トップページ > 府政情報 > 京都府職員採用情報 > 電気・電子工学の先輩職員

ここから本文です。

電気・電子工学の先輩職員

経歴の所属名は、発令当時のものです。(組織改正により、現在の所属名と異なる場合もあります。)

小山 洋太(平成22年度採用)

25denkidensi

 経歴

平成22年4月 建設交通部住宅課整備担当                                                            平成22年6月 建設交通部営繕課設備管理担当                                                         平成25年4月 中小企業技術センター応用技術課電気・電子担当 

 

 現在、担当している業務について教えてください。

 中小企業技術センターは、地方公共団体が設置する公設試験研究機関の一種であり、京都府内の企業の方が直面している技術的課題などの応援・支援を行うところです。具体的には、技術的課題の相談や試験・実験器具の企業の方への貸出、またはその機器を使って試験依頼があったサンプルの試験を行ったりしています。その他、センター主催のセミナーを企画したり、産学官で連携をとり、共同研究を行ったりもしています。
 現在、センターの応用技術課の電気・電子担当で働いており、主に、電子機械から発生する電磁波ノイズが基準値以下であるかどうか、外から加えられる電磁波ノイズに電子機械が強いかどうかを調べる、EMCといわれる内容の試験の実施や、セミナー開催の準備などを行っています。

 京都府職員を志望した動機・きっかけについて教えてください。

 大学院の博士課程に所属しておりましたが、ふとしたときに「色々探してみたら研究職よりも自分の身にあっているような仕事があるかもしれない。果たして、研究一本だけでいいのだろうか」と思うときがありました。一方で、長年、研究分野にいましたので、その知識が生かせそうな研究や技術開発といった分野でも活躍できる場所がいいなとも思っていました。
 このような、自身の経験の延長線上でありながら、かつ、延長線にはないことができる職場とはどんなところかと考える中で、様々な仕事がある公務員というものに興味を持ちました。
 その後、調べていくうちに、京都府では建物設備や水道事業、そして現在働いている中小企業技術センターと言われる公設試験研究機関など、経験の延長線上の職場がありながら、それ以外の職場もあるということがわかり、京都府職員を目指すきっかけとなりました。

 仕事をする上で心がけていることはどんなことですか。

 明るく振る舞うことです。もちろん、無理矢理にというわけではありませんが。
 入庁当初は、結構、一人で抱え込んだりしがちでした。一人で思い悩んでいると明るく振る舞うことが難しくなり、周りの職員の方との意思疎通が難しくなります。それにより、また一人思い悩むというスパイラルにおちいっていました。
 まずは自分一人で落ち込んでいかないようにする。そして、職場の人と話しながら、自分の悩んでいることを相談する。そうすることで、上手く仕事ができるようになるのかなと思っています。

 今後の目標を教えてください。

 早く今の仕事を覚え、自分で新しいことを始められたらと思っています。
 前の職場が建物の設備に関する職場で、そこから技術支援の職場にやってきましたので、一からのスタートという状態です。日々、飛び交う単語の中には大学・大学院時代で耳なじみにあるものもあれば、初めて聞く言葉で皆目検討がつかないものも多々あります。日々、先輩職員の方々の後ろを追いかけて、仕事内容を覚え、それが自分のものになってきたら、次は自分が主体となって仕事を始めることが出来ればと考えています。

 受験される皆さんへのメッセージ

 京都府には様々な仕事があり、様々な先輩職員がおられます。これほど多様な仕事、人に囲まれる職場というものは世の中にそう無いのではと思っています。近年は、倍率も高く、また、色々な世間の批判にさらされることも多いですが、職場として多彩で、やりがいの大きい就職先だと思います。
 みなさんも是非、今の時期を乗り越えて、一緒に働く多彩な方々の一人になっていただけたら幸いです。

 

(平成25年5月取材)

 

お問い合わせ

人事委員会事務局 

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-5638

jinjii-soumu@pref.kyoto.lg.jp