上、きわめて重要な転機となり、多くの名花の交配親となっています。

 

バラ‘スヴニール ドゥ アンネフランク’

バラ ‘スヴニール ドゥ アンネ フランク’
Rosa ‘Souvenir d Anne Frank’
バラ科(バラ園)
1960年、ベルギー作出。フロリバンダ系。花径約9センチ。本品種はベルギーの園芸家が作出したもので、後にアンネの父オットー フランクに出会い Souvenir d Anne Frank(アンネの思い出・形見)と名づけてオットー氏に捧げられたことで知られています。オレンジ色の半剣弁抱え咲きで、咲き進むにつれ赤みが増します。気候の変化で桃色を帯びることもあり、花色は変化しやすいです。

 

 

 

シャクヤク園では、約100品種500株のシャクヤクが見頃をむかえています。

 

シャクヤク‘ダイアナ’

‘ダイアナ’ ‘Diana’

シャクヤク‘衛士の篝’

‘衛士の篝’ ‘Eji no kagari’

 シャクヤク‘烟脂紅’

‘烟脂紅’ ‘Enshikou’

シャクヤク‘ゴールデングロー’

 ‘ゴールデングロー’ ‘Golden Glow’
シャクヤク‘緋車’

‘緋車’ ‘Higuruma’

シャクヤク‘華燭の典’

‘華燭の典’ ‘Kashoku no ten’

シャクヤク‘プレアリームーン’

‘プレアリームーン’ ‘Prairie Moon’

シャクヤク‘ゴールデングロー’

‘ゴールデングロー’ ‘Golden Glow’

シャクヤク‘さつき’

‘さつき’ ‘Satsuki’
シャクヤク‘コーラルチャーム’

‘コーラルチャーム’ ‘Coral Charm’

シャクヤク‘スカーレットオハラ’

‘スカーレットオハラ’ ‘Scarlet Ohara’

シャクヤク‘白妙’

‘白妙’ ‘Shirotae’

シャクヤク‘桃園’

‘桃園’ ‘Tohen’

シャクヤク
Paeonia lactiflora cvs.
ボタン科(シャクヤク園)
中国北部、モンゴル、シベリア東南部、朝鮮半島北部に分布しています。

  

 

 キンセンカの写真

キンセンカ ‘ドワーフアリスオレンジ’
Calendula officinalis ‘Dwarf Aliceorange’
キク科(沈床花壇)
南ヨーロッパの原産です。耐寒性があり、茎は直立性でよく分枝し、葉は広楕円形です。頭花は径約10センチです。種小名のオフィシナリスは「薬用の」という意味で、その名前の通り、ヨーロッパでは昔から民間薬として利用され、特に殺菌作用に優れるとされていました。見頃は5月下旬まで。

 

シュンギクの写真

シュンギク
Glebionis coronaria
キク科(北山ワイルドガーデン)
地中海沿岸周辺に分布。草丈20から30センチ。葉は無柄で互生します。頭花は径3から5センチ。花色は黄色、黄色と白色、ときに白色など変化に富んでいます。野菜として利用しているのは日本をはじめ、中国、インド、東南アジアです。ヨーロッパでは観賞用として栽培されるが、食用にはしません。見頃は6月上旬まで。

 

ヤグルマギクの写真

ヤグルマギク
Centaurea cyanus
キク科(北山ワイルドガーデン)
ヨーロッパ東南部から小アジア原産。草丈30から100センチ。茎は直立して剛直、よく分枝します。茎葉は白色の綿毛におおわれ灰白色です。頭花は4から5センチで茎頂に単生します。花弁の先は不規則に裂けています。花色は青藍色。見頃は6月下旬まで。

ヒメハナビシソウ

ヒメハナビシソウ ‘ミニチュアサンデー’
Eschschlzia caespitosa ‘Miniature Sunday’
ケシ科(北山ワイルドガーデン)
カリフォルニアの中・南部原産。草丈20から30センチ。基部でよく分枝します。花は淡黄色で径約3センチ、花柄をよく伸ばし、単生します。見頃は5月下旬まで。


ハナビシソウの写真

ハナビシソウ
Eschschlzia californica cv.
ケシ科(北山ワイルドガーデン、沈床花壇)
カリフォルニア原産。原産地では乾燥した大地で気丈に育ち花を咲かせますが、高温多湿には弱く梅雨頃には枯れます。草丈30から60センチ。茎が多数分枝してほふく気味に広がります。花はヒメハナビシソウ(E.caespitosa)に比べると大きく花径5から8センチで、日中に開き夕方には閉じています。見頃は6月下旬まで。

 

オンファロデスの写真

オンファロデス
Omphalodes linifolia
ムラサキ科(北山ワイルドガーデン)
地中海西部沿岸に自生します。草丈20~100センチ。茎葉は線状被針形で無柄。根出葉はへら状で長さ約6センチ。花は白色で梅鉢形です。同じムラサキ科のワスレナグサ(Myosotis sylvatica)に花姿が非常に似ています。見頃は5月下旬まで。

コリンシアの写真

コリンシア
Collinsia heterophylla
オオバコ科(沈床花壇)
カリフォルニア原産。草丈約60センチ。葉は披針形で先はとがります。花は約3センチで下唇は先が浅く2裂して紅色から紫色、上唇は白色です。見頃は7月上旬まで。

ギリア・トリコロルの写真

ギリア トリコロル
Gillia tricolor
ハナシノブ科(沈床花壇)
カリフォルニア原産。草丈60から70センチ。花は径1.5から2センチで芳香を有し、花喉部は黄色で紫の斑点があります。見頃は5月下旬まで。

ハナワギクの写真

ハナワギク
Chrysanthemum carinatum cv.
キク科(北山ワイルドガーデン)
モロッコ原産。草丈50から70センチ。花は一重咲きで、芯の部分を縁取るように輪ができるので「ハナワギク」の名前があります。シュンギク(G. coronaria )とは近縁です。見頃は6月上旬まで。

クラダンツスの写真

クラダンツス
Cladanthus arabicus
キク科(沈床花壇)
モロッコからスペインに分布しています。草丈40から60センチ。茎の頂部に黄色の頭花を1個つけ、そのすぐ下から分枝する特徴ある性質をもっています。属名のCladanthusは、ギリシャ語のklados(枝の意)とanthos(花の意)に由来し、花が枝先につくことにちなんでいます。見頃は5月下旬まで。

パパウェル・コンムタツムの写真

パパウェル コンムタツム
Papaver commutatum
ケシ科(北山ワイルドガーデン)
コーカサスから小アジアに分布します。草丈約50センチ。葉は羽状複葉。花弁の基部に黒色の斑紋があることから「モンツキヒナゲシ」の和名があります。見頃は7月上旬まで。

ペンツィアの写真

ペンツィア
Pentzia grandiflora
キク科(北山ワイルドガーデン)
南アフリカ、ナマクアランド地方の砂地に分布しています。葉は羽状に細かく切れ込みます。花径を長く伸ばし、先端に径3から4センチの黄花を咲かせます。舌状花がなく、管状花のみの特徴のある花姿です。見頃は5月下旬まで。

セイヨウマツムシソウの写真

セイヨウマツムシソウ
Scabiosa atropurpurea cv.
マツムシソウ科(北山ワイルドガーデン)
ヨーロッパ西部原産。草丈60から90センチ。茎葉が羽状に深裂しています。花径は約5センチ。見頃は5月下旬まで。

植物園スタンプラリー 

 アリウム ギガンテウム

5月はアリウム・ギガンテウムです。

4月の答えは「パンダ」です。  

お問い合わせ

文化生活部文化生活総務課 植物園

京都市左京区下鴨半木町

ファックス:075-701-0142