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平成23年度第1回京都府男女共同参画審議会の開催結果概要

 

1 開催日時


平成23年11月2日(水曜日) 15時から16時45分まで

2 場所


ルビノ京都堀川 松の間

3 出席者


【委員】
上杉孝實会長、伊藤公雄委員、伊庭節子委員、國領佐知子委員、迫きよみ委員、中畔都舎子委員、横山美夏委員、冷泉貴実子委員(計8名)

【事務局】
京都府
  金谷府民生活部長、長濵男女共同参画監、荒田男女共同参画課長、足立男女共同参画課参事、男女共同参画課職員

京都府男女共同参画センター
  浜野館長

4 議事

(1)「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)推進プラン」(中間案)について

 府民からの意見募集(パブリックコメント)を実施中の「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)推進プラン」の中間案について、意見交換を行った。
 同プランに関連して、京都ジョブパークマザースジョブカフェの取組状況及び京都ワーク・ライフ・バランスセンターの開設についても、意見交換を行った。

(主な意見)

  • 「ワーク・ライフ・バランス」等のカタカナ言葉はわかりにくい。ワーク・ライフ・バランスの認知が進んでいないのだから、誰もがすぐにわかる言葉を使うべき。
  • 「仕事と生活の調和」の方がなじみやすいが、「ワーク・ライフ・バランス」の方に慣れている人もおり、「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)」と表記するのがよい。
  • ライフの内容が抽象的で、具体的に書くべき。ライフの充実のため、地域で男女共同参画、多世代の共生を進めるための施策が重要。
  • 男女共同参画がワーク・ライフ・バランスの背景にあることが、わかるようにしておくべき。
  • 仕事と子育ての両立だけではなく、仕事と介護の両立も含めたのがよい。
  • 物品等の随意契約における優先調達など、公契約上の配慮を入れたことで、中小企業の取組が進むことが期待できる。
  • 「働き方・生き方の多様化は進んでいない」という記述は、人々が希望する働き方・生き方が多様化しているのに、多様な選択ができないことが課題であるという記述にした方がよい。
  • 「施策のスキーム」の「多様な働き方の普及」は、標題と内容が一致しておらず、合わせておくべき。
  • 就労中の人だけでなく、就労前の人の課題への対応も重要。
  • マザーズジョブカフェでは仕事と子育ての支援の縦割りをなくしたが、次は仕事と介護の両立支援が重要になる。
  • 企業向けのワーク・ライフ・バランスの広報では、企業にとってのメリットをもっと明確に示すべき。また、チラシ等は、最も伝えたい内容が明確にわかるように作るべき。
  • 男女共同参画施策で、男性の家庭や地域への参加促進のために、男性が集う事業があるとよい。
  • 配偶者のいる人だけでなく、増加している独身者に配慮した施策も必要。

(2)KYOのあけぼのプランの評価について

 「新KYOのあけぼのプラン」の数値目標の実績について、意見交換を行った。
 また、KYOのあけぼのプラン評価部会を設置することとし、伊藤委員、伊庭委員、國領委員、中村委員、向井中委員の5名が同部会の委員に指名された。

(主な意見)

  • 府の審議会等の女性委員割合は、目標をわずかに達成していないが、重要であるため引き続き取り組んでもらいたい。
  • 子宮がん・乳がん検診は、さらに受診率を向上させる必要があり、広報が重要。
  • 男女の給与差や、育休取得が収入減になることが、男性の育休取得が進まない理由の一つである。
  • 育児のために有給の年次休暇等を取る男性は増えており、その可視化が必要。「KYOのあけぼのプラン(第3次)」の数値目標に配偶者出産休暇等を加えたのは、その工夫の一つとして評価できる。
  • 育休の一部を有給にして、男性の育休取得が増えた企業もある。

(3)その他

 配偶者等からの暴力に関する取組状況と「第23回KYOのあけぼのフェスティバル2011」の開催について、事務局から報告した。
 委員からの意見はなし。

 

5 問合わせ先

府民生活部男女共同参画課 企画・推進担当
電話:075-414-4292

 

お問い合わせ

文化生活部男女共同参画課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4293

danjokyodo@pref.kyoto.lg.jp