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行政の先輩職員

経歴の所属名は、発令当時のものです。(組織改正により、現在の所属名と異なる場合もあります。)

新納 麻意(平成24年度採用 試験区分:行政)

にいろ

 経歴

 平成24年度入庁
 平成24年4月 広報課
 平成28年4月 少子化対策課(現こども・青少年総合対策室)
 平成30年2月 産休・育休
 令和2年4月 復職、こども・青少年総合対策室 母子保健係 現在

子育て環境日本一

「ここで、これからも子育てをしたい」と思える京都府に

京都府職員を志望した理由は?

多様な分野に携わることで、いつまでも新しい知識と経験を得て成長し続けられる点、そして、私が生まれ育った大好きな京都府とそこに住む方々のために働けるという点に魅力を感じて志望しました。

現在、担当されている業務について教えてください。

「子育て環境日本一」というと子育て支援だけと思われるかもしれませんが、その取組は多岐にわたっています。
現在、私は不妊に悩まれる方への支援を中心に、仕事と不妊治療の両立支援や育児と介護のダブルケアに悩まれる方へのサポート等を主に担当しています。
産休に入るまでの2 年間は、ライフデザイン事業を担当し、大学生を対象とした「仕事と子育ての両立体験インターンシップ事業」等を担当していました。

1番印象に残っている仕事は何ですか?

特定不妊治療を受けられる方への通院交通費助成制度の創設です。
本制度のスタート(令和2年10月)にあたっては、制度内容の検討から要綱等の整備、現行システムの改修、更に制度の広報周知等多くの作業が必要となり、上司や同僚のサポートを受けながら進めました。
今回の制度は、府民を幅広く対象とする全国で初めての取組で、ゼロから作り上げる必要がありました。申請窓口での対応や医療機関での証明をお願いする上でかなり細かい点まで検討し、Q&Aやチェックリストの形に工夫して整理しました。
制度が完成した際には、府民の方から問合せがあったり、「この制度ができて嬉しい」という声をいただいたときには、私なりに役に立てたと、嬉しく感じました。

仕事をする上で心がけていることはどんなところですか。

府民の方の目線に立つことです。
制度や事業を作るときには、それを利用される対象の方にとって使いやすいものになるよう工夫し、周知する際には、その方々に届きやすいデザインや文言とするよう心がけています。
これは、最初に配属になった広報課での経験が活かされていると思います。
新納仕事
(携わった仕事のパンフレットは、「伝える」より「伝わる」ことを意識して制作)

休日や退庁後の過ごし方は?

2歳の息子がおり、退庁後は保育園のお迎えから寝かしつけまで、日々慌ただしく過
ごしています。
お迎えに行ったときの息子の笑顔や、お風呂や布団の中で嬉しそうにお喋りする様子を見る時がほっと落ち着く瞬間で、「明日も頑張ろう!」とパワーをチャージできる時間でもあります。
新納デスク
(職場のデスクには子どもの写真を置き、日々の業務のパワーに!)

現在の仕事を通じて、京都府をどのようにしていきたいですか?

これから子育てをしていく当事者でもあり、「ここで、これからも子育てをしたい」と
思える京都府にしていきたいです。
そのために、私生活の中での当事者としての気付きを、京都府の施策に生かせるよう工夫していきたいです。

受験される皆さんへのメッセージ

自分の作った事業や制度が府民の役に立てていることは、とてもやりがいのある仕事です。
一緒に働けることを楽しみにしています。

(令和3年1月取材)

 

お問い合わせ

人事委員会事務局 

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-5638

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