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機械の先輩職員

経歴の所属名は、発令当時のものです。(組織改正により、現在の所属名と異なる場合もあります。)

谷川 晃史(平成16年度採用)

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 経歴

平成16年4月 中小企業総合センター産業企画部企画総務課                                                            平成17年4月 中小企業技術センター 基盤技術室                  平成19年4月  中小企業技術センター 中丹技術支援室                              平成22年5月 ものづくり振興課 地域産業戦略担当                                                平成24年4月 ものづくり振興課 創業・地域産業戦略担当                      

  

 

 現在、担当している業務について教えてください。

 府北部を中心に、ものづくり産業の振興をミッションとして取り組んでいます。具体的には、府北部にある公設試験研究機関の運営・管理を通じて、中小企業の従業員の方を対象にした機械加工や設計といった技術的なセミナーの実施や、ものづくり企業が新分野に取り組むきっかけとなるようなセミナーの開催などに携わっています。また、担当している事業に関する府議会や予算の資料作成なども行っています。

 京都府職員を志望した動機・きっかけについて教えてください。

 近頃では失われた20年と言われるようになりましたが、私の学生時代も景気は良くありませんでした。そういった影響もあり、企業の技術者として働くことのほかに、企業支援を通じて景気を良くするような仕事に就きたいと感じてました。そんな中、府のホームページを通じて技術的な観点から企業支援を行っている公設試験研究機関を知り、ここなら大学の専門知識も活かせるのではと魅力に感じたのがきっかけです。

 やりがいや喜びを感じるのはどんなところですか。

 公設試験研究機関に在籍していた頃は、ものづくり企業から技術相談を受けたり、分析装置や寸法測定機などを企業の技術者の方に利用していただき、技術・品質の向上につなげてもらっていました。相談内容の多くは、設計開発段階のものや不具合が生じたといったもので、普通では知り得ないような内容です。それを解決できたら、嬉しくないはずがありません。
 また、今の部署では技術支援こそ行っていませんが、企業訪問を通じて催しや補助金など府政情報の提供など行うこともあります。そういった企業訪問によって、色々な企業活動や業界の現場を知ることになり、非常に勉強になっています。

 仕事をする上で心がけていることはどんなことですか。

 色々な人や団体(地元の機械金属組合、企業、市町村)などと連携しながらの仕事が多く、円滑なコミュニケーションを築くことが大切になります。そのためにはそれぞれの立場に立って考えることが大切だと感じています。

 受験される皆さんへのメッセージ

 機械職の配属先は、公設試験研究機関(中小企業技術センター、織物・機械金属振興センター)などの他に計量検定所や府庁舎管理の部署など様々です。その中には行政職と変わらない部署もあり、慣れるのに大変な場合もありますが、どんな業務でもやりがいや楽しみを見つけることができるのではと思います。 

 

(平成25年5月取材)

 

お問い合わせ

人事委員会事務局 

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