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山腹工

スペース山腹工は、崩壊した山の斜面の侵食や拡大崩壊を防ぎ、植生の回復による森林への復旧や崩壊を予防することが目的です。
スペース山腹工の工種は山腹基礎工、山腹緑化工、落石防止工に大きく分けられます。

山腹基礎工

スペース土砂移動を抑止し、拡大崩壊の原因である降雨や湧水を排除するため、凸凹地形の整地や土留工、水路工などの構造物を設置します。

山腹緑化工

スペース土砂の流出を抑止するため、筋工等で降雨や湧水を分散させるとともに植栽や種子散布等により早期緑化を図ります。

落石防止工

スペース落石被害を防ぐため、浮石や転石、亀裂の多い露岩の除去や固定を図るとともに落下する岩石を捕捉するための防護柵等を設置します。

 

スペース集中豪雨により発生した山崩れは、放置しておくと、次の豪雨等によって崩壊が拡大する危険性があります。

 

 

 

 

 

<山腹基礎工>
土留工…土砂移動を抑止
水路工…表面水を排除

<山腹緑化工>

筋工…表面水の分散
植生マット工…植生による被覆
植栽工…森林の早期回復

 

<山腹基礎工>
のり枠工
スペース格子状のコンクリート枠で斜面全体を抑えて安定を図り、早期緑化を促します。

 

<落石防止工>
落石防護柵
スペース落石のエネルギーを緩衝材で吸収し、落下を防ぎます。

お問い合わせ

農林水産部森の保全推進課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-5010

morinohozen@pref.kyoto.lg.jp