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過去の主な災害

昭和28年8月南山城水害

昭和28年8月の南山城災害は特筆すべきもので、府南部の相楽、綴喜両郡を中心に総雨量428mm、時間雨量100mm(和束町湯船)を超す局地豪雨に襲われ、死者221人、行方不明115人、被害家屋5,676戸、木津川、和束川流域の崩壊箇所は15,592箇所、崩壊土量約800万立方メートルに及びました。


現国道163号沿いの被災状況
谷という谷で崩壊が生じ、その崩壊土砂は土石流として渓流を下り、人家、幹線道路に甚大な被害を及ぼしました。

昭和28年9月25日台風13号による土石流被害状況

同年9月には台風13号が府内一円を襲い、総雨量503mm(綾部市豊里)、死者111人、行方不明9人という被害をもたらしました。
連続して発生した災害により、府内全域に悲惨な被害状況を呈することとなりました。
このような状況に対応するため、京都府は通常の砂防事業はもちろんのこと、緊急砂防事業、災害復旧事業に府財政の限りを尽くして取り組み、荒廃山地、主要河川はもとより各支川に及ぶまで砂防工事に着手しました。


由良川水系庄田奥ノ谷川(美山町)

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