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第17回木津川・桂川・宇治川圏域河川整備計画検討委員会

第17回木津川・桂川・宇治川圏域河川整備計画検討委員会の開催結果

開催日時

平成28年11月17日(木曜日)
現地調査 午後1時00分から2時00分まで、委員会 午後2時20分から4時00分まで

会議場所

宇治市東宇治地域福祉センター 2階 研修室

出席者

【委員】7名(2名欠席)
井上 和也(京都大学名誉教授)
上原 真人(京都大学大学院文学研究科名誉教授)
川島 茂人(京都大学大学院農学研究科教授) 
中村 久美(京都ノートルダム女子大学生活福祉文化学部教授)
羽倉 睦人(公募委員)
本郷 弥香(公募委員)
吉村 真由美(森林総合研究所主任研究員)
(敬称略、五十音順)

【一般傍聴】 1名(資料配付のみ)
【行政関係者】 19名
【報道関係】 3社(城南新報、洛南タイムス、建設タイムズ)

議事

  1. 堂の川(木幡池)
    河川整備計画の目標と実施内容(PDF:3,197KB)
  2. 安祥寺川・四宮川
    ・パブリックコメント等の結果(PDF:1,475KB)
    代替案と事業投資効果(PDF:163KB)
  3. 宇治川圏域河川整備計画(変更原案(堂の川(木幡池)及び変更案(安祥寺川・四宮川)(PDF:6,168KB)
    ※ 資料は共通です。

結果

  1. 堂の川(木幡池)
    ・宇治川圏域河川整備計画の変更原案については、了解された。
    ・今回の委員会の意見を反映した上で、パブリックコメントを実施する。
  2. 安祥寺川・四宮川
    ・宇治川圏域河川整備計画の変更案については、了解された。
    ・事業実施は妥当と認められる。

主な発言内容

  1. 堂の川(木幡池)
    【委員】
     新たな樋門が効果を発揮するよう、池全体の水の流れを良くする必要があるのではないか。
    【事務局】
     水を大島排水樋門へスムーズに導くため北池の導水路や池間水路の掘削を実施済。
    【委員】
     予備放流により事前に木幡池の水位を下げることも効果があるのではないか。
    【事務局】
     増設樋門による予備放流の効果は高いので、運用については国土交通省と協議したい。
    【委員】
    自然由来とはいえ、堆積土に含まれるヒ素が樋門増設により山科川に流出するが問題無いか。
    【事務局】
     水質調査で検出されておらず、直ちに問題にはならないと考えている。
    【委員】
     今回はコストも考慮してポンプの増設をせずに樋門増設だけにしたのか。
    【事務局】
     ポンプや樋門の組み合わせの中で最も効果的で効率的な対策案を検討した結果、現況のポンプ(毎秒6立方メートル)と樋門増設により30分の1確率の目標が達成できたため、今回はポンプを増設する必要はなかった。
  2. 安祥寺川・四宮川
    【委員】
     より多くの人に関心を持ってもらえるよう、地域の方との懇親会や現場見学会を活用するなど、今後はパブリックコメントの手法を工夫していただきたい。

お問い合わせ

建設交通部河川課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-432-6312

kasen@pref.kyoto.lg.jp