ここから本文です。
平成27年度大学生消防防災サークル支援事業「京都学生FAST」の取組について
１ 平成27年度の発足大学について
平成27年度は前年度発足した4大学（京都華頂大学・華頂短期大学、佛教大学、京都橘大学、同志社大学）に加え、新たに4大学（京都学園大学、京都文教大学、京都産業大学、立命館大学）の活動が始まりました。
（１）京都学園大学
京都学園大学FAST
京都学園大学FASTは、大学近辺の消防団の活動見学や防火パトロールへの参加、学内防災訓練への参加など、積極的に活動をしています。
（写真） 左：消防団との夜回り 右：防災キャンプでのスタッフ参加
（２）京都文教大学
京都文教大学イーサポ
京都文教大学イーサポは、もともと東日本大震災の復興支援を京都から行う目的で発足し、平成27年度、京都学生FASTへ参加し、地域防災に関する活動にも取り組み、東北ボランティアや学内訓練への積極的な参加などの活動をしています。
（写真） 左：学内防災訓練への参加 右：学園祭での出展
（３）京都産業大学
ボランティアサークルNONTS
ボランティアサークルNONTSは、もともとボランティアサークルであり、今まで地域防災には関わりがなかったが、平成27年度、京都学生FASTへ参加し、大学近辺の消防団との防火パトロールやサークル内での防災研修会の開催などの活動をしています。
（写真） 左：消防団の器具庫見学 右：サークル内での防災講習会
（４）立命館大学
立命館FAST
立命館FASTは、「大学と地域の架け橋に」を理念に発足し、大学近辺の消防団との防火パトロールや立命館FAST独自の防火・防犯パトロールを展開するなど、防災・防犯に関する活動をしています。
（写真） 左：大学周りでの防災パトロール 右：消防出初式への参加
２ 平成26年度の発足大学について
昨年度発足した4大学（京都華頂大学・華頂短期大学、佛教大学、京都橘大学、同志社大学）についての活動
を紹介いたします。
（１）京都華頂大学・華頂短期大学
ＫＦＧ（Ｋａｃｈｏ Ｆｉｒｅ Ｇｉｒｌｓ）
京都華頂大学・華頂短期大学のＦＡＳＴである「ＫＦＧ（Ｋａｃｈｏ Ｆｉｒｅ Ｇｉｒｌｓ）は、今年度、京都市市民防災センターでの防災体験や学園祭での防災啓発の寸劇・ダンス披露など、女子大生パワーを発揮した活動をしています。
（写真）学園祭での啓発
（２）佛教大学
佛教大学FAST
佛教大学FASTは、前年度に引き続き、大学近辺の消防団との防火パトロールや防災訓練への参加、近隣小学校の防災マップ作りへのスタッフ参加など、様々な活動を展開しています。
（写真）消防団との夜回り）
（３）京都橘大学
ふれあい防災サークルＦＡＳＴ
京都橘大学のFASTである「ふれあい防災サークルFAST」は、近隣幼稚園への防災啓発活動を中心に、京田辺市で開催された消防フェアで防災の寸劇を披露するなど、積極的に活動を展開しています。
（写真）幼稚園での啓発
（４）同志社大学
同志社FAST
同志社FASTは、様々な防災イベントで防災に関する寸劇を披露し、防災啓発活動を行うほか、防災視点で大学近辺をまち歩きし、危険箇所を再認識するなど、防災活動を展開しています。
（写真）防災イベントでの啓発
３ 京都学生FAST全体としての活動について
【京都学生FAST認定式】
平成26年度及び27年度に発足した8大学の消防防災サークルに対し、京都府から各大学の代表者へ認定証を交付しました。
【京都学生FAST防災ネットワーク会議】
京都学生FASTの取組は消防署、消防団、行政機関、NPO、大学など多くの関係機関と協力して進めています。今後も各大学サークルの活動をより充実させるとともに、継続的な活動をサポートするするため、大学サークルと関係機関との連携を強化する「京都学生FAST防災ネットワーク」を立ち上げました。
【平成27年度京都学生FAST合同活動報告会】
平成27年度の各大学の活動について、8大学が一同に集まり、各々の一年間の活動を報告しました。また、当日は関係機関の方々にもお越しいただき、御意見もいただきました。さらに、各大学FASTの横の連携の強化や学生主体で質の高い活動するため、「京都学生FAST運営委員会（案)」の発足について、学生から提案があるなど、非常に内容の濃い報告会でした。
【防災キャンプ2015in京都へのスタッフ参加】
府民の災害時などの対応力や意識を高めるためとともに、実践力を養うため、京都府教育委員会が平成24年度から実施する「防災キャンプ」に京都学生FASTが運営スタッフとして参加しました。参加者とともに段ボールで寝床を作ったり、各種プログラムから防災に関する様々なことを学んだりと、非常に充実した内容でした。
お問い合わせ