知事のメッセージ
京都 だから できる
我が国の社会経済情勢は、少子高齢化や社会・経済のグローバル化の進行、人口減少等により、経済成長力が低下するだけでなく「無縁社会」とも言われるように、人と人との絆が希薄化するなど深刻な課題を抱えており、極めて厳しい状況にあります。
私たちは、本格的な高齢化や更なるグローバル社会の到来前に、こうした課題に真正面から立ち向かうとともに、「量」から「質」へ、「ものの豊かさ」から「こころの豊かさ」へ、「弱み」を「強み」に変える知恵の創出へと発想を大きく転換しなければなりません。
私は、昨年12月、こうした思いを府民の皆様とともに共有した京都づくりの指針「明日の京都」を立ち上げ、基本条例、長期ビジョン、中期計画及び地域振興計画を策定しました。
そして、「府民安心の再構築」、「地域共生の実現」、「京都力の発揮」の3つの柱を基本に、「人・間(にんげん)中心」の施策を推進していきます。
また、本年10月には、日本最大の文化の祭典である「国民文化祭」を京都で開催します。全国の方々に、こころを大切にする京都文化を感じていただくとともに、次世代への文化の継承を旗印に、今年一年を京都文化年として様々な文化活動を繰り広げていきます。
私たちの京都には、世界に誇る日本文化、環境との共生、ものづくりの確かさ、そして、何よりも多くの素晴らしい力を持った府民の方々がおられます。こうした京都ならではの強みを活かして、明日の京都を創りあげていかなければなりません。
皆さん方は、決まっていることを、ただこなすのが公務員の仕事だと思っていませんか。
今まで考えられなかったような課題が噴出する時代です。これまでの組織や制度の前例の中に逃げ込むような人は、府民の信頼を得ることはできません。
京都府では、自ら考え、多くの人と意見を交わし、何かを創造するクリエイティブな人、現地・現場に飛び込み、府民とともに、協働することができる、やる気とバイタリティを持った人を求めています。
あなたも「京都だからできる」ことを見つけませんか。
意欲あふれるあなたのチャレンジを待っています。
京都府知事 山田 啓二
