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丹後の篤林家ここにあり

岸本安雄さん(京丹後市)

  • 木材業
  • 京都府指導林家(平成2年認定)
  • 網野町森林組合元副組合長
  • 網野町緑の会会員
  • 京都府農林水産業功労者表彰受賞(平成5年)
  • 林業経営推奨行事林野庁長官賞受賞(平成11年)

活動記録     

  • 木材業を営むかたわら、ご自身の所有森林の経営も行っておられます。

  • 所有森林では地元雇用による森林施業に取り組まれています。生産される間伐材は、早くから土木用の木杭として加工し、販売されてきました。
  • 加工した杭は土木業者への受注販売をする他、無人販売所でも販売されています。
  • 所有林内の作業路づくりにも精力的に取り組み、自力で開設されてきました(約8,000m)。
  • 京都府等主催の行事にて森林経営・木材利用についての講演や、府内・他府県からの経営森林の視察への対応を多数こなされる他、地域での林研活動に参加し助言をするなど、精力的に活動されています。

工夫されていること、こだわりを聞かせてください

  • 山づくり・道づくりは「地形・自然に逆らわない」ことが大事。
  • 水害・風害の危険性のない場所を選んで山にしてきた。単木的な気象被害はあるものの、平成16年の台風被害では自己所有林の被害は無かった。
  • 道づくりは切り土のみで盛りはしない。また、日当たりのいい場所を選んで開設している。
  • 原木・間伐材生産は消費先のニーズに合った採材を行うこと。
  • 山に入れば手ぶらでは帰らない。例えば木杭用の細い丸太を何本かでも持ち帰るように心がけている。

一番苦労した事は?

  • やはり近年の材価の低迷が一番厳しい。
    しかし、市場・消費のニーズを把握して間伐材を生産し、加工して、どんな受注があっても揃えることを心がけてきた。

やってきて良かったことは?

  • 約半世紀この仕事に取り組んできたが、「山」しか残っていない。 しかしこれは大きな成果と感じている。私は「山」が好きだから。
  • 木材市場調査等を通して消費者のニーズをできるだけ把握して、出荷した際に相応の評価を得られたときが嬉しい。 

これからの夢は

  •  梁材に利用できる松が少なくなってきた。曲がりのあるヒノキなどを使えないか。スギ・ヒノキの用途拡大を考えていきたい。

木の良さのPR

  • 良い木を使い、手入れの行き届いた木の家は丈夫。
  • 消費者には今でも「国産材は高い」という先入観があることを感じている。
    例えば住宅の構造用材にアメリカ産の材木を使うより地元のヒノキを用いた方が安価で丈夫である。

一番好きな樹木は?

  • ヒノキ
  • 誰が見てもつやのあるきれいな木であり、強い木でもある。
  • においもよい。

ヒノキ林(ヒノキ科ヒノキ属)常緑の高木で樹高は20mから30mに。大木では50m、直径2.5mにも。

材は美しく耐久性があり、高級建築材。梁や柱はもとより、内装のフローリング等にもヒノキ材が多く使われる。

              

 ヒノキの柱やフローリングなど、木造住宅の特徴である木の優しさが伝わって来るようです。

 

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