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平成30年度第1回京都府明るい選挙推進協議会定例会の議事要旨

1開催日時

平成30年6月6日(水曜日)午後1時30分から午後3時まで

2場所

ホテルルビノ京都堀川「加茂の間」(京都市上京区東堀川通下長者町下る)

3出席者

【協議会委員】
大橋会長、鈴木副会長、内海委員、大嶋委員、川越委員、河村委員、神村委員、佐藤委員、四方委員、高田委員、田島委員、俣野委員、松下委員、南委員(他欠席14名)

京都府選挙管理委員会:田渕委員長代理

【事務局】
京都府明るい選挙推進協議会事務局(京都府選挙管理委員会事務局)

【傍聴者】なし

4議題

(1)平成30年度明るい選挙推進事業の実施計画について
(2)京都府知事選挙における臨時啓発活動の実績等について
(3)その他

5審議内容

議題(1)から(3)について、事務局が資料に沿って説明。

6主な意見(質疑)

(委員)
 2月の定例会において、北部や南部で新聞広告やラジオのスポット広告を実施したらどうかということがあったかと思う。実際に地方新聞において実施していたのでこのことも実績として報告すべき。
 ムービースポットも京都市ばかりでなく北部・南部地域の映画館で実施することが若者への啓発として有効ではないかと思うがどうか。

(事務局)
 ご指摘のとおり有効であると思うので検討してまいりたい。

(委員)
 舞鶴市明推協では、府政を見る会を毎年9月に実施しており参加者も非常に多い。また、広報関係は1週間前から地元の街頭啓発をがんばっている。出前講座については、未来の有権者啓発事業として中学校の協力を得て実施しているところ。
 明推協の会議に市の選管委員全員に来ていただき、視覚障がい者の投票に関することや、投票所への移動支援など様々な課題について検討している。
 知事選では、商業施設において7日間、期日前投票を実施したところ期日前投票率が伸びた。

(委員)
 京都市明推協でも同様の活動を実施しているところ。知事選挙において目立ったことは、初めて市内の商業施設(右京区)で2日間ではあるが期日前投票をさせていただいた。商業施設からも皆様が楽に投票していただける機会を提供できた。今後もこういった活動を続けてほしいという報告があった。

(委員)
 福知山市明推協の総会においても18歳・19歳の投票率が低い状況が話題となった。中学校における出前講座は大事であると思われるので今後舞鶴での取組みを参考に検討をすすめていきたい。
 期日前投票における立会人を若者から公募したところ何名かが立候補し好評であった。

(委員)
 木津川市明推協では、1月は白ばら研修会を実施している。3月の知事選挙の時には街頭啓発を明推協以外の関係各所の役員に集まっていただき実施した。
 今年の1月に出前講座を木津川市内の中学校で実施したところ。

(委員)
 久御山町明推協では、白ばら研修会や府政を見る会を宇治市明推協、城陽市明推協と合同で取り組んでいるところ。昨年度は白ばら研修会が実施できなかったので今年度は必ず実施したい。
 期日前投票は久御山町役場内でしかやっていなかったが、知事選の時に初めて別施設を借りて1日だけ実施したが好評であった。
 出前講座は久御山町内の学校などにおいて積極的に実施しているところ。

(委員)
 綾部市明推協では、選挙が続いたので選挙の啓発事業が主な活動であった。街頭啓発は市内の2か所のスーパーで実施したところ。綾部高校の生徒会の方々にもご協力いただいた。
 綾部市の若者の投票率も低い状況。住民票をおいたまま進学等で他市に出て行かれる学生等にどのように市長選挙や知事選挙を伝え、投票していただくかが現在の課題。

(委員)
 知事選の報道を指揮していた中で、若者への主権者教育の場面があまりないということが残念。
 年度替わりであって、春休みであって、新学期という時期でなかなか場をもつことが難しいのは確かであると思うが、大学の入学行事が行われているところでチラシを配ることは効果的。
 京都には大学が多いので多くの大学に協力いただき、実施できれば良い。
 すぐに選挙権が生じるわけではないが将来に向けて、府教委と連携して高校の新学期のオリエンテーションの時に10分でも15分でも時間をとってもらい啓発を行ってもらいたい。

(委員)
 投票に行っていただく啓発活動を行う場所は、学校の前や一般的なショッピングセンターの方が効果的であるように思う。
 若い世代の投票率を上げるには、選挙がどれだけ大事かということを親から子への家庭内も含め小学校の時期から教育していく必要があると思う。

(委員)
 亀岡市明推協でも、市の選管と一緒に小学校、中学校等において出前講座、模擬選挙等を実施しているところ。また、選挙ごとに市内4つのJRの駅前でチラシ配りを行っている。
 期日前投票所を亀岡市役所内の市民ホールにおいて14日間の長期に渡り実施したが、あまり効果が出ず、投票率は上がらなかった。まだまだ有権者の主権者としての自覚が足りないように思う。若者だけでなく大人も含め政治や選挙の重要性について学ぶ必要がある。

(委員)
 学生という立場で考えると、若者の投票率が上がらない理由は、自分の投票した意見が反映されない、政治や選挙を身近に感じていないことにあるように思う。
 今日のこの場のような会議に若者が参加したり、役所と若者が協力して事業を行うなどして距離を縮めることが政治に興味を持つ要因になるのではないかと思う。

(委員)
 誰に投票したらその後どうなるのか、立候補者の名前もわからないほど選挙や政治が身近ではないため、若者を無理やり選挙に連れて行っても誰に投票したら良いかわからない状況である。小さいころからの教育が大事。
 出前講座については、選挙が実施される地域に対してはピンポイントでそこに向けて厚めに出前授業をするようはたらきかけていくことが必要であると思う。
 高齢者の投票率も下がっている現状も踏まえ、高齢者が投票しやすい環境づくりについて考えていく必要もあると思う。

(委員)
 テレビ業界ではネットファーストが重要なキーワードである。自分の都合の良い時間にスマホを使って情報を得ることが習慣として定着している。若者の投票行動を誘発するためにはスマホやタブレットからの情報発信に軸足を移す必要があると思う。
 誰に投票したら良いかわからない、どこの誰か名前も顔も分からないというような状態を解消するには、ネットを使って候補者比較が容易にできるようにする必要がある。
 期日前投票については、今後より柔軟な対応、拡充が求められると思う。生活導線の様々な場所に期日前投票所を設置するなど、有権者の選択肢を大幅に増やさないと投票率は上がらないように思う。例えば京都市の場合、学生が全人口の1割を占めるので大学や地下鉄の駅に期日前投票所を設置すると良いと思う。

(委員)
 出前講座について、出前講座を受けた方の反応、質問状況、講師の感想を今後資料に盛り込んでいってほしい。

 以上

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