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林業の先輩職員

経歴の所属名は、発令当時のものです。(組織改正により、現在の所属名と異なる場合もあります。)

西 貴詩(平成17年度採用)

顔写真

経歴

平成17年4月 中丹広域振興局農林商工部
平成22年6月 農林水産部林務課

 新規採用職員は、どんな仕事をしますか。 

林業の職種で採用された職員は、振興局など現場の仕事から始めることが多いと思います。林業は、林業を産業として支援する仕事と森林を環境として保全する仕事があり、私は、後者に当たる森林の土砂災害を防ぐ仕事、具体的には「治山施設(ダムなど)」を作る工事に関する業務を行いました。外出することも多く、1週間のうち2日間、多いときは4日間、現場に出るような毎日でした。土木の知識が要求され、最初はわからないことばかり。とまどうこともありましたが、山を守っていくための大事な仕事です。

 今はどんな仕事をしていますか。

現在、林務課では、林業・木材産業の活性化などに関する業務を行っています。私の担当業務の中で特に大きい比重を占めているのが、緑の交付金「環境にやさしい京都の木の家づくり支援事業」で、京都府内産木材を使った家づくりを通じて地球温暖化防止対策への環境貢献を府民ぐるみで取り組む制度を推進しています。

 大変だったのはどんなことですか。

人事異動で仕事内容がデスクワーク中心になり、生活が一変しました。振興局では林業・木材産業に関する業務は直接の担当ではなかったため、業務内容や関連する知識が身についていませんでした。他担当の業務とはいえ、もっと積極的に関わっておけばよかったと後悔しました。行政の仕事は、分野の違う仕事もいろいろなところでつながっています。これからは何事にも関心を持って、自分の経験を蓄積していきたいです。
また、異動してすぐ、緑の交付金「環境にやさしい京都の木の家づくり支援事業」の要綱の改正を行いましたが、制度の内容をわかりやすい言葉で要綱に反映させていく作業は、自分が法令や仕組みをしっかり理解していないとできません。勉強する中で、今まで行っていたことにこのような裏付けがあったのか、と再認識し、林業をとりまく環境を広く捉える視点が生まれ、山に関わる人たちをつなげることの大切さを考えるようになりました。  

 受験される皆さんへのメッセージ

 『府内で育てた木を、府内で使う。木にも、人にも、地球も、それが一番いい。』こんな気持ちを、府民の皆さんと共有していけるよう努力しています。木を使っていただけることで、森林整備が促進され、災害防止や水源かん養など森林の公益的な機能が高まりますし、木材の輸送距離が短くなると、輸送時の二酸化炭素排出量を削減することもできます。次代へ、よりよい京都を守り伝えるため、共にがんばりましょう。

(平成23年4月取材)

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