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五大エンボディ株式会社 (京都企業紹介)

知恵の経営元気印経営革新チャレンジ・バイの各認定等を受けた府内中小企業を紹介するページです。

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京都品質QOL向上支援新商品サービス提供企業群

超細径ファイバースコープと認知機能検査装置「CAT-smart」

 キャットスマート

 五大エンボディ株式会社(京都市)の佐藤社長様にお話をおうかがいしました。

超細径ファイバースコープ

―まず、会社、事業の概要を教えてください。

佐藤) 1982年に創業し、医薬品・電子部品等の外観検査装置、ファイバースコープ等をOEM製造しています。アジアや欧州と連携し、ファブレスメーカーでありましたが、2013年から長野県駒ケ根市に開発・生産拠点も開設しました。

―ファイバースコープは自社ブランド品も手掛けてらっしゃいますね。御社のファイバースコープの特長はどういったものですか?

佐藤) ファイバースコープは、ニッチ戦略でΦ0.5など超細径のものなどを手掛けています。

―すごいですね。超細径を実現できる秘訣は何でしょう?

佐藤) 長年の工業用ファイバースコープ製造において、先端部にCCDカメラやCOMSカメラなど電子機器を使用するものではなく、ファイバー素材のみを使用するものを手作業にて製造を行ってきました。その中で、先端部の切断面の研磨等の技術・ノウハウも蓄積してきまして、細径を実現しています。現在も、駒ケ根の開発・生産拠点で技術開発に努めています。

認知機能検査装置 CAT-smart

最近、認知症検査装置を新たに開発されたと伺いました。

佐藤)認知症専門医との共同研究により開発した、独自の認知機能評価システム「CAT-smart」を実用化しました。専用のタブレットやタッチペンと共にご提供させていただいています。

―「CAT-smart」とはどういったものですか?

佐藤)医学界で認知実証された認知機能試験を行うことができるシステムで、従来の限定した試験に対して、より広い領域の検査・スクリーニングを行うことが可能です。
また、患者様の情報を長期的に管理できるデータベース機能を内蔵していることから、各患者様への長期的な医師等の指導・支援をサポートできる商品となっています。
 

―なるほど。

佐藤)また、「CAT-smart」は、一般的な記憶・計算など単純な設問の繰り返しだけではなく、各検査項目において回答時間内に正答できたかどうかを記録することにより、問題処理能力まで検査できるため、ご高齢の方の総合的な「自動車安全運転能力」の評価にも最適です。


―素晴らしい商品ですね。

佐藤)認知症は、早期発見、早期治療が最も重要です。「CAT-smart」で検査・スクリーニングできる領域には軽度認知障害(MCI)領域も含まれており、当商品をお使いいただければ、認知症が進行する前の早期発見にお役立ていただけます。

 本場スウェーデンと連携

―福祉機器に参入されたきっかけは何だったのですか?

佐藤) OEM製造という「黒子の存在」は、受注に頼っているという点では、不安と隣り合わせだと感じていましたので、自社ブランド製品を模索していたところ、大学の先生との出会いがきっかけで、自閉症の方の支援を事業の柱とすることとしたのです。先進地であるスウェーデンに渡り、開発を進めました。

―他には、例えばどんなものを作られたのですか?

佐藤) いろいろありますが、例えばキャッシャーですね。例えば、障害をお持ちの方がレジ打ちをされていて、おつりを渡すようなケースを想定しましょう。仮におつりが「620円」だとしますと、「500円の絵」が1個、「100円の絵」が1個、「10円の絵」が2個、画面に現れ、硬貨を選びやすくさせるというものです。このキャッシャーは、自閉症の方等に「働く機会」を持っていただけるアイテムだということで、かなり話題になり、テレビ等でも取り上げていただきました。

―素晴らしいですね。今後の展望はいかがでしょう。

佐藤) 誰もが望む「心も体も、健康で快適」な環境を創出し、かけがえのないそれぞれの生命が輝くように、障害者支援機器等の企画開発・販売と併せて「Cozy Project」を展開しています。Cozy(コージィー)とは、英語で家や居場所が「居心地がよい」・「気持ちのよい」、人などが「思いやりのある」、雰囲気が「くつろいだ」、といった意味を表します。Cozy Projectは、日常生活空間の中で、様々な要素技術を用いて「非日常空間」を創出し、個人の価値観を重視した、自らが参加型の「積極的快適」環境をデザインすることを目指すものです。今後も、当社のこれまで培ってきた技術・ノウハウを活かし、豊かで快適な社会づくりに貢献していきたいと考えています。
 

同社の取り組みがますます世の中に広がっていけば良いですね!今後の展開が楽しみです。

お問い合わせ

商工労働観光部ものづくり振興課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4842

monozukuri@pref.kyoto.lg.jp

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