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自分の命を守ることは、家族を守ること!安全第一林業

稲本 定雄さん

  • 昭和12(1937)年生まれ
  • 京都市左京区花脊八桝町在住
  • 趣味:旅行。日本地図や世界地図で見知らぬ土地に思いを馳せる。
  • 8人兄弟の長男としてその責任を一手に受け、弟、妹たちのためにと一所懸命に頑張ってこられました。

 

活動記録

  •  代々地域に自生している天然の100年生以上の大径木を抜き伐り、京都市内の社寺仏閣の修復木材として出荷されてきました。現在は主にスギ、ヒノキ人工林の保育管理をされています。
  • 昭和29年から山仕事に従事。
  • 昭和46~50年 京都北森林組合職員として地元の中核を担いながら、花脊林業研究会の会員 として林研グループにも参加。京都市林業研究会の会長も務められました。
  • 平成6~21年 財団法人花脊文化財団(現財団法人京都市森林文化協会)評議員として勤務され、後継者育成も兼ねて炭焼きの指導もしておられます。
  • 平成10年度 京都府指導林家に認定される。
  • 地元の文化的活動として花脊松上げ保存会に所属され、平成16~20年は会長として活躍されました。
  • 退職された現在も炭焼きの指導を通じて次世代の育成に多大な貢献をしておられます。

仕事の内容や形態を教えてください

  • 自己所有山林45ヘクタール(3分の2が人工林)を保育管理している。保育手入れが主だが、小規模ながら天然林の手入れもしている。
  • 頼まれれば枝打ち等の作業も受けるが、決して無理をせず、自分の出来る範囲を常に考えている。
  • 仕事は一人でしている。以前は組で働いていたが、自分のペースが第一と考えている。

仕事の中で工夫したこと、こだわりを聞かせてください

他人から、「そこまでするのか?」と言われるほど、林業労働の安全のための下見や下準備をしている。手入れをする山へ何度も足を運び、慎重に足場の確認をし、どういう手法で作業したらよいかを一所懸命考える。おかげさまで今まで怪我をしたことはない。枝打ち作業の際に命綱を体に結ぶが、その命綱も自分なりに工夫してより安全なものを作って使用している。誰も見ていないからといって、決して油断・手抜きはしない。自分の生命を守るということは、家族を守るということ。これは私のモットーである。

<俺を守ってくれる命綱>

現在に至るまでに一番つらかったこと、苦労したことは?

父親とマンツーマンで山の仕事すべてを仕込まれた時代。二十歳の頃は、とても酷な父親だと思ったこともあるが、今となっては懐かしい思い出であり、本当にありがたいと思っている。

 

やってきてよかったと思ったことは?

林業労働に対して、充分すぎるほどの安全作業を行ってきたこと。また、森林組合で仕事をした数年間も良い経験になった。森林組合では慣れない事務仕事をしたが、おかげで事業というものへの認識を深めることができ、するべき作業内容もしっかり把握させてもらった。血税を使わせてもらっているという意識は大切だ。

これからの夢は?

夢と言えるかどうか分からないけれど、現在植林している森林は、将来子供達が手を入れなくても良いというところまで手入れしておきたいと思っている。 「父がここまでやってくれたんだな」と思ってくれたら何よりだが、そこまででなくても何か感じてくれたらうれしい。

 <間伐材を使って自分の城を完成!>

今まで林業をやってきて、何か伝えたいことはありますか?

山仕事のすべてを教えてくれた父親にお礼が言いたい。そして、病床の親を精一杯面倒見てくれた家内にお礼が言いたい。自分が仕事に行っている間、家族を支え、自分と苦労を共にして人生を一緒に歩んできた家内に、心から感謝している。

一番好きな植物は何ですか?

やっぱりスギ、だな。

その理由は?

ヒノキも好きだが、ヒノキの伐採を1回する間に、スギは2回伐採できるから。

<炭焼き小屋で一服>

お問い合わせ

農林水産部林業振興課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-5010

ringyoshinko@pref.kyoto.lg.jp

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